『RITES OF SUMME』の4曲目は【SHANGHAI GUMBO】(以下【上海ガンボー】)。 【上海ガンボー】は“HAPPYで爽やかな”フュージョン・ナンバー。 マーチング・ドラムにベースが絡みつき,そのままデイヴ・サミュエルズのヴァイブとトム ...
2007年03月
[CDレヴュー] スパイロ・ジャイラ / ライツ・オブ・サマー / LIMELIGHT
『RITES OF SUMME』の3曲目は【LIMELIGHT】(以下【ライムライト】)。 【ライムライト】の,アップテンポのリズムの上を流れるゆったりとしたメロディーが心地良い。アルト・サックス,キーボード,ギター,ヴァイヴが,ソロにバッキングにユニ ...
[CDレヴュー] スパイロ・ジャイラ / ライツ・オブ・サマー / DADDY'S GOT A NEW GIRL NOW
『RITES OF SUMME』の2曲目は【DADDY’S GOT A NEW GIRL NOW】(以下【ニュー・ガール】)。 【ニュー・ガール】は,ロベン・フォードばりの“ギター・フュージョン”! このスピード&疾走感がたまらない。 実は『RITES ...
[CDレヴュー] スパイロ・ジャイラ / ライツ・オブ・サマー / CLAIRE'S DREAM
『RITES OF SUMME』の1曲目は【CLAIRE’S DREAM】(以下【クレアの夢】)。 【クレアの夢】とは,ザ・メロー! とろけるように甘いマシュマロ・ソング! タイトル=【夢】の意味が伝わってくる。 【クレアの夢】は“秀逸”であるが,曲 ...
[CDレヴュー] スパイロ・ジャイラ / ライツ・オブ・サマー
昔のこと,すでに時効を迎えているから書く。恥ずかしながら無知な管理人は,長年,スパイロ・ジャイラのことを“南米のラテン・フュージョン・バンド”だと思っていた。 スパイロ・ジャイラの“ラテン・フレイバー”は本物以上に本物していたので,南米以外の可能性など ...
[CDレヴュー] 松居 慶子 / ディープ・ブルー / DEEP BLUE(PIANO SOLO)
『DEEP BLUE』の12曲目は【DEEP BLUE】(以下【ディープ・ブルー】)。 【ディープ・ブルー】のソロ・ピアノ・ヴァージョンで,メロディー・ラインがくっくりと浮かび上がるのが,個人的には思索的で深みに落ちる感じで落ち着かない。どういうこと? ...
[CDレヴュー] 松居 慶子 / ディープ・ブルー / MEDITERRANEAN EYES
『DEEP BLUE』の5曲目は【MEDITERRANEAN EYES】(以下【メディテラニアン・アイズ】)。 【メディテラニアン・アイズ】の何ともハッピーなメロディー・ラインにやられてしまう。 前4曲で続いた『DEEP BLUE』の寒色系の音世界から ...
[CDレヴュー] 松居 慶子 / ディープ・ブルー / TREES
『DEEP BLUE』の4曲目は【TREES】(以下【トゥリーズ】)。 【トゥリーズ】は,癒し全開! 深い眠りに誘い込むとみせかけて,これが絶対に寝させてはくれない。集中力が高まっていくような名曲である。素晴らしい。 Aメロが淡々と笑いながらスローで流 ...
[CDレヴュー] 松居 慶子 / ディープ・ブルー / ACROSS THE SUN
『DEEP BLUE』の3曲目は【ACROSS THE SUN】(以下【アクロス・ザ・サン】)。 【ACROSS THE SUN】は,小走りにスイングしながら進行し,キャッチーなメロディーが後から遅れて耳に届いてくる感じ。 軽いリズム感があるのに,森林 ...
[CDレヴュー] 松居 慶子 / ディープ・ブルー / DEEP BLUE
『DEEP BLUE』の1曲目は【DEEP BLUE】(以下【ディープ・ブルー】)。 『DEEP BLUE』批評の中で『DEEP BLUE』とは映画音楽寄りだと書いたが【ディープ・ブルー】が正にそのまんま。 パッと,音と同時に映像が浮かんでくる感じ。 ...
[CDレヴュー] 松居 慶子 / ディープ・ブルー
「東のボブ・ジェームス」「西のデイヴ・グルーシン」。これはフュージョン界におけるキーボード・プレイヤーの両雄を指す至言である。 そして,ここに「日本のボブ・ジェームス」「日本のデイヴ・グルーシン」と呼ばれる一人の女性ジャズメンがいる。松居慶子である。 ...
20070315 渡辺貞夫グループ LIVE NO.2
『Gate’s 7・オープニング・プレミアム・ライブ・渡辺貞夫グループ2007』! 今回のステージは休憩をはさんで,たっぷり2時間の長丁場。「随の随まで」堪能してまいりました。 さて,入場時のハプニング?にもめげず,肝心の座席は左ブロックの3列目の右 ...
20070315 渡辺貞夫グループ LIVE NO.1
行ってきました! 3/15「Gate’s 7」での『渡辺貞夫グループ2007』! やっぱりナベサダは,超一流のジャズメンにして超一流のエンターテイナー! “至福の一時”を楽しんでまいりました。 さて,LIVE当日は「ゲイツ・セブン」のオープン日! 「 ...
[CDレヴュー] J.R. モンテローズ / J.R. MONTEROSE / THE THIRD
『J.R.MONTEROSE』の2曲目は【THE THIRD】(以下【ザ・サード】)。 ファンキー・ナンバーの【ザ・サード】なのだから,ホレス・シルヴァーの面目躍如かと思いきや,ピアノ・ソロは控え目な美メロ・ラインを軽く弾いては,バッキングに精を出して ...
[CDレヴュー] J.R. モンテローズ / J.R. MONTEROSE / WEE-JAY
『J.R.MONTEROSE』の1曲目は【WEE−JAY】(以下【ウィー・ジェイ】)。 【ウィー・ジェイ】は,テーマを2コーラス吹いた後の,49秒から始まるJ.R.モンテローズの連続スタッカートで「お,お,おっ」と姿勢を崩されてしまう。 相撲と同じく, ...
[CDレヴュー] J.R. モンテローズ / J.R. MONTEROSE
ケニー・ドーハムの『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』やチャールス・ミンガスの『直立猿人』での大爆発が印象的なのか,ジャズ・ファンからするとJ.R.モンテローズの名前は業界では結構知られているような感触を持っている。 しかし個性派の宿命であろうが, ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / RISA
『DOUBLE FACE』の7曲目は【RISA】。 青木智仁が愛娘のリサさんへ捧げた【RISA】は,チャーミングで温かなメロディー・ラインが印象的で,個人的には「青木智仁の映画音楽」とでも呼べるような,素朴でアンニュイな雰囲気に包まれた名曲中の名曲であ ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / AMBOSELI
『DOUBLE FACE』の6曲目は【AMBOSELI】。 【TRIBORO BRIDGE〜MEMORIES OF M.K.】のSEがイントロで再び流れてくる【AMBOSELI】だが,今度は4ビートに転調して日野皓正の大登場! 右チャンネルにジャズ・ ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / LINDA
『DOUBLE FACE』の5曲目は【LINDA】。 J&Bとノブ・ケインが合体した【LINDA】がもう最高である。 これぞ【SEA LINE】と肩を並べる「角松“フュージョン”敏生」の大名演である。 J&Bからギターの浅野祥之と梶原順,ノブ・ケイン ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / DON'T EVER HURT ME
『DOUBLE FACE』の4曲目は【DON’T EVER HURT ME】。 誰かのカヴァー曲だったとしても驚く,フュージョン・アルバムには“場違いな”ムード歌謡のヴォーカル・ナンバー【DON’T EVER HURT ME】が青木智仁の作曲と知って2 ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / MR.J.F.P
『DOUBLE FACE』の2曲目は【MR.J.F.P】。 ジャコ・パストリアスに捧げられた【MR.J.F.P】は,ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンドへのトリビュート。 青木智仁得意のスラップではなくフレットレス・ベースをオーヴァー・ダビングして和 ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / TRIBORO BRIDGE~MEMORIES OF M.K.
『DOUBLE FACE』の1曲目は【TRIBORO BRIDGE〜MEMORIES OF M.K.】。 【TRIBORO BRIDGE〜MEMORIES OF M.K.】は「カドマツ組」の青木智仁の面目躍如。角松フュージョンに欠かすことのできない青木 ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス
日本が誇る「ワールド・クラス」な2人のベーシスト。桜井哲夫と来れば“チョッパー”なのだが青木智仁と来れば“スラップ”である。同じようで絶対に同じではない。このニュアンスの違いが読者の皆さんに伝わるだろうか? ベーシスト=青木智仁の演奏が独特である。日 ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-16
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...