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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2006年07月

『GROOVY』の6曲目は【HEY NOW】(以下【ヘイ・ナウ】)。  【ヘイ・ナウ】での,レッド・ガーランドのピアノは最高に輝いている!  【ヘイ・ナウ】にはホーン奏者は不要である。ただただ,レッド・ガーランドのピアノに酔いしれるのみ。ガーランド「一世一 ...

『GROOVY』の5曲目は【WHAT CAN I SAY, DEAR?】(以下【ホワット・キャン・アイ・セイ・ディア】)。  【ホワット・キャン・アイ・セイ・ディア】での,小気味良さとスイング感が“ご機嫌”である。ついつい“指を鳴らして”リズム&カウント ...

『GROOVY』の4曲目は【WILLOW WEEP FOR ME】(以下【柳よ泣いておくれ】)。  【柳よ泣いておくれ】の判断が難しい。このトラックの“裏”題名は【柳よ】ではなく【ジャズ批評家よ泣いておくれ】である。  【柳よ泣いておくれ】は“ブルース・ ...

『GROOVY』の3曲目は【WILL YOU STILL BE MINE?】(以下【ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン?】)。  【ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン?】における,レッド・ガーランドの名演には舌を巻く。これぞ“パウエル派”を完全に消化 ...

『GROOVY』の2曲目は【GONE AGAIN】(以下【ゴーン・アゲイン】)。  【ゴーン・アゲイン】は,お涙頂戴の一歩手前=しっとり系のバラード。この雰囲気がハマル。何より3人の“歌心溢れる”アドリブが素晴らしい。  レッド・ガーランドのアドリブは, ...

『GROOVY』の1曲目は【C−JAM BLUES】(以下【C ジャム・ブルース】)。  イエーイ,イッツ,グルーヴィー! 【C ジャム・ブルース】が流れ出すと,思わずそう叫びたくなる。  必死で叫ぶのを我慢しようとも,勝手に身体が反応してしまう。この強烈 ...

 “ジャズ通”もマニアの域に差し掛かると,気分はすっかり「ジャズ批評家」である。いっぱしにダメ出しなんぞしたくなる。  しかし不用意なダメ出しにはご注意を! 特に初心者にありがちなのがジャズ雑誌の“丸かじり”! 一瞬で,ジャズをなんにも分かっていない“トウ ...

『NOBU CAINE』の6曲目は【NIGHT IN KOZA】。  【NIGHT IN KOZA】は,これぞ角松フュージョン,角松バンド復活の1曲。  イントロの数秒間で,すぐに角松バンドだと認識できる個性的なフュージョン・サウンドは『SEA IS A  ...

『NOBU CAINE』の5曲目は【JESSICA】。  【JESSICA】を聴いてノブ・ケインが一発で大好きになった。  ノブ・ケインを多国籍インストとか打楽器インストとしか考えない知人がいたら【JESSICA】一発でOK。  【JESSICA】こそがノ ...

『NOBU CAINE』の4曲目は【BAN−COCK】。  【BAN−COCK】は,バンコクのような,でも【BAN−】とどうしても呼びたかったんだろうな〜。  雨上がりのSEの後で始まるスコールのような構成で,ギターと打ち込みとキーボードによるユニゾンで ...

『NOBU CAINE』の3曲目は【SAVANNA MOON】。  【SAVANNA MOON】は,サヴァンナというよりはバンブー。  竹林を切り倒してできた空き地に矢倉を建てて開かれた町内会の「月見祭り」。  【SAVANNA MOON】みたいな,アジア ...

『NOBU CAINE』の2曲目は【YOU ARE A GREAT GIRL〜INTERLUDE 香港の朝市〜】。  【YOU ARE A GREAT GIRL〜INTERLUDE 香港の朝市〜】は,STUFFのカヴァーらしく,パーカッションとツイン・ド ...

『NOBU CAINE』の1曲目は【ASIAN WIND】。  【ASIAN WIND】は,斎藤ノブのパーカッションが肝! 東南アジアのエスニックな雰囲気でゾウさんの行進曲のようなイメージがある。  5分4秒からのリフレインしていくサビのユニゾンが少しず ...

 角松敏生は元来,フュージョンの人,である。  徳永英明やスガシカオがそうだったように,角松敏生もいつの日か制作されるフュージョン・アルバムを売る目的でまずは歌を歌ってきた人である。  そんな「角松“フュージョン”敏生」の“夢の実現”が,完全インストのギタ ...

『GETZ/GILBERTO FEATURING ANTONIO CARLOS JOBIM』4曲目は【DESAFINADO】(以下【デサフィナード】)。  アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲との誉れ高い【デサフィナード】は,やっぱり名曲である。  イン ...

『GETZ/GILBERTO FEATURING ANTONIO CARLOS JOBIM』の3曲目は【P’RA MACHUCAR MEU CORACAO】(以下【プラ・マシュカー・メウ・コラソン】)。  ジョアン・ジルベルトをして「ブラジル音楽史におけ ...

『GETZ/GILBERTO FEATURING ANTONIO CARLOS JOBIM』の2曲目は【DORALICE】(以下【ドラリセ】)。  『ゲッツ/ジルベルト』の中では人気薄の【ドラリセ】であるが,この地味さ加減がジャズ・ファンにはかえって大受 ...

『GETZ/GILBERTO FEATURING ANTONIO CARLOS JOBIM』の1曲目は【THE GIRL FROM IPANEMA】(以下【イパネマの娘】)。  「世界で最も多く演奏された楽曲」ランキング・第5位!(1位から4位まではビー ...

 アントニオ・カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトがボサノヴァの「生みの親」であるならばスタン・ゲッツは「育ての親」。  そして,この3人の奇才が奇跡の共演を果たした『GETZ/GILBERTO FEATURING ANTONIO CARLOS JOB ...

『WATERMELON DANDIES』の8曲目は【WATERMELON DANDIES】。  「くだもの気分で 生きてはいるけど ほんとは野菜育ちだぜ〜♪」。高橋ゲタ夫の歌う,この歌詞にドキッとさせられる読者の皆さんも多いのでは? かく言う管理人もその ...

『WATERMELON DANDIES』の7曲目は【MAMBO ISLAND】。  【MAMBO ISLAND】に,松岡直也グループが息長く継続できた秘訣が隠されている。そう。松岡直也の“リーダーシップ”である。  【MAMBO ISLAND】の聴き所は ...

『WATERMELON DANDIES』の6曲目は【ペリエにレモン】。  【ペリエにレモン】が“超ゴキゲン”である。菅野真吾のヴォーカルが“たまらなく”楽曲にマッチしている。バックの盛り上がりと連動するヴォーカルが(本人は気付いていないだろうが)カルロス ...

『WATERMELON DANDIES』の5曲目は【SUN DOWN】。  【SUN DOWN】とは,夏の日の夕暮れ? 松岡真由美作曲=おセンチ・ソングの決定版である。この和音&ハーモニーに感動してしまう。心が“ホッ”とする,例のアレである。  中村哲のテ ...

『WATERMELON DANDIES』の4曲目は【A MIDNIGHT LAMENT】。  【A MIDNIGHT LAMENT】は,松岡直也としては貴重なサックス入り! 中村哲の“ダークに引き締まった”テナー・サックスが全編でフューチャーされていてカ ...

『WATERMELON DANDIES』の3曲目は【TANGO RENGUE】。  【TANGO RENGUE】は,松岡直也プレゼンツ“ハッピー・ウェデイング”!  自分でも,なぜそう思うのか,不思議であるが「タータラッタララ タララララララ〜♪」のサビを ...

『WATERMELON DANDIES』の2曲目は【A FIRST FLIGHT】。  【A FIRST FLIGHT】は,和田アキラのエレキ・ギターを大プッシュした“ギター・フュージョン”であるのだが,不思議とどこからどう聴いても“松岡サウンド”へと仕 ...

『WATERMELON DANDIES』の1曲目は【ワクワク・ソンゴ!】。  【ワクワク・ソンゴ!】は,典型的な松岡サウンド! イントロから始まるパーカッションのアタックにドラムとキーボードのユニゾン・バッキング!  このわずか2秒の音だけで「あっ,松岡直 ...

 なんとなく,夏と言えば“ラテン・フュージョン”! “ラテン・フュージョン”と言えば“大御所”松岡直也である。やはりホットな夏にはラテンの“分厚いリズム”が恋しくなる。  基本的にラテン,サルサ系のリズムは大体どれもワン・パターン? リズムの微妙な違いは ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

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