『IT’S THE TIME』の1曲目は【IT’S THE TIME】(以下【イッツ・ザ・タイム】)。 「伊藤園 TULLY’S BARISTA’S SPECIAL」のTVCF曲=【イッツ・ザ・タイム】の新録トリオ・ヴァージョンの聴き所は,メロディーを ...
2008年04月
[CDレヴュー] ロン・カーター / イッツ・ザ・タイム
ジャズ・ベースの重鎮であり続ける「ミスター・ベース」=ロン・カーターを語る時,管理人は必ずソニー・ロリンズを引き合いに出す。 共にモダン・ジャズの重鎮であり「生きる伝説」と称されているが,そもそも「生きる伝説」って何なの? コルトレーン・チルドレンはい ...
[CDレヴュー] OTOMO YOSHIHIDE'S NEW JAZZ ORCHESTRA / ONJOプレイズ・エリック・ドルフィーズ・アウト・トゥ・ランチ / GAZZELLONI
『ONJO PLAYS ERIC DOLPHY’S “OUT TO LUNCH”』の3曲目は【GAZZELLONI】 「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN(DCPRG)」で大友良英を知った管理人からすれば,大友良英はコレ ...
[CDレヴュー] OTOMO YOSHIHIDE'S NEW JAZZ ORCHESTRA / ONJOプレイズ・エリック・ドルフィーズ・アウト・トゥ・ランチ / SOMETHING SWEET, SOMETHING TENDER
『ONJO PLAYS ERIC DOLPHY’S “OUT TO LUNCH”』の2曲目は【SOMETHING SWEET,SOMETHING TENDER】 【SOMETHING SWEET,SOMETHING TENDER】は,アルフレート・ハル ...
[CDレヴュー] OTOMO YOSHIHIDE'S NEW JAZZ ORCHESTRA / ONJOプレイズ・エリック・ドルフィーズ・アウト・トゥ・ランチ / HAT AND BEARD
『ONJO PLAYS ERIC DOLPHY’S “OUT TO LUNCH”』の1曲目は【HAT AND BEARD】 エリック・ドルフィーは【HAT AND BEARD】でセロニアス・モンクみたいなものを狙っていたが【HAT AND BEARD】 ...
[CDレヴュー] OTOMO YOSHIHIDE'S NEW JAZZ ORCHESTRA / ONJOプレイズ・エリック・ドルフィーズ・アウト・トゥ・ランチ
エリック・ドルフィーの『OUT TO LUNCH』の全曲カヴァー集。それが大友良英「ONJO」拡大路線の集大成となる『ONJO PLAYS ERIC DOLPHY’S “OUT TO LUNCH”』(以下『ONJOプレイズ・エリック・ドルフィーズ・アウ ...
[CDレヴュー] グラント・グリーン / フィーリン・ザ・スピリット / SOMETIMES I FEEL LIKE A MOTHERLESS CHILD
『FEELIN’ THE SPIRIT』の5曲目は【SOMETIMES I FEEL LIKE A MOTHERLESS CHILD】(以下【時には母のない子のように】。 【時には母のない子のように】は,タイトル通りの「うら淋しい」夜のブルースである。 ...
[CDレヴュー] グラント・グリーン / フィーリン・ザ・スピリット / GO DOWN MOSES
『FEELIN’ THE SPIRIT』の4曲目は【GO DOWN MOSES】(以下【ゴー・ダウン・モーゼス】。 日本の○○節テイストの「♪ジャンジャンジャジャンジャン」が楽しい【ゴー・ダウン・モーゼス】での“黒ノリ”を聴いてほしい。 アメリカ田舎 ...
[CDレヴュー] グラント・グリーン / フィーリン・ザ・スピリット / NOBODY KNOWS THE TROUBLE I'VE SEEN
『FEELIN’ THE SPIRIT』の3曲目は【NOBODY KNOWS THE TROUBLE I’VE SEEN】(以下【ノーバディ・ノウズ・ザ・トラブル・アイヴ・シーン】。 なぜかソニー・ロリンズの【テネシー・ワルツ】をイメージしてしまう【ノ ...
[CDレヴュー] グラント・グリーン / フィーリン・ザ・スピリット / JOSHUA FIT DE BATTLE OB JERICHO
『FEELIN’ THE SPIRIT』の2曲目は【JOSHUA FIT DE BATTLE OB JERICO】(以下【ジェリコの戦い】。 “アーシー”なムードに【コンドルは飛んでいく】のメロディが融合した【ジェリコの戦い】のテーマ弾きがグラント・グ ...
[CDレヴュー] グラント・グリーン / フィーリン・ザ・スピリット / JUST A CLOSER WALK WITH THEE
『FEELIN’ THE SPIRIT』の1曲目は【JUST A CLOSER WALK WITH THEE】(以下【ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー】。 【ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー】は,のんびりとしたご機嫌スイ ...
[CDレヴュー] グラント・グリーン / フィーリン・ザ・スピリット
グラント・グリーンとは「B級ジャズ」を代表するギタリストである。ジャズを聴いていなかったなら,グラント・グリーンとは永遠に出会うことはなかったことだろう。 そう。グラント・グリーンを聴く楽しみは,ジャズ好きのみに“許された”特権なのである。 グラント ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS / 輝ける7つの海をこえて
『COSMIC WORDS』の9曲目は【輝ける7つの海をこえて】。 【輝ける7つの海をこえて】は,日本のギター・インストの「金字塔」の1曲である。 ジャズ/フュージョン系ではない,例えば高中正義,角松敏生のPOPな名曲について賛辞が送られることがよくあ ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS / 夢見るころを過ぎて
『COSMIC WORDS』の5曲目は【夢見るころを過ぎて】。 【夢見るころを過ぎて】はトラック・タイトル通りの「夢心地」でふわふわして聴くトラック。 メロウでうっとりと「聞き惚れて」しまう。大正ロマンの懐かしいダンスホールの雰囲気が充満している。 ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS / CLUB ELEKING
『COSMIC WORDS』の4曲目は【CLUB ELEKING】。 【CLUB ELEKING】の鈴木賢司こそが「ギター・ヒーロー」である。タイトなリズムの上空をイケイケのギターが飛び回る。 会場が一体となって鈴木賢司のギターの指先に注目している。 ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS / JUST I LIKE THIS
『COSMIC WORDS』の3曲目は【JUST I LIKE THIS】。 鈴木賢司ってお洒落だよなぁ。それって鈴木賢司のファッションの話ではなく【JUST I LIKE THIS】のお話。で,以下はイメージのお話。 【輝ける7つの海をこえて】でも ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS / 理由なき反抗
『COSMIC WORDS』の2曲目は【理由なき反抗】。 【理由なき反抗】での鈴木賢司のロック・ギターは十二分に刺激的である。 イントロからのエッジの立ったカッティングからディストーションの効いたギター・ソロはハード・ロックのギンギン感で纏われている。 ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS / RUMINATE
『COSMIC WORDS』の1曲目は【RUMINATE】。 【RUMINATE】とは『COSMIC WORDS』のオープニングSE。 当時はこの手の手法のアルバムが流行っていて,管理人的にはザ・スクェアの『ADVENTURES』の【ADVENTURE ...
[CDレヴュー] 鈴木 賢司 / COSMIC WORDS
管理人の音楽鑑賞は実際は雑食のオール・ジャンルです。部屋にいる時には「ながら聞き」のBGMとしてラジオがずっと流れています。ですので邦洋のヒット曲は大概網羅できていると自負しています。 ただし「CD鑑賞」となると話は一変。SACD+ヘッドフォンで「拝聴 ...
[CDレヴュー] レイ・ブライアント / レイ・ブライアント・プレイズ / ブルー・モンク
『RAY BRYANT PLAYS』の2曲目は【BLUE MONK】(以下【ブルー・モンク】)。 【ブルー・モンク】から漂い出るのは,濃度の濃いセロニアス・モンクの独特な香り。そんなモンク調で灰汁の強い【ブルー・モンク】を,レイ・ブライアントが自分の土 ...
[CDレヴュー] レイ・ブライアント / レイ・ブライアント・プレイズ / ミスティ
『RAY BRYANT PLAYS』の3曲目は【MISTY】(以下【ミスティ】)。 “ジャズ・スタンダード”【ミスティ】の名演は数あれど『レイ・ブライアント・プレイズ』の【ミスティ】は【ミスティ】好きなら「絶対に絶対に」好きなはず。 この圧倒的名演を前 ...
[CDレヴュー] レイ・ブライアント / レイ・ブライアント・プレイズ / DELAUNEY'S DILEMMA
『RAY BRYANT PLAYS』の1曲目は【DELAUNEY’S DILEMMA】(以下【デロネェのジレンマ】)。 ブギウギ調の【デロネェのジレンマ】は「ジレンマがないのがジレンマ」の1曲である。それぐらいにノリノリでズンズンとピアノ・トリオが一丸 ...
[CDレヴュー] レイ・ブライアント / レイ・ブライアント・プレイズ
ジャズに限らず「幻の名盤」と呼ばれるものがある。しかしその多くは「幻の普通盤」であって,真に価値ある「コレクターズ・アイテム」は数少ないように思っている。 そんな中,管理人が大枚をはたいてでもどうしても手に入れたい,正真正銘の「幻の名盤」がある。それ ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-28
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...