アドリブをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2007年11月

 目ざとい読者の皆さんなら既にお気付きのことと思いますが「アドリブログ」の顔?(デザイン)をちょっぴり変えてみました。プチ整形・パートⅢです。  「キース・ジャレット・ギャラリー」! 見て・ミテ・みて! キース・ジャレットが「アドリブログ」でピアノを弾い ...

 管理人が初めて見たライヴ・コンサートは上京して間もない18歳のこと。1986年の何月のことだったのからもう忘れてしまったが,中学・高校時代の最大のアイドル=カシオペアであった。  夢見た東京ライフの楽しみ事は両手にいっぱいあったのだが,多分,最大の楽しみ ...

『FACE TO FACE』の8曲目は【WHO CAN I TURN TO】(以下【フー・キャン・アイ・ターン・トゥ】)。  【フー・キャン・アイ・ターン・トゥ】が『FACE TO FACE』での,“フュージョン・トランぺッター”タイガー大越のハイライト ...

『FACE TO FACE』の5曲目は【WHEN THE MOON GOES DEEP】(以下【ホエン・ザ・ムーン・ゴーズ・ディープ】)。  静かに盛り上がる感じの【ホエン・ザ・ムーン・ゴーズ・ディープ】が,個人的には金曜ロードショーのテーマ曲を想起させ ...

『FACE TO FACE』の4曲目は【A MAN WITH 20 FACES】(以下【怪人二十面相】)。  【怪人二十面相】と来れば「カインジンニジュウーメンソーオー♪」と最後が上がるテーマ曲を連想したが,タイガー大越の【怪人二十面相】は,ポップな「タ ...

『FACE TO FACE』の3曲目は【SUMMERTIME】(以下【サマータイム】)。  今でこそ『FACE TO FACE』収録の【サマータイム】のような演奏もちょこちょこ耳にする機会があるが,タイガー大越の3連シャッフル【サマータイム】が衝撃的であ ...

『FACE TO FACE』の2曲目は【ONE NOTE SAMBA】(以下【ワン・ノート・サンバ】)。  【ワン・ノート・サンバ】が洒落ている。もはやボサノヴァの痕跡など皆無でスリリングなアドリブを演奏するための元ネタにすぎない。  【ワン・ノート・サ ...

『FACE TO FACE』の1曲目は【FACE TO FACE】(以下【フェイス・トゥ・フェイス】)。  【フェイス・トゥ・フェイス】は例のTVCMで聴いたサビしかしらなかったので,1曲通して聴いた時の感想は,メチャメチャ・ナニワ・エキスプレス!  リ ...

 1970〜1980年代のこと,TVCMをJ−フュージョンが席巻した時期があった。  資生堂の渡辺貞夫やサントリーの伊東たけしはTVCMで全国区のスターになった。しかし数あるCM群の中でも語られるべきはJTであろう。  マイルドセブン系のPRISMや角松敏 ...

『EMERGENCY!』の8曲目は【SOMETHING SPECIAL】(以下【サムシング・スペシャル】)。  【サムシング・スペシャル】は「ライフタイム」による【ネフェルティティ】! こっちの【ネフェルティティ】は,重量系マイルス・バンドを洗練させた「 ...

『EMERGENCY!』の6曲目は【SPECTRUM】(以下【スペクトラム】)。  【スペクトラム】も,楽曲としての構成はあるのだが,印象としては「熱い演奏がある」のみ!  トニー・ウィリアムスが凄い! ジョン・マクラフリンが凄い! ラリー・ヤングが凄い! ...

『EMERGENCY!』『EMERGENCY!』の5曲目は【VIA SPECTRUM ROADR】(以下【スペクトラル・ロード】)。  【スペクトラル・ロード】は,トニー・ウィリアムスの“ビートルズ風”のヴォーカルが,マイルス・デイビスを“一歩先んじた” ...

『EMERGENCY!』『EMERGENCY!』の4曲目は【VASHKAR】(以下【ヴァシュカー】)。  【ヴァシュカー】を聴くと「ライフライム」の“縦一列”のサッカー風バンド構成をイメージしてしまう。先頭で暴れまくるFWがジョン・マクラフリン,中央で“ ...

『EMERGENCY!』『EMERGENCY!』の3曲目は【WHERE】(以下【ホエア】)。  「どこへ行くの?」のフレーズで始まる【ホエア】こそ「ライフライムよ,どこへ行くの?」である。  【ホエア】の前半は,ジョン・マクラフリンのアドリブ一択である。ジ ...

『EMERGENCY!』の2曲目は【BEYOND GAMES】(以下【ビヨンド・ゲームズ】)。  【ビヨンド・ゲームズ】こそ,1969年を代表する(大失敗)実験作。アーシーでモーダルなギターとオルガンが鳴り響くなか,棒読みのトニー・ウィリアムスが“詩吟” ...

『EMERGENCY!』の1曲目は【EMERGENCY】(以下【エマージェンシー】)。  【エマージェンシー】は,非常事態宣言&戒厳令発動中のような不穏なムードと空気感! テーマの響きが情緒不安定へと一気に誘う切れ味である。この重量感が,わずか3人のオル ...

 大半のジャズ/フュージョン・ファンにとって,1969年=『BITCHES BREW』(以下『ビッチェズ・ブリュー』)であろう。言わずと知れた「電化マイルス」の超大作である。  しかし,ジャズ/フュージョン・ファンの10人に1人は,1969年=『EMER ...

『THE SEXTET』の4曲目は【MU−JIKO MU−IHAN】(以下【無事故無違反】)。  【無事故無違反】は,セロニアス・モンクが大好きな大西純子の笑顔こぼれる痛快ナンバー。  急発進・急停車風のテーマ部が途中で倍速になるのだが,それでも【無事故 ...

『THE SEXTET』の2曲目は【BENNY’S BAG】(以下【ベニーズ・バッグ】)。  【ベニーズ・バッグ】とは「フィーチャリング・岡崎好朗」であり「フィーチャリング・ミュート・トランペット」。  ミュート・トランペットのカウンターを付けるアルト・ ...

『THE SEXTET』の1曲目は【PRINCESS SWALLOW】(以下【プリンセス・スワロー】)。  典型的なハード・バップ・フォーマットで演奏される【プリンセス・スワロー】は『THE SEXTET』はジャズ・ワークショップの「顔見せ」的な1曲。フ ...

 ジャズ・ワークショップ名義の(ミンガスとは無関係な大西順子のジャズ・ワークショップとはグループ名ではなくプロジェクトの総称を指すのだが)『THE SEXTET』は「大西順子買い」であった。  当初の目的通り『THE SEXTET』は「大西順子聴き」。そ ...

 キース・ジャレット・トリオの新作『マイ・フーリッシュ・ハート』を聴き込みすぎたがゆえの“裏ワザ”「ヘッドフォン批評」シリーズ! 棚ボタ・好評連載?の今夜は第3話の最終話です。  これまで“高級アウトプット・オーディオ”としてのヘッドフォンについて批評し ...

 キース・ジャレット・トリオの新作『マイ・フーリッシュ・ハート』を聴き込みすぎたがゆえの“裏ワザ”「ヘッドフォン批評」シリーズ! 棚ボタ・好評連載?の今夜は第2話です。  昨日執筆した通り,コードレスヘッドフォンへの結論としては,どんなに最高の小細工を施 ...

 管理人のフェイバリット,キース・ジャレットの新作『マイ・フーリッシュ・ハート』が出た! キース・ジャレット・トリオ結成25周年記念,キース・ジャレット“とっておきの”大傑作! 最高に素晴らしい!  …と,絶賛はここまで。この記事は『マイ・フーリッシュ・ハ ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

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