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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2005年06月

『SILVER RAIN』の16曲目は【SILVER RAIN FEATURING JOEY KIBBLE OF TAKE 6】(以下【シルヴァー・レイン〔フィーチャリング・ジョーイ・キブル〕】)。  【シルヴァー・レイン〔フィーチャリング・ジョーイ・キ ...

『SILVER RAIN』の15曲目は【IT’LL COME BACK TO YOU】(以下【イットル・カム・バック・トゥ・ユー】)。  【イットル・カム・バック・トゥ・ユー】は,マーカス・ミラーの“歌もの”の中でも指折りの名曲である。この名トラックがヨ ...

『SILVER RAIN』の14曲目は【OUTRO DUCTION】(以下【アウトロ・ダクション】)。  【アウトロ・ダクション】は【イントロ・ダクション】を上回る,マーカス・ミラーからの“誘い水”!  『シルヴァー・レイン』の最後に,こんな“超絶チョッパ ...

『SILVER RAIN』の13曲目は【POWER OF SOUL】(以下【パワー・オブ・ソウル】)。  【パワー・オブ・ソウル】は,ジミ・ヘンドリックスの有名曲とのこと。恥ずかしながら管理人は,ジミ・ヘンドリックスの【パワー・オブ・ソウル】を聞いたこと ...

『SILVER RAIN』の12曲目は【SOPHISTICATED LADY】(以下【ソフィスティケイテッド・レディ】)。  【ソフィスティケイテッド・レディ】のハイライトは,1分15秒から1分49秒までと3分36秒4分9秒までの“フレットレス・ベース” ...

『SILVER RAIN』の11曲目は【GIRLS AND BOYS】(以下【ガールズ・アンド・ボーイズ】)。  「ボーイズ・アンド・ガールズ」ではなく【ガールズ・アンド・ボーイズ】なのがミソ! ガールズ=メイシー・グレイ・アンド・ボーイズ=マーカス・ミ ...

『SILVER RAIN』の10曲目は【MAKE UP MY MIND】(以下【メイク・アップ・マイ・マインド】)。  【メイク・アップ・マイ・マインド】は,マーカス・ミラー“お得意”のバス・クラリネット・バラード。バス・クラリネットの美しい“しゃがれ声 ...

『SILVER RAIN』の9曲目は【SILVER RAIN FEATURING ERIC CLAPTON】(以下【シルヴァー・レイン〔フィーチャリング・エリック・クラプトン〕】)。  【シルヴァー・レイン〔フィーチャリング・エリック・クラプトン〕】は, ...

『SILVER RAIN』の7曲目は【BOOGIE ON REGGAE WOMAN】(以下【レゲ・ウーマン】)。  【レゲ・ウーマン】は,スティーヴィー・ワンダー作=イントロのベース・ラインに“いたく感動した”マーカス・ミラーが「僕のベース・ギターでやり ...

『SILVER RAIN』の6曲目は【MOONLIGHT SONATA】(以下【ムーンライト・ソナタ】)。  【ムーンライト・ソナタ】は,説明不要なクラシックの大名曲。そう。ベートーベン作【月光】である。  しかしマーカス・ミラー“大アレンジ”の【月光】に ...

『SILVER RAIN』の5曲目は【FRANKENSTEIN】(以下【フランケンシュタイン】)。  【フランケンシュタイン】は,1972年の全米NO.1ヒット曲。ゆえにロック・テイスト・フレーバーなのに“ギンギンのロック”とは異なる“レトロなフュージョ ...

『SILVER RAIN』の4曲目は【BEHIND THE SMILE】(以下【ビハインド・ザ・スマイル】)。  【ビハインド・ザ・スマイル】は,マーカス・ミラー“お得意”のフレットレス・ベース・バラード!  このメロディ・ラインにはフレットレス・ベースが ...

『SILVER RAIN』の3曲目は【LA VILLETTE】(以下【ラ・ヴィレット】)。  【ラ・ヴィレット】は,ロマンティックなラブ・ソング! アコースティック・ギターの音色に誘われる“軽い”タッチの静かな展開であるが,実際は情感ほとばしる“重い”演 ...

『SILVER RAIN』の2曲目は【BRUCE LEE】(以下【ブルース・リー】)。  【ブルース・リー】のメイン・テーマを奏でるのは“当然”マーカス・ミラーのベースなのだが,全体の印象としては,3分50秒から4分37秒までのアルト・サックス・ソロがハ ...

『SILVER RAIN』の1曲目は【INTRO DUCTION】(以下【イントロ・ダクション】)。  【イントロ・ダクション】での,マーカス・ミラーのチョッパー・プレイはCD全体への“誘い水”。  “ベーシスト”マーカス・ミラーを初めて聴く人にとっては ...

 人付き合いにおいて“第一印象”が重要であるように,あるジャズメンの“第一印象”,つまり最初に聴いたアルバム,もっと言えば最初の一曲,これまた重要である。  勿論,長く付き合ってみれば“第一印象”の善し悪しなど吹き飛んでしまうものだが“食わず嫌い”なる言 ...

『PARKER’S MOOD』の8曲目は【BEAUTIFUL LOVE】(以下【ビューティフル・ラヴ】)。  渡辺貞夫の【ビューティフル・ラヴ】は,聴衆の手拍子にせきたてられたミディアム調での弾きまくりトラック! リラックスした雰囲気が産み落とす“センス ...

『PARKER’S MOOD』の7曲目は【BIRD OF PARADISE】(以下【バード・オブ・パラダイス】)。  【バード・オブ・パラダイス】は,渡辺貞夫の愛奏曲。“明るく軽快に”渡辺貞夫お気に入りのイケメンたちと,大好きなパーカー節を吹き上げる!   ...

『PARKER’S MOOD』の6曲目は【PARKER’S MOOD】(以下【パーカーズ・ムード】)。  【パーカーズ・ムード】は,密度の濃いスロー・ブルース。4ビートのピアノ・トリオが“グイグイ”来る!  チャーネット・モフェットは弾き過ぎだろう。ジェフ ...

『PARKER’S MOOD』の5曲目は【I THOUGHT ABOUT YOU】(以下【君のことばかり】)。  表面上はクールなバラードであるが,秘められた感情は激しく燃えている。  【君のことばかり】は,管理人にとっては【ジェフ・ワッツのことばかり】で ...

『PARKER’S MOOD』の4曲目は【BILLY’S BOUNCE】(以下【ビリーズ・バウンス】)。  【ビリーズ・バウンス】の聴き所はたくさんあるが,主役はチャーネット・モフェット! “ブイブイ”言わせる“地を這う”ベースが,観客のボルテージを,否 ...

『PARKER’S MOOD』の3曲目は【LAMENT】(以下【ラメント】)。  【ラメント】は,渡辺貞夫の快演が先か,バックの快演が先か,互いに一気に盛り上がる! ミディアムなのに“熱すぎる”名演である。あんなに哀しかったのに,こんなに豪快にぶつかり合 ...

『PARKER’S MOOD』の2曲目は【EVERYTHING HAPPENS TO ME】(以下【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】)。  【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】は,泣きたいくらいに“センチメンタル”。鈴木宗男じゃあるまいが,ものの3 ...

『PARKER’S MOOD』の1曲目は【STELLA BY STARLIGHT】(以下【星影のステラ】)。  【星影のステラ】の名演は多いが,キース・ジャレットとチック・コリアの代名詞的ナンバーなので,ピアノによる“静かな”プレイ向きという印象を持って ...

 “ナベサダ”こと渡辺貞夫はJ−ジャズの枠を越えた,世界のジャズ・ジャイアントの一人である。  …と,紹介しようとも,読者の皆さんに渡辺貞夫の“偉大さ”はストレートに伝わらないのではないか?  管理人がそうだった。渡辺貞夫と来れば草刈政雄と豪快に笑う「ブラ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の9曲目は【HARLEM BLUES(ACAPULCO VERSION)】(以下【ハーレム・ブルース(アカプルコ・ヴァージョン)】)。  【ハーレム・ブルース(アカプルコ・ヴァージョン)】は,1曲 ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の8曲目は【JAZZ THING】(以下【ジャズ・シング】)。  【ジャズ・シング】は,ラップ調?の英語詩メインのトラックなので,曲の真偽については定かではないが“バード”で始まり,サッチモ,ビ・ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の7曲目は【BENEATH THE UNDERDOG】(以下【ビニース・ザ・アンダードッグ】)。  【ビニース・ザ・アンダードッグ】のハイライトはブランフォード・マルサリスのソプラノ・ソロである。 ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の6曲目は【POP TOP 40】(以下【ポップ・トップ40】)。  【ポップ・トップ40】のメインとは,デンゼル・ワシントンのラップであるが,次々とバックから繰り出されるジャズの名フレーズ。  そ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の5曲目は【MO’ BETTER BLUES】(以下【モ’・ベター・ブルース】)。  朗々と,ゆったりと上質の時間が流れていく。【モ’・ベター・ブルース】の楽しみは,ジャズに“酔いしれる”楽しみそ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の4曲目は【AGAIN NEVER】(以下【アゲイン・ネバー】)。  『モ’・ベター・ブルース』のどのような場面で使われているのかは知らないのだが【アゲイン・ネバー】を聴いていると映画の1シーンを ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の3曲目は【KNOCKED OUT THE BOX】(以下【ノックト・アウト・ザ・ボックス】)。  【ノックト・アウト・ザ・ボックス】は,ブランフォード・マルサリスによる自作曲ではあるが,ブランフ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の2曲目は【SAY HEY】(以下【セイ・ヘイ】)。  【セイ・ヘイ】からは,冷静に計算されつつも熱い“現代ジャズのテイスト”が,それも“上質の味わい”がする。  ユニゾンによるテーマが“いい感じ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の1曲目は【HARLEM BLUES】(以下【ハーレム・ブルース】)。  【ハーレム・ブルース】は映画主題歌でもある美しいヴォーカル・ナンバー。【ハーレム・ブルース】はシングル・カットされ全米TO ...

 2005年6月,今旬な話題の一つに「若貴問題」「若貴騒動」がある。共に横綱として角界をリードしてきた兄弟の異変ぶりに,マスコミも大バッシングである。  ところで,ジャズ界の若貴兄弟と言えば,ブランフォードとウイントンのマルサリス兄弟だろう。著名な父に弟 ...

 《 ジャズにおいてピアノを究めた者はいまだかつて現れていない。  トランペットはマイルス・デイビスによって,アルト・サックスはチャーリー・パーカーによって,テナー・サックスはジョン・コルトレーンによって,それぞれ究められてしまった。  最大音域の自由と平 ...

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