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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2005年03月

『FIRST MEETING』の3曲目は【INTERMEZZO/SO IN LOVE】(以下【インテルメッゾ/ソー・イン・ラヴ】)。  自由なフリー・インプロヴィぜーションの【インテルメッゾ】から,しっかりと形式通りなスタンダードの【ソー・イン・ラヴ】へ ...

『FIRST MEETING』の2曲目は【MISTERIOSO】(以下【ミステリオーソ】)。  あの「プーさん」が同じ空間にいるというのに,ここまで徹底してベースのゲイリー・ピーコックに委ねた【ミステリオーソ】の演奏に驚きまくり,今では肝心の音楽以上に何 ...

『FIRST MEETING』の1曲目は【TETHERED MOON】(以下【テザード・ムーン】)。  【テザード・ムーン】の冒頭から7分ぐらいまでの静かな静かな入りからは想像することのできない,中盤から後半にかけての「青白い盛り上がり」に,バンド名の冠 ...

 『トライングル』でキース・ジャレット・トリオに“肩を並べた”菊地雅章の「テザード・ムーン」が『FIRST MEETING』(以下『ファースト・ミーティング』)でキース・ジャレット・トリオを超えてしまっている。  超キース・ジャレット・フリークな管理人を ...

『STANDARD OF LANGUAGE』の9曲目は【STANDARD OF LANGUAGE Ⅰ Ⅱ Ⅲ】(以下【スタンダード・オブ・ランゲージ1・2・3】)。  【スタンダード・オブ・ランゲージ1・2・3】は,今のケニー・ギャレットが演奏したい曲と ...

『STANDARD OF LANGUAGE』の8曲目は【GENDAI】(以下【ゲンダイ】)。  軽快な王道ナンバーである【ゲンダイ】が大好きで,お茶目でPOPなメロディーと,例えば1分3秒から1分30秒のループ終わりに廻している,メンバー全員のスリリング ...

『STANDARD OF LANGUAGE』の7曲目は【JUST A SECOND TO CATCH MY BREATH】(以下【ひと息つかせて】)。  グイグイと研ぎ澄まされた音圧で押しまくる『スタンダード・オブ・ランゲージ』を「価値あるアルバム」へと ...

『STANDARD OF LANGUAGE』の3曲目は【XYZ】。  ライブ本編のラストを締めるために書いたから【XYZ】なのか? 狂おしいくらいの大熱狂ナンバー【XYZ】が,凄いを通り越して,とにかくめちゃめちゃカッコイイ!  16秒からの合図を受けて ...

『STANDARD OF LANGUAGE』の1曲目は【WHAT IS THIS CALLED LOVE?】(以下【ホワット・イズ・ディス・シング・コールド・ラヴ?】)。  オリジナルを中心に演奏するケニー・ギャレットにしては珍しいスタンダード曲。しかも ...

 管理人のアイドル=ケニー・ギャレットに本格的にハマッタのはケニー・ギャレットのソロというよりサイドメンの音源からだった。最初はマイルス・デイビスだったし,再燃したのはマーカス・ミラーとの共演絡みである。  あの美音にしてあの爆音にしてあのアウトである。 ...

『YANO SAORI』の11曲目は【IT COULD HAPPEN TO YOU】(以下【イト・クドゥ・ハプン・トゥー・ユー】)。  【イト・クドゥ・ハプン・トゥー・ユー】は,矢野沙織の“小粋な”名演として,いつまでも語り継がれるべき傑作である。  管 ...

『YANO SAORI』の10曲目は【IN A SENTIMENTAL MOOD】(以下【イン・ア・センティメンタル・ムード】)。  矢野沙織が,真正面からジャズの王道に取り組んだ【イン・ア・センティメンタル・ムード】での“貫禄”ある演奏が好きだ。  これ ...

『YANO SAORI』の9曲目は【HOYDEN】(以下【ハイデン】)。  【ハイデン】は,サルサのリズムに引っ張られたハード・バップである。  今泉正明のピアノと松島啓之のトランペットが,矢野沙織のアルト・サックスを奪い合う。  二股状態?の矢野沙織が, ...

『YANO SAORI』の8曲目は【MARMADUKE】(以下【マーマデューク】)。  【マーマデューク】には,矢野沙織の“若さ”が記録されている。  ハロルド・メイバーン・トリオのカウントと共に“高速”パーカー・ナンバーが疾駆し始めるのだが,この演奏は ...

『YANO SAORI』の7曲目は【BOHEMIA AFTER DARK】(以下【ボヘミア・アフター・ダーク】)。  有名バップ・ナンバー【ボヘミア・アフター・ダーク】に“熱演”を期待してしまうと“肩すかし”を喰らってしまう。勿論,熱演ではあるのだが,こ ...

 マーカス・ミラー,いかす! 2日目の今夜は“大将”マーカスの“天才ぶり”についてレポートいたします!  公演前の「BN」のキャッチ・コピーは「現代最高峰のスーパー・ベーシスト! 登場!」。正にそうだった!  全編でベースがリードを取って曲が始まる。ベース ...

 行ってきました! 3/14「FUKUOKA Blue Note」の『マーカス・ミラー』1st!  マーカス・ミラー,いかす! 期待通りのLIVEで高額なチケット代(10,000円)も元を取ったのでお安く感じました。えぇ。  今回の座席はステージ右,チョー奥の禁 ...

『YANO SAORI』の6曲目は【BLACK ORPHEUS】(以下【黒いオルフェ】)。  【黒いオルフェ】の名演は多いが,このトラックは他の誰とも似ていない,矢野沙織流。この“雰囲気たっぷり”の解釈が16歳の女子高生によるものと世間の誰が思おうか…。 ...

『YANO SAORI』の5曲目は【MY LITTLE SUEDE SHOES】(以下【マイ・リトル・スエード・シューズ】)。  【マイ・リトル・スエード・シューズ】の“ゆったり流れる時間”が実に楽しい。  矢野沙織&松島啓之の“強力ツートップ”のはずが, ...

『YANO SAORI』の4曲目は【HOW TO MAKE A PEARL】(以下【ハウ・トゥー・メイク・ア・パール】)。  【ハウ・トゥー・メイク・ア・パール】には,矢野沙織“らしさ”がギッシリと詰まっている。  この“らしさ”を言葉で伝えるのは難しいが ...

『YANO SAORI』の3曲目は【WHEN YOU’RE SMILING】(以下【ホエン・ユー・アー・スマイリング】)。  【ホエン・ユー・アー・スマイリング】の魅力は,ジャズが放つ「軽やかさ」にある!  矢野沙織の“伸びやかな”アルト・サックスと今泉正 ...

『YANO SAORI』の2曲目は【BLUE BOSSA】(以下【ブルー・ボッサ】)。  【ブルー・ボッサ】の徐々にヒート・アップしていく展開がクセになる。大方のジャズ・ファンは,スロースタートなのがウソのような終盤の盛り上がりに,確実に心奪われてしまう ...

『YANO SAORI』の1曲目は【CONFIRMATION】(以下【コンファメーション】)。  “矢野沙織”の【コンファメーション】には,ここで管理人が絶賛するまでもなく,やがて全てのジャズ・ファンから賛辞が贈られることになるであろう。  既に管理人の周 ...

 多くの人にとってジャズと言えば「ビ・バップ」であり「ハード・バップ」であろう。  チャーリー・パーカー,マイルス・デイビス,セロニアス・モンク,ソニー・ロリンズ,ジョン・コルトレーン…。  彼らジャズ・ジャイアントの代表作を挙げるとすれば,必然的に「ビ・ ...

 アドリブログは,セラビー(管理人)の“独断的”ジャズ/フュージョン批評!   ゆえに,アドリブログでレビューしたCD/DVDの評価と,世間一般の評価が必ずしも一致するとは限らない。管理人の意見が正しいこともあれば,その逆もあるだろう。 ←基本,多くの意見 ...

 管理人の仕事はフリーランス。とは言え仕事場は在宅ではなく請負先の職場へ平日だけでなく時には土日祝日も出勤して仕事している。ただし定時という概念はない。予定された仕事が全部さばけたら帰宅できる。何とも自由で美味しい生活。一部上場企業を退社してプライベート ...

 ジャズ/フュージョンの名演・名盤サイトは数あれど,その多くはアルバム全体を批評したものばかりである。  しかしジャズ/フュージョンの真髄であるアドリブ,インプロヴィゼーションの冴えは,アルバム全体の中にどのくらいあるのだろう…。  それはジャズメンからの ...

 ジャズ/フュージョンの名演・名盤サイトは数あれど,その多くはジャズ・ジャーナリズムを語ったものに思えてならない。  NO! ジャズは活字から入るべきものではなく素直に音から入るべき音楽である。そしてジャズ/フュージョンの真髄,それこそアドリブ,インプロヴ ...

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