『OUT LOUDER DISC 2』の2曲目は【CACHACA − LIVE】(以下【カシャサ】)。 【カシャサ】の主役は“キョンシー”と化したジョン・メデスキのオルガンであるが,ジョン・スコフィールドの「追っかけ」としては,メロディーをアウトさせよ ...
2007年10月
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / A GO GO - LIVE
『OUT LOUDER DISC 2』の1曲目は【A GO GO − LIVE】(以下【ア・ゴー・ゴー】)。 ジャム・バンドとは則ちライブ・バンドである。ジャム・バンドの評価とは則ちライブの出来である。 『実況演奏録音盤』を名乗る『OUT LOUDER ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / CACHACA
『OUT LOUDER DISC 1』の6曲目は【CACHACA】(以下【カシャサ】)。 【カシャサ】は,暗く重いリズム隊を切り裂くジョン・スコフィールドのギターと,妖艶に宙を舞う“キョンシー”と化したジョン・メデスキのオルガンとのコントラストに尽き ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / TOOTIE MA IS A BIG FINE THING
『OUT LOUDER DISC 1』の5曲目は【TOOTIE MA IS A BIG FINE THING】(以下【トゥーティー・マ・イズ・ア・ビッグ・ファイン・シング】)。 【トゥーティー・マ・イズ・ア・ビッグ・ファイン・シング】は,リズムに乗り ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / TEQUILA AND CHOCOLATE
『OUT LOUDER DISC 1』の4曲目は【TEQUILA AND CHOCOLATE】(以下【テキーラ・アンド・チョコレート】)。 【テキーラ・アンド・チョコレート】のタイトルが実にふさわしい! 【テキーラ・アンド・チョコレート】は大人と子供 ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / IN CASE THE WORLD CHANGES ITS MIND
『OUT LOUDER DISC 1』の3曲目は【IN CASE THE WORLD CHANGES ITS MIND】(以下【イン・ケース・ザ・ワールド・チェンジズ・イッツ・マインド】)。 【イン・ケース・ザ・ワールド・チェンジズ・イッツ・マインド ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / MILES BEHIND
『OUT LOUDER DISC 1』の2曲目は【MILES BEHIND】(以下【マイルス・ビハインド】)。 キターッ! これぞ管理人が聴きたかった「メデスコ」参上! 【マイルス・ビハインド】での,ジョン・スコフィールドの“ノリノリ・エッジとパンチ ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / LITTLE WALTER RIDES AGAIN
『OUT LOUDER DISC 1』の1曲目は【LITTLE WALTER RIDES AGAIN】(以下【リトル・ウォルター・ライズ・アゲイン】)。 【リトル・ウォルター・ライズ・アゲイン】は,ジョン・スコフィールドでもなく,メデスキ,マーチン& ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー
ジャズ/フュージョン界のトップ・ギタリストであるジョン・スコフィールドは1998年,メデスキ,マーチン&ウッドが全面参加した『A GO GO』(以下『ア・ゴー・ゴー』)でジャムへ,そしてオルガン・ジャズへチャレンジした。 そうして6年後の2004年,ジ ...
[CDレヴュー] ザ・プレイヤーズ / ギャラクシー / HEAVENLY MAIDEN
『GALAXY』の5曲目は【HEAVENLY MAIDEN】(以下【ヘヴンリー・メイドン】)。 【ヘヴンリー・メイドン】の高揚感は“天才”鈴木宏昌のキャッチーなアレンジ力があればこそ! 松木恒秀のカッティングが響きまくるファンク・ナンバーにおいて,分 ...
[CDレヴュー] ザ・プレイヤーズ / ギャラクシー / KALEIDOSCOPE
『GALAXY』の4曲目は【KALEIDOSCOPE】(以下【カレイドスコープ】)。 【カレイドスコープ】の元ネタは鈴木宏昌が担当した東映映画「サーキットの狼」のリアレンジ。劇中の2つのサントラ曲を繋げているから,曲調が“万華鏡”のように変化する。これ ...
[CDレヴュー] ザ・プレイヤーズ / ギャラクシー / UNSWEETENED
『GALAXY』の3曲目は【UNSWEETENED】(以下【アンスウィーテンド】)。 ギターの松木恒秀が大爆発する【アンスウィーテンド】。この時点でのスパークぶりはプリズムでも,和田アキラでも敵わない。 岡沢章のベースと絡みつきながら押し寄せてくる,怒 ...
[CDレヴュー] ザ・プレイヤーズ / ギャラクシー / IN YOUR MIND
『GALAXY』の2曲目は【IN YOUR MIND】(以下【イン・ユア・マインド】)。 【イン・ユア・マインド】は「ザ・プレイヤーズ」が売りとしている,キーボードの鈴木宏昌とサックスの山口真文のコラボレーション・ナンバー。 クリスタルなキーボードの ...
[CDレヴュー] ザ・プレイヤーズ / ギャラクシー / GALAXY
『GALAXY』の1曲目は【GALAXY】(以下【ギャラクシー】)。 モジュレーション処理されたハネた16ビートのスリリングなハイハットからの「ジャーン・ジャジャーン・ジャジャン・ジャジャン・ジャジャン・コーッ」の“溜め”のあるイントロからして【ギャラ ...
[CDレヴュー] ザ・プレイヤーズ / ギャラクシー
J−ジャズ界のスタジオ・ミュージシャンが集結したフュージョン・バンドの「ザ・プレイヤーズ」。 実力者揃いゆえ,随所に各メンバーの主役級の個性が光り最高にスリリングな「伝説」のフュージョン・バンドが「ザ・プレイヤーズ」。 そう。誰が呼んだか「ザ・プレイ ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / DR. SLATE
『TIME IS OF THE ESSENCE』の7曲目は【DR. SLATE】(以下【ドクター・スレイト】)。 【ドクター・スレイト】の聴き所は,マイケル・ブレッカーとラリー・ゴールディングスによるキメとは対照的なパット・メセニーの自由奔放なアドリブ ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / RENAISSANCE MAN(FOR EDDIE HARRIS)
『TIME IS OF THE ESSENCE』の6曲目は【RENAISSANCE MAN】(以下【ルネッサンス・マン(エディ・ハリスに捧ぐ)】)。 【ルネッサンス・マン(エディ・ハリスに捧ぐ)】は,エディ・ハリスというよりは渡辺貞夫に捧げた「アフリカ ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / THE MORNING OF THIS NIGHT
『TIME IS OF THE ESSENCE』の5曲目は【THE MORNING OF THIS NIGHT】(以下【ザ・モーニング・オブ・ジス・ナイト】)。 【ザ・モーニング・オブ・ジス・ナイト】は“しっとりとした温もり”を感じさせる,感動のバラー ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / TIMELINE
『TIME IS OF THE ESSENCE』の4曲目は【TIMELINE】(以下【タイムライン】)。 【タイムライン】は,マイケル・ブレッカーとパット・メセニーのユニゾン・テーマを基調に織りなす“極上”ブルース! 【タイムライン】におけるパット・メ ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / HALF PAST LATE
『TIME IS OF THE ESSENCE』の3曲目は【HALF PAST LATE】(以下【ハーフ・パスト・レイト】)。 【ハーフ・パスト・レイト】は“静かに湧き上がる凄み”に尽きる。クール・ジャズ風なのだが,一昔前とは音圧が違う。それも各人のソ ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / SOUND OFF
『TIME IS OF THE ESSENCE』の2曲目は【SOUND OFF】(以下【サウンド・オフ】)。 “オルガン・ジャズ”全開の【サウンド・オフ】。ラリー・ゴールディングスが超大物3人衆をまとめて1人で呑み込んでいる。これだから“オルガン・ジャ ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス / ARC OF THE PENDULUM
『TIME IS OF THE ESSENCE』の1曲目は【ARC OF THE PENDULUM】(以下【アーク・オブ・ザ・ペンデュラム】)。 【アーク・オブ・ザ・ペンデュラム】が放つ“異様なテンション”こそが『TIME IS OF THE ESSE ...
[CDレヴュー] マイケル・ブレッカー / タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス
電話口で一声聴いて,すぐに誰からの電話か分かる人がいる。一方,親子だったり兄弟だったり「全く同じ話し方?」なので,確認しないと誰からの電話か分からない場合もある。 後者に関しては,どんなに親しい間柄であっても,実際に一音で判別するのは難しい。「オレオレ ...
[CDレヴュー] 峰 厚介 クインテット / メイジャー・トゥ・マイナー / CHANGA
『MAJOR TO MINOR』の5曲目は【CHANGA】(以下【チャンガ】)。 コンテンポラリー・ジャズの名演【チャンガ】が大好物! フュージョンとは違うし,ネイティブ・サンとも違うのだけれど,昔の峰厚介のイメージ通りのサウンドメイクの焼き直しに喜び ...
[CDレヴュー] 峰 厚介 クインテット / メイジャー・トゥ・マイナー / MORNING AFTER
『MAJOR TO MINOR』の2曲目は【MORINING AFTER】(以下【モーニング・アフター】)。 【モーニング・アフター】が『MAJOR TO MINOR』の白眉である。 冒頭の大口純一郎のリリカルなピアノ・ソロが実に美しい。 その流れで ...
[CDレヴュー] 峰 厚介 クインテット / メイジャー・トゥ・マイナー / MAJOR TO MINOR
『MAJOR TO MINOR』の1曲目は【MAJOR TO MINOR】(以下【メイジャー・トゥ・マイナー】)。 【メイジャー・トゥ・マイナー】でのバンドとの距離感が,ここ数年の峰厚介の変化を強く感じさせる演奏である。 古澤良治郎のタイトで冴えたド ...
[CDレヴュー] 峰 厚介 クインテット / メイジャー・トゥ・マイナー
管理人にとって峰厚介とは,長らくネイティブ・サンの峰厚介であった。ネイティブ・サンの峰厚介は確かにジャズ・サックス“ぽかった”。結構ハードボイルド・タッチで鳴らしていたもん。 ネイティブ・サン以前の峰厚介を聴いたことはなかった。ゆえに峰厚介=フュージ ...
BARKS+plus / クラシックとジャズの女神たち (Muse of Classical & Jazz Music) / 矢野沙織,小林香織,市原ひかり,山中千尋,寺井尚子
本日「BARKS+plus」の特別号『クラシックとジャズの女神たち(MUSE OF CLASSICAL & JAZZ MUSIC)』が発売されました。 矢野沙織ちゃん情報をチェックしている管理人なので,即購入するつもりで出掛けたのですが,店頭で立ち見し ...
Z(ジー) / ジョー・ザビヌルの全表紙コレクション / ジョー・ザビヌル
2007年10月はいつもとは異なる緊急特集=二夜連続「スーパートリビア:書籍・雑誌シリーズ」を…。 9・11。ジョー・ザビヌル氏が永眠されました。遅ればせながら哀悼の意を表します。 ジョー・ザビヌル氏は,紹介不要のジャズ・ジャイアント! キーワードは ...