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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2006年04月

『FINE SPECIAL DVD』の3曲目は【GRACE】(以下【グレース】)。  【グレース】での小林香織のテーマは「レディ」! 真剣な眼差し&愁いに沈んだ“大人な”表情。シックな寒色系映像が決まっている。  【グレース】の名場面についていろいろ書こ ...

『FINE SPECIAL DVD』の2曲目は【LOVELY BLOSSOM】(以下【ラヴリー・ブラッサム】)。  「演奏シーンなし」の完全なるアイドル映像は,ブラッサム繋がりで,小林香織主演=松田聖子の【チェリーブラッサム】と思って良い。  南の島での分 ...

『FINE SPECIAL DVD』の1曲目は【KIRA−KIRA】(以下【キラキラ】)。  【キラキラ】こそ,アイドル=小林香織の映像デビュー作! さぞ気合いの入ったPVだろうと期待したが,出来としては“いたって普通”。よくある「客なしライブ」の演奏シ ...

『FINE』の9曲目は【WHAT’S GOING ON】(以下【ホワッツ・ゴーイン・オン】。  小林香織の【ホワッツ・ゴーイン・オン】は「フィーチャリング・さかいゆう」で“バック・ボーカリスト”小林香織を楽しめる。  さかいゆうとの掛け合いや間奏でのアル ...

『FINE』の8曲目は【MOMENT OF LONELINESS】(以下【モーメント・オブ・ロンリネス】。  ジャズ/フュージョンに“恋する”小林香織が,憧れの日野皓正と初共演した【モーメント・オブ・ロンリネス】であるが,2人の相性はよろしくない。  これ ...

『FINE』の7曲目は【SLEEP ON IT】(以下【スリープ・オン・イット】。  土方隆行,カルロス菅野,笹路正徳が“精魂込めて創り上げた”ゴキゲンなイントロを,たったの一吹きで自分の物としてしまう,アルト・サックス・プレイヤー=小林香織。  【スリー ...

『FINE』の6曲目は【GRACE】(以下【グレース】)。  【グレース】は,小林香織の“ピュアな”感性が素直に溢れ出たバラード。  健全にフュージョン・サックスだけに打ち込む,巷のアイドル以上にアイドルらしい「清く正しく美しい」私生活が“ピュアな”アルト ...

『FINE』の5曲目は【DRIVING】(以下【ドライヴィング】)。  【ドライヴィング】は,ロング・トーンを多用した,小林香織の“歌うアルト・サックス”が聴き所。(55秒から1分3秒などで)一人オーヴァー・ダビング?を駆使し,見事に歌う&歌い上げる! ...

『FINE』の4曲目は【LOVELY BLOSSOM】(以下【ラヴリー・ブラッサム】)。  【ラヴリー・ブラッサム】は“爽やかな”ミディアム・チューン。小林香織には,この手の曲が実に良く合う。新境地開拓の趣きである。  冒頭のベースとアコギのアンサンブル ...

『FINE』の3曲目は【FREE】(以下【フリー】)。  【フリー】は“二刀流”小林香織の面目躍如。アルト・サックスをサイドで鳴らしフルート勝負のトラックである。  中学のブラバンでフルート担当だったという小林香織。年季の入ったフルートの音は,元気に“吹 ...

『FINE』の2曲目は【ENERGY】(以下【エナジー】)。  【エナジー】で感じる“ポップ感”は笹路正徳プロデュースの賜物=豪華なポップ・チューン!  【エナジー】の持つ,メジャー&キャッチーの連続は嫌いじゃないが,ここまでの“ポップス寄り”のアレンジは ...

『FINE』の1曲目は【KIRA−KIRA】(以下【キラキラ】)。  【キラキラ】は,初夏の日差し! 初夏のそよ風!  タイトルが『FINE』&【キラキラ】だから…,という安易な発想では断じてない。純粋にこの音,空気感に“おっ,来たな”と久々にニヤリとさせ ...

 音楽,歌手は“歌”そのものが良ければ,ルックス(ビジュアル)は関係ない。ましてジャズ/フュージョンは…。  巷でそんな声を耳にする。果たしてそうだろうか?  ここで某個人名に言及することは避けるが,管理人的には「もっとルックスが良かったら爆発的に売れただ ...

『SOPRANO SAX』の5曲目は【WILLOW WEEP FOR ME】(以下【柳よ泣いておくれ】)。  【柳よ泣いておくれ】の魅力は「熟練の味」! 安定した刺激を送り続けるピアノ・トリオの音の波を“スイスイ”かき分けながら,自分の泳ぎを披露するズー ...

『SOPRANO SAX』の4曲目は【BLOOS FOR LOUISE】(以下【ブルーズ・フォー・ルイーズ】)。  【ブルーズ・フォー・ルイーズ】は「ズート・シムズ・プレゼンツ,レイ・ブライアント&ジョージ・ムラーツ」である。  なんせ自分のオリジナルな ...

『SOPRANO SAX』の3曲目は【WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS( AND DREAM YOUR TROUBLES AWAY )】(以下【苦しみを夢に隠して】)。  【苦しみを夢に隠して】は,ノリノリのスインギー。タイトルの ...

『SOPRANO SAX』の2曲目は【MOONLIGHT IN VERMONT】(以下【ヴァーモントの月】)。  【ヴァーモントの月】でのズート・シムズは“そっと優しく”ソプラノ・サックスを奏でる。  テナー・サックスで時折聴かせてきた“ブロー”とは対極に ...

『SOPRANO SAX』の1曲目は【SOMEDAY SWEETHEART】(以下【サムディ・スウィートハート】)。  【サムディ・スウィートハート】こそ,ズート・シムズにソプラノ・サックスを持たせた真価の証明トラックである。  【サムディ・スウィートハ ...

 春。4月。別れと出会い+引越し+新入生や新社会人…。  連想ゲームはまだ続くが,管理人は“お上りさん”で溢れるこの時期の東京が大好きだった。管理人自身18歳で上京し,毎週毎週東京見物。エンジョイ東京ライフ!(正確には千葉県民でしたが)。ホームシックなどか ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の7曲目は【WALTZ FOR DEBBY】(以下【ワルツ・フォー・デビー】)。  まずは【ワルツ・フォー・デビー】に挑戦した木住野佳子に賛辞を送りたい。木住野佳子が背 ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の6曲目は【MANHATTAN DAYLIGHT】(以下【マンハッタン・デイライト】)。  【マンハッタン・デイライト】は,フュージョン史上屈指の“隠れ名曲”である。管 ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の5曲目は【SCARBOROUGH FAIR】(以下【スカボロ・フェア】)。  勝手知ったる,サイモン&ガーファンクルの【スカボロ・フェア】が,こんなにもジャズ・アレン ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の4曲目は【BEAUTIFUL LOVE】(以下【ビューティフル・ラヴ】)。  【ビューティフル・ラヴ】に漂う緊張感が,心底カッコイイ! この演奏をバトル形式と読むのは簡 ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の3曲目は【ONLY TRUST YOUR HEART】(以下【オンリー・トラスト・ユア・ハート】)。  【オンリー・トラスト・ユア・ハート】には,木住野佳子の“喜び” ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の2曲目は【THE ISLAND】(以下【ジ・アイランド】)。  イヴァン・リンスの代表作である【ジ・アイランド】は“垢抜け”したブラジル音楽! 土臭さを残しつつも贅肉? ...

『PORTRAIT − YOSHIKO KISHINO BEST SELECTION』の1曲目は【FAIRY TALE】(以下【フェアリー・テイル】)。  「おとぎ話」という意味の【フェアリー・テイル】によって「おとぎの国」=木住野ワールドへの扉が開かれ ...

 ジャズ・ピアノには2つの大きな系譜がある。それがパウエル派とエヴァンス派である。  このパウエル派とエヴァンス派の系譜は,時を越え海を越え形を変え,ここ日本の女性ジャズ・ピアニストたちの歴史にも連綿と受け継がれている。  「男勝りの力強いタッチ」が特徴の ...

『PUCCINI’S TURANDOT』の12曲目は【NESSUN DORMA】(以下【だれも寝てはならぬ】)。  これは言い訳ではなくて,管理人は本当に『PUCCINI’S TURANDOT』を100回は聴いている。しかもアルバム全編を1曲目から13曲 ...

 2006年2月吉日。トリノ冬季オリンピックが閉幕した。トリノ五輪のシンデレラと来れば“クール・ビューティー”荒川静香で決まりであろう。  荒川静香さん,金メダルおめでとうございます。採点に加点されない「イナバウアー」の演出が効きましたねっ。  ただし個人 ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

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