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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2005年05月

『GROOVE GLOBE』の10曲目は【IN A SWEET TRAP】。  【IN A SWEET TRAP】は,50秒間のガッツン・イントロ! 残りは“無敵の”伊東バラードという2部構成。何とも不思議な雰囲気のトラックである。  イントロの雨音に被 ...

『GROOVE GLOBE』の9曲目は【MIRACLE CITY】。  【MIRACLE CITY】は,T−スクェア“お得意の”CITY系! フュージョン好きなら“泣いて歓ぶ”定番ソング! 上質で洗練されたメロディ+盛り上がりのサビ+最強リズムが「コレッ ...

『GROOVE GLOBE』の8曲目は【DON’T TELL ME A TRUTH】。  【DON’T TELL ME A TRUTH】は,要所要所でスタッカートが入ってくる,スパニッシュ・フレーバー。安藤まさひろのギターもフラメンコしている。  しかし, ...

『GROOVE GLOBE』の7曲目は【MOON】。  【MOON】は,アンプラグドの魅力をフューチャーした名演である。このロマンティックな曲想を生かし切るには,やはりアンプラグドなのであろう。  冒頭からメインテーマを奏でるユニゾンとソロのバランスが絶 ...

『GROOVE GLOBE』の6曲目は【CAPE VERDE】。  【CAPE VERDE】は,メイン・テーマの曲調にフルートの使用が相まって“ポップなライト・フュージュン”と言った趣。約20年前の初期「ザ・スクェア」のサウンドに接している気分になる。   ...

『GROOVE GLOBE』の5曲目は【PEACEMAKER】。  【PEACEMAKER】は,メロディアス! ただし以前の“カラフルさ”はない。「と・き・め・く」ほどの歓びまでは感じない。  “メロディメーカー・安藤まさひろ”も,少しマンネリ化してきたの ...

『GROOVE GLOBE』の4曲目は【JUNGLE FEVER】。  【JUNGLE FEVER】が放つ空気感は,どことなくRTF? ヘッド・ハンターズ? その昔,NHK−FM『クロスオーバー・イレブン』で流れていた,フュージョンのスーパー・グループの ...

『GROOVE GLOBE』の3曲目は【FUTURE MAZE】。  【FUTURE MAZE】からは,かなりの斬新さを感じる。例えばメイン・テーマの選択である。  16秒以降に繰り返されるテーマ①が後半の盛り上がりを支配している。40秒以降に出てくるテー ...

『GROOVE GLOBE』の2曲目は【I’M IN YOU】。  【I’M IN YOU】は,アコースティックなミディアム・バラード。  ギター,サックス,ピアノがバランス良くリードを取りあい,またサポートしあっている。T−スクェアというバンドとしての“ ...

『GROOVE GLOBE』の1曲目は【DREAM WEAVER】。  【DREAM WEAVER】からは,いわゆるスクェア“らしさ”を残しつつも,どことなく“大人になった”印象を受けてしまう。  一気にはじけることもなく“淡々と”“粛々と”しかし確実に盛 ...

 F1と聞くと読者の皆さんは何を連想するだろうか? 恐らく多くの人は「HONDA」であり「TOYOTA」であり,セナ,シューマッハ,佐藤琢磨かもしれない。  しかしフュージョン・ファンであるならば,間違いなく“T−スクェア&『TRUTH』”であろう。あのテ ...

 『チック・コリア・エレクトリック・バンド』2nd! 2日目の今夜は総評です。  今回,これ程エレクトリック・バンドにハマッタ一因に座席の良さがありました。「BN」に行ったことがある人ならピンとくるでしょうが…。  やった! 最前・ど真ん中のブロック。21 ...

 行ってきました! 5/18「FUKUOKA Blue Note」の『チック・コリア・エレクトリック・バンド』2nd!  もう「ありえねぇ〜」の大連発! 完全にノックアウトされて帰ってきました。いやぁ,正直,期待以上のLIVEで高額なチケット代もお安く感 ...

『SOLO MONK』の13曲目は【INTROSPECTION】(以下【イントロスペクション】)。  【イントロスペクション】は“伸るか反るか”の大勝負である。当然,セロニアス・モンクは伸っている! いいや,反っている? これは「ドリフのズッコケ」であろ ...

『SOLO MONK』の12曲目は【THESE FOOLISH THINGS(REMIND ME OF YOU)】(以下【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユー)】)。  【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユ ...

『SOLO MONK』の11曲目は【ASK ME NOW】(以下【アスク・ミー・ナウ】)。  【アスク・ミー・ナウ】こそが,セロニアス・モンクの目指す「ソロ・ピアノの完成形」ではなかろうか? 最近特にその思いが強くなってきた。  今にも大合唱が聞こえてきそ ...

『SOLO MONK』の10曲目は【I SHOULD CARE】(以下【アイ・シュッド・ケア】)。  【アイ・シュッド・ケア】には“ソロ・ピアニスト”セロニアス・モンクが詰まっている! キーワードは“響き”である。  遅咲きのジャズ・ジャイアント=セロニ ...

『SOLO MONK』の9曲目は【MONK’S POINT】(以下【モンクス・ポイント】)。  【モンクス・ポイント】は,演奏中のセロニアス・モンクの“絵”が浮かんできそうなトラック。独特のメロディを“唸り声付で”力強いピアノのタッチで時間差攻撃! 典型 ...

『SOLO MONK』の8曲目は【EVERYTHING HAPPENS TO ME】(以下【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】)。  【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】は『SOLO MONK』の売りである,明るさが“仇”と出た,唯一の例外。ここはセ ...

『SOLO MONK』の7曲目は【I HADN’T ANYONE TILL YOU】(以下【アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー】)。  初めて【アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー】を聴いた時の印象は「保育園の先生が伴奏するピアノ」。  セロニアス・ ...

『SOLO MONK』の6曲目は【I’M CONFESSIN’(THAT I LOVE YOU)】(以下【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】)。  ジャズ・スタンダードである【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】が,セロ ...

『SOLO MONK』の5曲目は【RUBY, MY DEAR】(以下【ルビー・マイ・ディア】)。  反論承知で大袈裟に言えば【ルビー・マイ・ディア】こそが,セロニアス・モンク“生涯の代表作”!  【ルビー・マイ・ディア】を聴いて,セロニアス・モンクの良さが ...

『SOLO MONK』の4曲目は【NORTH OF THE SUNSET】(以下【ノース・オブ・ザ・サンセット】)。  【ノース・オブ・ザ・サンセット】は,セロニアス・モンクの“音・遊び”である。  セロニアス・モンクは不遇の時代にピアノの響きを,来る日も ...

『SOLO MONK』の3曲目は【SWEET AND LOVELY】(以下【スウィート・アンド・ラヴリー】)。  【スウィート・アンド・ラヴリー】は,アップテンポ+メロディアス=明るいはずなのに,どことなく暗い。二重人格のように「裏と表」「陰と陽」が同時 ...

『SOLO MONK』の2曲目は【I SURRENDER, DEAR】(以下【アイ・サレンダー・ディア】)。  セロニアス・モンクの【アイ・サレンダー・ディア】にはソロ・ピアノによる2つの録音が残されている。一方は『BRILLIANT CORNERS』に ...

『SOLO MONK』の1曲目は【DINAH】(以下【ダイナ】)。  【ダイナ】でのセロニアス・モンクは“あか抜け”た印象。単純に「明るい」「ノー天気」というのとは訳が違う。  例の“モンクくささ”が“いい感じ”のあんばいなのである。  【ダイナ】と来れば ...

 正直,管理人はソロ・ピアノが好きではなかった。『SOLO MONK』(以下『ソロ・モンク』)と出会うまでは…。  ジャズの本質はインプロヴィゼーションにあり,曲の構成は決まっていても,その場その場で,その瞬間に“最善”と感じたフレーズが自由に飛び交いあ ...

 LIVEの楽しみの一つはステージング! 今回は矢野沙織のビジュアル面,パフォーマンス面について触れてみます。  まずビジュアル面。正直面食らった! でかい!(矢野さん,矢野沙織ファンの皆さん,気にされていたら誠にすみません)。  まだまだ幼い“沙織ちゃん ...

 行ってきました! 5/2「FUKUOKA Blue Note」の『矢野沙織「SAKURA STAMP」ツアー』1st!  矢野沙織,やるなぁ! 期待通りのLIVEで高額なチケット代もお安く感じました。えぇ。(といっても,管理人は6,300円→2,000円でした ...

 油井正一,児山紀芳,岩浪洋三などの芥川賞派。小川隆夫,中山康樹,寺島靖国などの直木賞派。無論,名前を挙げればきりがない。その他大勢のジャズ批評家たちが活躍している。  正直,管理人はこれら「ジャズ批評のスペシャリスト」の影響を受けて育った。良くも悪くも ...

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