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ジャズ/フュージョン批評ブログ CDレビューBLOG:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2008年05月

 J−フュージョンの2大巨頭,カシオペアとザ・スクェア(T−スクェア)。  永遠のライバル関係にありながら“互いを認め心から尊敬し合ってきた”音楽同士たちである。もはやバンドの違いを越えたところで仲間意識を有している。  これは同じ釜の飯を喰ってきた当人た ...

 伊東たけし起用の効果か? 「プレミアムローストコーヒー」が大ヒット中のマクドナルドから“夏仕様” 「プレミアムローストアイスコーヒー」 が新発売! TVCMには前作に引き続き,伊東たけし&東儀秀樹の“クリアテイスト”黄金コンビが務めている。  「プレミア ...

 FM福岡,5月25日のスペシャル枠にて「矢野沙織 『LITTLE TINY』」なる特別番組が放送されました。  『LITTLE TINY』の発売からすでに半年。このタイミングでの特番に,なぜ?の嵐は吉沢秋絵,でしたが,前日から番組の告知スポットがオンエア ...

 “伝説のライブ・バンド”ナニワ・エキスプレスの“伝説中の伝説のライブ”が1986年6月28日,大阪はバナナホールでのNANIWA“解散ライブ”。  解散ライブ当日は高校生していた管理人。バナナホールへ行けるはずもない。翌月のジャズ雑誌に載せられたLIV ...

 「凡庸,普通,平凡」と評したキース・ジャレットのソロ・ピアノ・コンサート! しかしこれは“天才”キース・ジャレットにしては,という意味であって,それはそれは素晴らしいコンサートであった。   当日は開演前に「収録を行なう」旨のアナウンスがあったのでいつ ...

 行ってきました! 5/20「大阪フェスティバルホール」での「キース・ジャレット ソロ2008 『I Love festival hall』」!  『I Love festival hall』と題された今回のコンサート! 過去に14回もステージに立った, ...

『FUSE』の5曲目は【DOUBLE STEAL】(以下【ダブル・スチール】)。  【ダブル・スチール】は,ジェレミー・ウォールとロニー・フォスターとドン・グルーシンのキーボード3人衆に,タイトで切れ味鋭いのにロックしながら重厚に絡みつく鉄壁のリズム隊, ...

『FUSE』の4曲目は【TO WHOM ALL THINGS CONCERN】(以下【トゥー・フーム・オール・シングス・コンサーン】)。  【トゥー・フーム・オール・シングス・コンサーン】で,一番に耳を引いてくるのはレオン・チャンクラーのドラムである。   ...

『FUSE』の3曲目は【SUNSHINE LADY】(以下【サンシャイン・レディ】)。  せつな系の【サンシャイン・レディ】は,ユニゾンでテーマを奏でた後のマイナー調を吹き切るジョー・ファレルのソプラノ・サックスとジョン・マクラフリンのアコースティック・ ...

『FUSE』の2曲目は【WATERSIDE】(以下【ウォーターサイド】)。  【ウォーターサイド】は,ジェレミー・ウォールがエレピで奏でる「哀愁の美メロ」がとにかく最高で“フュージョンてんこ盛り”な『FUSE』の清涼剤として,この曲の存在がアルバムの完成 ...

『FUSE』の1曲目は【GRAND PRIX】(以下【グランプリ】)。  ザ・スクェアの『TRUTH』が出る前は【グランプリ】と来れば『FUSE』の【グランプリ】だった。  『FUSE』の【グランプリ】は,イントロからの“匂わせ”スタンリー・クラークの「 ...

 「CTIオールスターズ」が「CTI“ジャズ”オールスターズ」であるならば「フューズ・ワン」は「CTI“フュージョン”オールスターズ」である。  フュージョンの老舗であるCTIの『FUSE』(以下『フューズ』)は,フュージョン・ブームの末期に発売された, ...

『A SQUARE SONG BOOK』の9曲目は【TAKARAJIMA】。  【TAKARAJIMA】は,T−スクェアのライブでも未だに演奏され続けているのだが,和泉宏隆の後任である河野啓三が和泉宏隆のピアノ・ソロを完コピし続けて,決して変えようとしな ...

『A SQUARE SONG BOOK』の7曲目は【PLAY FOR YOU】。  【PLAY FOR YOU】は,実は和泉宏隆の作曲ではない。しかも演奏もピアノ・トリオではくピアノ・ソロである。このことを考えても,いかに和泉宏隆が【PLAY FOR Y ...

『A SQUARE SONG BOOK』の5曲目は【OMENS OF LOVE】。  ピアノのイントロからして心踊るラテン・アレンジの【OMENS OF LOVE】には新鮮な響きがいっぱい。  中学高校のブラス・バンドの定番曲である【OMENS OF LO ...

『A SQUARE SONG BOOK』の3曲目は【CAPE LIGHT】。  伊東たけしがフロントマンを務めるザ・スクェアでの演奏が素晴らしいので比較すると落ちるのだが【CAPE LIGHT】は『ADVENTURES』の「小品」らしい人気曲。  村上聖に ...

『A SQUARE SONG BOOK』の2曲目は【WHITE MANE】。  【WHITE MANE】がいい。和泉宏隆のピアノがメインを取り,村上聖のフレットレス・ベースが脇を固める最高のアレンジである。  【WHITE MANE】とは「白い馬のたてが ...

『A SQUARE SONG BOOK』の1曲目は【THE CATCHER IN THE RYE】。  【THE CATCHER IN THE RYE】とは「ライ麦畑でつかまえて」のこと? ライナーノーツを読む限りその真偽は定かではないが,一旦そう思って ...

 “バカテク系”のフュージョン・バンドの中でも,楽曲の良さが“抜きん出ている”T−スクェアには2人の天才メロディ・メーカーがいる。  ハードでキャッチーな“純日本的”インスト・ポップ・ライターが安藤まさひろならば,泣ける&しみるの“純日本的”インスト・バラ ...

 『THE ART OF IMPROVISATION』(以下『アート・オブ・インプロヴィゼーション〜キース・ジャレット・ザ・ドキュメンタリー』は“生けるアドリブ芸術”キース・ジャレット初にして(恐らく)最後のドキュメンタリーDVDである。  正直,管理人 ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

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