目ざとい読者の皆さんなら既にお気付きのことと思いますが「アドリブログ」の顔?(デザイン)をちょっぴり変えてみました。今流行のプチ整形・パートⅡです。 きっかけはブログの価値を値踏みしてくれる 「HOW MUCH IS YOUR BLOG WORTH?」 ...
2006年09月
[DVDレヴュー] セロニアス・モンク / セロニアス・モンクの肖像
管理人は,好きなジャズメンを“徹底的に掘る”のが好きだ。読者の皆さんが,管理人と同じ“コレクター”であるならば,その醍醐味については説明不要であろう。 ただしこれがエスカレートしてくると,集める楽しさを通り越し「全部集めないと気が済まない」といった“脅 ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / CONFIRMATION
『NOW’S THE TIME』の12曲目は【CONFIRMATION】(以下【コンファメイション】)。 【コンファメイション】を聴き終えた後の“爽快感”が実に気持ちいい! ノリノリの“流ちょうな”アドリブはチャーリー・パーカーの真骨頂&専売特許! ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / CHI CHI (ALTERNATE TAKE2)
『NOW’S THE TIME』の9曲目は【CHI CHI(ALTERNATE TAKE)】(以下【チ・チ(別テイク2)】)。 【チ・チ(別テイク2)】は【チ・チ】と【チ・チ(別テイク)】での失敗箇所の録り直し。しかしこれが返り討ちにあおうとは…。 ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / CHI CHI (ALTERNATE TAKE)
『NOW’S THE TIME』の8曲目は【CHI CHI(ALTERNATE TAKE)】(以下【チ・チ(別テイク)】)。 【チ・チ(別テイク)】は【チ・チ】での失敗箇所の録り直し。しかしこれが返り討ちにあおうとは…。 テーマの提示に続く,チャーリ ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / CHI CHI
『NOW’S THE TIME』の7曲目は【CHI CHI】(以下【チ・チ】)。 【チ・チ】は,チャーリー・パーカーがマックス・ローチの家の食卓の上で即興で書いたトラックである。 この「端正な」ブルースを聴く限り,瞬間芸としてのアドリブも,きっちりとし ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / COSMIC RAYS (ALTERNATE TAKE)
『NOW’S THE TIME』の6曲目は【COSMIC RAYS(ALTERNATE TAKE)】(以下【コズミック・レイズ(別テイク)】)。 【コズミック・レイズ(別テイク)】も,本テイクとはガラリと雰囲気が変わっている。2度と同じ演奏はしない,チ ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / COSMIC RAYS
『NOW’S THE TIME』の5曲目は【COSMIC RAYS】(以下【コズミック・レイズ】)。 ミディアム・ブルースの【コズミック・レイズ】は,珍しくサイドメンにスポットが当てられている。 無論,聴き所はチャーリー・パーカーのアルト・ソロが一番で ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / KIM (ALTERNATE TAKE)
『NOW’S THE TIME』の4曲目は【KIM(ALTERNATE TAKE)】(以下【キム(別テイク)】)。 【キム】も【キム(別テイク)】も,演奏時間はピッタリ3分1秒! 同じ演奏時間であるにもかかわらず,演奏内容は明らかに異なっている。これぞ ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / KIM
『NOW’S THE TIME』の3曲目は【KIM】(以下【キム】)。 【キム】は【アイ・ガット・リズム】 のコード進行に基づいて作られたそうだ。そう言われてみれば確かにそんな気がしないでもないが,言われなければ一生気付かなかった? そう。【キム】は, ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / LAIRD BAIRD
『NOW’S THE TIME』の2曲目は【LAIRD BAIRD】(以下【レアード・ベアード】)。 【レアード・ベアード】は,韻を踏んだ曲名と同じく,韻を踏んだ演奏(語尾のキメ・フレーズの繰り返し)が素晴らしい。 【レアード・ベアード】には“例の”高 ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム / THE SONG IS YOU
『NOW’S THE TIME』の1曲目は【THE SONG IS YOU】(以下【ザ・ソング・イズ・ユー】)。 【ザ・ソング・イズ・ユー】は,あれよあれよという間に,人混みをかき分けて,一人遠くでニヤリと振り返る…。 そんな?“身のこなしの軽い”チャ ...
[CDレヴュー] チャーリー・パーカー / ナウズ・ザ・タイム
「弟子から師に入る」。このような“ことわざ”などないのだが,管理人にとってチャーリー・パーカーは「そう呼ばざるを得ない」存在である。 渡辺貞夫を通してパーカー・フレーズに接していたので“本物のパーカー節”を初めて耳にした時,正直「なんだ,ナベサダじゃ ...
[CDレヴュー] akiko / リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ / FLAT FOOT FLOOGIE
『LITTLE MISS JAZZ & JIVE』の3曲目は【FLAT FOOT FLOOGIE】(以下【フラット・フット・フルージー】)。 【フラット・フット・フルージー】に唸ってしまった。これが小西康陽の“JIVE”である。正にオールディズ・ナッバ ...
[CDレヴュー] akiko / リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ / AROUND THE WORLD
『LITTLE MISS JAZZ & JIVE』の2曲目は【AROUND THE WORLD】(以下【アラウンド・ザ・ワールド】)。 【アラウンド・ザ・ワールド】は“キンコンカンコン”! ジャズとロックンロールの合体形であるダンス・ミュージック=“ジ ...
[CDレヴュー] akiko / リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ / IT DON'T MEAN A THING (IF IT AIN'T GOT THAT SWING)
『LITTLE MISS JAZZ & JIVE』の1曲目は【IT DON’T MEAN A THING (IF IT AIN’T GOT THAT SWING)】(以下【スウィングしなけりゃ意味ないね】)。 「ONE−TWO,ONE−TWO,TEST ...
[CDレヴュー] akiko / リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ
ジャズ・ヴォーカルも聞くには聞くが“専門外”の管理人。ハマッタ人数は一桁である。 そのハマッタヴォーカリストにしても第一印象で「伸るか反るか」! ジャズ・ヴォーカルはヴォーカリストの個性によって好き嫌いが如実に出る。 そんな中,管理人には珍しく,第一 ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / THAW
『TONIC』の7曲目は【THAW】(以下【ソー】)。 【ソー】は,初めは特に気に留めることもなかったのだが,最近俄然気になるマイ・ブーム曲の筆頭である。インプロヴィゼーションのまま最後まで突進し続ける(しかしどこか冷静な)演奏に,キース・ジャレットの ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / BUSTER RIDES AGAIN
『TONIC』の6曲目は【BUSTER RIDES AGAIN】(以下【バスター・ライズ・アゲイン】)。 【バスター・ライズ・アゲイン】とはバド・パウエルの愛奏曲。ジョン・メデスキが最初に買ったブルーノートのレコードは,バド・パウエルの『ジ・アメイジン ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / RISE UP
『TONIC』の5曲目は【RISE UP】(以下【ライズ・アップ】)。 【ライズ・アップ】こそが“アコースティック”ピアノ・トリオ=「メデスキ,マーチン&ウッド」の本領発揮! 【ライズ・アップ】とは“正統派”のブルース“正統派”のニューオーリンズ・ジャ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / YOUR LADY
『TONIC』の4曲目は【YOUR LADY】(以下【ユア・レディ】)。 【ユア・レディ】は「メデスキ,マーチン&ウッド」から捧げられたジョン・コルトレーンへのレクイエム! 「メデスキ,マーチン&ウッド」にしては“珍しく”素直なカバーである。ジョン・コ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / SEVEN DEADLIES
『TONIC』の3曲目は【SEVEN DEADLIES】(以下【セヴン・デッドリーズ】)。 【セヴン・デッドリーズ】こそが「メデスキ,マーチン&ウッド」が考える“ジャズの前衛”である! 実体はピアノ・トリオによる“プログレ”なのであるが,曲の展開がもろ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / AFRIQUE
『TONIC』の2曲目は【AFRIQUE】(以下【アフリーク】)。 【アフリーク】に対しては,様々な特別な思いが入り混じってしまって,時に涙なしでは聴けない夜も…。 そんな私情はおいといて,純粋&冷静に【アフリーク】をレビューするのも至難の業! 例え ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / INVOCATION
『TONIC』の1曲目は【INVOCATION】(以下【インヴォケイション】)。 【インヴォケイション】は,90%アドリブの難曲である。残念ながら,耳が“置いて行かれる”実感がある。これは凄い! オープニングの1分間は,静寂に包まれた民族音楽的アプロ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック
「メデスキ,マーチン&ウッド」と聞いて,眉をひそめるジャズ・ファンは多い。その大半は,4ビート以外はジャズとは認めない,と言う頑固で可哀想な人たちである。 勿論,どんな音楽どんなジャズを聴こうとも,それはその人の自由である。好みの問題なので「メデスキ ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-10
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...