『THE COMPOSER OF DESAFINADO, PLAYS』の3曲目は【AGUA DE BEBER】(以下【おいしい水】)。 【おいしい水】は,正真正銘「ボッサのリズム」が命である。このドラミングとリズム・ギターの演出があって,アントニオ・カ ...
2007年08月
[CDレヴュー] アントニオ・カルロス・ジョビン / イパネマの娘 / AMOR EM PAZ
『THE COMPOSER OF DESAFINADO, PLAYS』の2曲目は【AMOR EM PAZ】(以下【平和な愛】)。 【平和な愛】は,ボサノヴァと呼ぶより“映画音楽”であろう。まずオーケストラ・アレンジ“ありき”であり,アントニオ・カルロス ...
[CDレヴュー] アントニオ・カルロス・ジョビン / イパネマの娘 / THE GIRL FROM IPANEMA
『THE COMPOSER OF DESAFINADO, PLAYS』の1曲目は【THE GIRL FROM IPANEMA】(以下【イパネマの娘】)。 念のため断わっておくが『THE COMPOSER OF DESAFINADO, PLAYS』は,ア ...
[CDレヴュー] アントニオ・カルロス・ジョビン / イパネマの娘
管理人の考える最高の音楽とは,最高のプロデュサーが最高の作詞家+最高の作曲家+最高の編曲家+最高のプレイヤーを一同に集め,意思の疎通を図りながら造られたものだと思っている。 そう。各分野の頂点を極める人々が,自分の能力を最大限同じベクトル上に発揮した ...
[CDレヴュー] THE HEAVY CATS / JAM JAM / CALIFORNIA DREAMIN'
『JAM JAM』の5曲目は【CALIFORNIA DREAMIN’】。 名曲【CALIFORNIA DREAMIN’】のカヴァーであるが,ジャズでもファンクでもなく,しっとりとしたポップスでの聞かせる1曲。 KANKAWAのピアニカがスティービー・ ...
[CDレヴュー] THE HEAVY CATS / JAM JAM / CAT STREET
『JAM JAM』の4曲目は【CAT STREET】。 【CAT STREET】の聴き所は,ハイラム・ブロックの超絶ギターに仕掛ける日野賢二の超絶スラップ・ベースである。 いやいや,今となっては普通のスラップなのだろうが,初めて日野賢二のスラップを聴 ...
[CDレヴュー] THE HEAVY CATS / JAM JAM / WHITER SHADE OF PALE
『JAM JAM』の3曲目は【WHITER SHADE OF PALE】。 『JAM JAM』を通して聴いていると,KANKAWAが【WHITER SHADE OF PALE】をやりたいがためのハイラム・ブロックであり,それゆえの「THE HEAVY ...
[CDレヴュー] THE HEAVY CATS / JAM JAM / ORGANIC SWAMP
『JAM JAM』の2曲目は【ORGANIC SWAMP】。 ハイラム・ブロックのギター・ソロとKANKAWAのオルガン・ソロが炸裂する【ORGANIC SWAMP】であるが,バックのリズム隊が素晴らしいサポートを聴かせてくれて「大御所VS若手リズム隊 ...
[CDレヴュー] THE HEAVY CATS / JAM JAM / JAN JAN
『JAM JAM』の1曲目は【JAN JAN】。 ファンク・グルーヴの【JAN JAN】。「THE HEAVY CATS」と来れば個人的には【JAN JAN】である。 ハイラム・ブロックのギターのCOOLなカッティングに,日野賢二のベースとFUYUの ...
[CDレヴュー] THE HEAVY CATS / JAM JAM
当時は現FM熊本がFM中九州と名乗っていた時代の無料の招待ライブ=管理人が熊本で見た一番のライブ。 それが「THE HEAVY CATS」だった。 「THE HEAVY CATS」のメンバーが凄い。ギターのハイラム・ブロックとオルガンのKANKAWA ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / PARANOID ANDROID
『LIVE IN TOKYO DISC TWO』の6曲目は【PARANOID ANDROID】(以下【パラノイド・アンドロイド】)。 レディオヘッドのロックな曲が19分29秒もの長尺の演奏になるなんて…。 ブラッド・メルドーにとって【パラノイド・アンド ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / MONK'S DREAM
『LIVE IN TOKYO DISC TWO』の5曲目は【MONK’S DREAM】(以下【モンクス・ドリーム】)。 “エヴァンス派”のブラッド・メルドーが弾くセロニアス・モンクに,ブラッド・メルドーの“超絶”を感じる。 セロニアス・モンクの“らし ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / ALFIE
『LIVE IN TOKYO DISC TWO』の4曲目は【ALFIE】(以下【アルフィー】)。 管理人が本気で大好きな【アルフィー】とは,美メロを崩さずに旋律通りに弾くピアノ・ソロである。 この簡単な願いを,ジャズ・ジャイアントが叶えてくれることはほ ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / FROM THIS MOMENT ON
『LIVE IN TOKYO DISC TWO』の3曲目は【FROM THIS MOMENT ON】(以下【フロム・ディス・モーメント・オン】)。 コール・ポーターの【フロム・ディス・モーメント・オン】の魅力に“ドップリと浸かった”ブラッド・メルドーの ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / C TUNE
『LIVE IN TOKYO DISC TWO』の1曲目は【C TUNE】(以下【Cチューン】)。 【Cチューン】は,現代音楽風な曲想で全く盛り上がる部分のない,ただ音と音の交差を試すトラックである。 …と書くと厳しい演奏をイメージするかもしれないが全 ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / THINGS BEHIND THE SUN
『LIVE IN TOKYO DISC ONE』の7曲目は【THINGS BEHIND THE SUN】(以下【シングス・ビハインド・ザ・サン】)。 ブラッド・メルドーは,ニック・ドレイクという人の楽曲をカヴァーする人としても有名で『LIVE IN T ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / SOMEONE TO WATCH OVER ME
『LIVE IN TOKYO DISC ONE』の6曲目は【SOMEONE TO WATCH OVER ME】(以下【サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(優しき伴侶を)】)。 【サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(優しき伴侶を)】のイン ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / INTRO II
『LIVE IN TOKYO DISC ONE』の5曲目は【INTRO Ⅱ】(以下【イントロ Ⅱ】)。 【イントロ】は【恋人と別れる50の方法】へと繋がるインプロヴィゼーションであり【イントロ Ⅱ】は【サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(優しき ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / 50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER
『LIVE IN TOKYO DISC ONE』の2曲目は【50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER】(以下【恋人と別れる50の方法】)。 【恋人と別れる50の方法】は次作『DAY IS DONE』に収録されて“跳ねる”のだが,様々なアプ ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO / INTRO
『LIVE IN TOKYO DISC ONE』の1曲目は【INTRO】(以下【イントロ】)。 【イントロ】は【恋人と別れる50の方法】へと繋がるインプロヴィゼーションであり【イントロ Ⅱ】は【サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(優しき伴侶を) ...
[CDレヴュー] ブラッド・メルドー / LIVE IN TOKYO
“超・天才”ブラッド・メルドーのピアノ・ソロ・コンサート。しかもTOKYOでのLIVE2枚組と来た。 喰いついた! これで喰いつかずにいられるかっつーの! 『LIVE IN TOKYO』は“貫録の”ソロ・ピアノの名盤である。 ビル・エヴァンスっぽい ...
[CDレヴュー] ヒューマン・ソウル / ラブ・ベルズ / LUV BELLS
『LOVE BELLS』の3曲目は【LUV BELLS】。 「ヒューマン・ソウル」を代表するブラック・コンテンポラリー・ナンバーである【LUV BELLS】。 リードするツイン・ヴォーカルとバックグラウンド・ヴォーカルを務めるWATERSとのハーモニー ...
[CDレヴュー] ヒューマン・ソウル / ラブ・ベルズ / JEALOUS GUY
『LOVE BELLS』の2曲目は【JEALOUS GUY】。 【JEALOUS GUY】の聴き所は,ハスキーでヘヴィーな低音担当のJAYE公山と軽やかなファルセット使いな高音担当のシルキー藤野によるツイン・ヴォーカルの“絡み”。 清水興がただでさえ ...
[CDレヴュー] ヒューマン・ソウル / ラブ・ベルズ
「ナニワ・エキスプレス」の解散後,ベーシストの清水興とドラマーの東原力哉は行動を共にする。 解散後すぐに「ナニワ・エキスプレス」の後継バンド→「ソウル・エキスプレス」を結成する。歌ものバンドである。 この流れ,誰かと似ていない? 管理人にはカシオペア ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-21
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...