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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2007年09月

 『渡辺貞夫サイン入り≪ハママツ・ジャズ・ウィーク≫特製Tシャツ』が当たりました! 「スイングジャーナル/2007年8月号」の読者プレゼントです。  「スイングジャーナル」誌は別冊以外ほとんど買って読むことはありません。大体が毎月定期購読されている,ジャズ ...

『TROMPETA TOCCATA』の3曲目は【MAMACITA】(以下【ママシータ】)。  【ママシータ】は,ボッサ・ロック調の軽快なブルース。同じブルースでも,ケニー・ドーハム作曲の“ブルージー”な【ブルー・ボッサ】と同じく,後半での盛り上がりが聴き ...

『TROMPETA TOCCATA』の2曲目は【NIGHT WATCH】(以下【ナイト・ウォッチ】)。  イントロからのテーマが印象的な【ナイト・ウォッチ】は,ファンキー&ブルース! ジャズメンの夜は深い。午前様から本格始動。  42秒からのケニー・ドー ...

『TROMPETA TOCCATA』の1曲目は【TROMPETA TOCCATA】(以下【トランペット・トッカータ】)。  管理人は【トランペット・トッカータ】のイントロだけで“身震い”する。“ブワ〜っと”吹ききるケニー・ドーハムの圧倒的・存在感! 途中 ...

 近年,男の子の人気スポーツはサッカーであろうが,管理人が子供の頃は“猫も杓子も”野球,皆甲子園を目指していた。しかし少年野球→中学野球→高校野球へと進むにつれ,野球部人口は減少していく。大きな壁に幾度もぶち当たり夢が遠のいていく?  そう。高校野球はス ...

『FORCE』の6曲目は【JUSTICE】。  ギター・フュージョン全開の【JUSTICE】で,平井武士のギターが燃えに燃え上がる!  こんなにも前のめりなギターなのに流れるように美しい。ハード・コアでロックがかりな演奏なのに,爽やかさいっぱいの“JET ...

『FORCE』の4曲目は【LABYRINTH】。  オルゴールが流れる哀愁の摩天楼系で,頭の中をぐるぐる回る「ズンチャッチャー」の【LABYRINTH】。  平井武士のギターが窪田宏のエレクトーンに乗っかってくる1分25秒からのサビのメロディーが大好きで, ...

『FORCE』の3曲目は【パチンカーZ】。  パチンカーな熊谷徳明が「確変」への熱い思いを曲にした【パチンカーZ】は,恐らくは熊谷徳明の頭の中で流れているであろう,軍艦マーチとは無関係で【マジンガーZ】とも無関係な「エリート・パチンカー」が勝ちまくった時 ...

『FORCE』の2曲目は【PUMA】。  変態変拍子なのに高速テクニカルな【PUMA】のキメッキメッ! 同じワンパターンのキメだけではない,複雑な仕掛けの入ったキメキメ嵐は大野くん!  『FORCE』批評の中ではTRIXをDIMENSIONの“その2”と書 ...

『FORCE』の1曲目は【PASSION】。  ラテン・ナンバーの【PASSION】で『FORCE』祭りが大開催!  TRIXメンバー4人の「練りハチマキ」の絵が浮かんでくるようなお祭りナンバーである!  グングン来るビートに合わせて繰り返されるサビがクセ ...

 「前カシオペアと前スクェアのメンバーが結成したバンド」という枕言葉で語られることの多いTRIX。しかし真実のTRIXとはDIMENSIONに近いバンドだと思っている。  前作『ART』のオリジナリティ溢れる名演でカシオペアとスクェアのイメージが薄れ始めた ...

『EARTH WALK』の7曲目は【ONE ON ONE】(以下【ワン・オン・ワン】)。  【ワン・オン・ワン】の醸し出す緊張感は,マイルス・デイビス・バンド在籍時のジャック・デジョネットの雰囲気から来ている。  そう。【ワン・オン・ワン】の裏テーマとは, ...

『EARTH WALK』の6曲目は【ON GOLDEN BEAMS】(以下【オン・ゴールデン・ビームス】)。  【オン・ゴールデン・ビームス】は,テーマ部での美しいユニゾンに尽きる! 注目すべきはこのアレンジ!  最先端のジャズ・コンボであった「スペシャル ...

『EARTH WALK』の5曲目は【EARTH WALK】(以下【アース・ウォーク】)。  インディアンの血を引くジャック・デジョネットの“大地の音”その拍動の音楽が【アース・ウォーク】である。  【アース・ウォーク】の中では,スペシャル・エディションと ...

『EARTH WALK』の3曲目は【WHERE OR WAYNE】(以下【ホエア・オア・ウェイン】)。  【ホエア・オア・ウェイン】は,ジャック・デジョネットから,ウェイン・ショーターへ捧げられた一曲。  このノリは最高だ! ウェイン・ショーターの60年代 ...

『EARTH WALK』の2曲目は【BLUE】(以下【ブルー】)。  ジャック・デジョネット自身による【ブルー】の解説はこうである。  「美しい地球がどんどん汚染されて環境が破壊されている。そんなことを目のあたりにするとブルーな気持ちになるじゃないか。その ...

『EARTH WALK』の1曲目は【IT’S TIME TO WAKE UP AND DREAM】(以下【イッツ・タイム・トゥ・ウェイク・アップ&ドリーム】)。  【イッツ・タイム・トゥ・ウェイク・アップ&ドリーム】の聴き所は,緩急の妙! 試しにジャック ...

 ドラマーのリーダー・アルバムには如実にその人の個性が出る。そのドラマーの“志が正しければ”良質のジャズ・アルバムに仕上がるものだ。  “志が正しければ”とは,ドラムが突出した音造りではなくそのドラマーの好みを反映したリード楽器が前に出る音造りのことを指す ...

『BRAIN』の8曲目は【LEGEND OF THE PURPLE VALLEY】(以下【レジェンド・オブ・ザ・パープル・ヴァレー】)。  【レジェンド・オブ・ザ・パープル・ヴァレー】には,作曲家=上原ひろみの個性が色濃く表現されている。上原ひろみは「稀 ...

『BRAIN』の7曲目は【KEYTALK】(以下【キートーク】)。  【キートーク】とは“楽器たちの会話”である。特に“上原家”の鍵盤たちの何と感情の豊かなこと! 時に笑い,時にブツブツ文句を言っている。  さてさて(AVANTI風に)そんな楽器たちの会話 ...

『BRAIN』の6曲目は【GREEN TEA FARM】(以下【グリーン・ティー・ファーム】)。  【グリーン・ティー・ファーム】を,作曲し演奏した上原ひろみを「いとおしく」思う。一体,彼女はどんな気持ちでこのトラックを吹き込んだのだろう。何を思い浮かべ ...

『BRAIN』の5曲目は【DESERT ON THE MOON】(以下【ブレイン】)。  【デザート・オン・ザ・ムーン】は,上原ひろみ作・月の砂漠! ラクダに乗った王子様とお姫様が月下の砂漠を往くあの童謡である。  千葉の御宿海岸には毎年何度も出向いてい ...

『BRAIN』の4曲目は【BRAIN】(以下【ブレイン】)。  【ブレイン】は,上原ひろみ作曲“荘厳な組曲”である。テーマは「迸る感情と冷徹な理性とのせめぎあい」である。  イントロでの“おもちゃっぽい”シンセ・サウンドに面喰った読者の皆さんは,きっと【 ...

『BRAIN』の3曲目は【WIND SONG】(以下【ウインド・ソング】)。  【ウインド・ソング】には“ひろみメロディ”が詰まっている。“ひろみメロディ”とは,上原ひろみが音楽理論抜きに語る“感情の言葉”のことである。  バークリー音楽院で作編曲を学ん ...

『BRAIN』の2曲目は【IF...】(以下【イフ…】)。  【イフ…】は“涙ちょちょぎれる”ほどに,ドラマチックでセンチメンタル! いつまでも深〜く印象に残る感動の名曲である。  イントロと同時に7回鳴り続けるマーティン・ヴァリホラのドラミングが耳に残る。 ...

『BRAIN』の1曲目は【KUNG−FU WORLD CHAMPION】(以下【カンフー・ワールド・チャンピオン】)。  上原ひろみによる,ブルース・リーとジャッキー・チェンへのオマージュである【カンフー・ワールド・チャンピオン】は,シンセサイザー「ノー ...

 今月一日,上原ひろみさんがご結婚されました。おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。  “隠れ”上原ひろみファンとしては,いささかショックではありますが,本命ではなかったので…。なんてねっ。(強がっているのか,オレ)  それで今回は管理人からの祝 ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

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