『MOUNTAIN DANCE』の6曲目は【THANKSONG】(以下【サンクソング】)。 『MOUNTAIN DANCE』のツートップである,世紀の名曲【MOUNTAIN DANCE】と【CAPTAIN CARIBE】に挟まれた【サンクソング】。 ...
2008年06月
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / MOUNTAIN DANCE
『MOUNTAIN DANCE』の5曲目は【MOUNTAIN DANCE】(以下【マウンテン・ダンス〜映画「恋におちて」テーマ・ソング】)。 【マウンテン・ダンス〜映画「恋におちて」テーマ・ソング】のハイライトは,デイヴ・グルーシンのピアノとシンセによ ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / RONDO...”IF YOU HOLD OUT YOUR HAND”
『MOUNTAIN DANCE』の4曲目は【RONDO...“IF YOU HOLD OUT YOUR HAND”】(以下【ロンド...イフ・ユー・ホールド・アウト・ユア・ハンド】)。 ローズ・ピアノの波形に,ゆらゆらと揺られながらの小品的な雰囲気で押してく ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / CITY NIGHTS
『MOUNTAIN DANCE』の3曲目は【CITY NIGHTS】(以下【シティ・ナイツ】)。 【シティ・ナイツ】と来れば,1分29秒から51秒までのテーマが最高に好きで,よく「A−Bリピート」機能で連続再生していた。 他にも50秒から1分21秒まで ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / FRIENDS AND STRANGERS
『MOUNTAIN DANCE』の2曲目は【FRIENDS AND STRANGERS】(以下【フレンズ・アンド・ストレンジャース】)。 イントロに中間部にと「フィーチャリング・マーカス・ミラー」な【フレンズ・アンド・ストレンジャース】は,感傷的なイン ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / RAG-BAG
『MOUNTAIN DANCE』の1曲目は【RAG−BAG】(以下【ラグ・バッグ】)。 カシオペアとスクェア,そしてウェザー・リポートくらいしか聴いていない頃に出会った,管理人の初めての「黒」が【ラグ・バッグ】のような気がしている。 それくらいに【ラグ ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス
LAフュージョンの“金字塔”『MOUNTAIN DANCE』(以下『マウンテン・ダンス』)は,デイヴ・グルーシンの施す“緻密で四角四面なサウンド・コラージュ”の賜物である。 『マウンテン・ダンス』は,恐らく細かく譜面が起こされていて,そこには適当とか ...
[CDレヴュー] トーキョー・アンサンブル・ラボ / ブレス・フロム・ザ・シーズン / NICA'S DREAM
『BREATH FROM THE SEASON』の3曲目は【NICA’S DREAM】。 『BREATH FROM THE SEASON』のハイライトがホレス・シルヴァーの名曲【NICA’S DREAM】! こんなにもスリリングでメロディーが襲いかか ...
[CDレヴュー] トーキョー・アンサンブル・ラボ / ブレス・フロム・ザ・シーズン / LADY OCEAN
『BREATH FROM THE SEASON』の1曲目は【LADY OCEAN】。 【LADY OCEAN】のイントロからの32秒間。ここだけを聴く限り角松敏生のニュー・アルバムと断定しまうだろう。 いいや,1曲全部通して聴いても,ブラインド・テスト ...
[CDレヴュー] トーキョー・アンサンブル・ラボ / ブレス・フロム・ザ・シーズン
『SEA IS A LADY』の大ヒットでJーフュージョンの天下を獲った角松敏生が,その地位を盤石にすべく制作したのが数原晋率いる「トーキョー・アンサンブル・ラボ」の『BREATH FROM THE SEASON』(以下『ブレス・フロム・ザ・シーズン』 ...
テレビ東京 / みゅーじん(音遊人)15分拡大スペシャル / 小曽根真
昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん(音遊人)15分拡大スペシャル 第87回:小曽根真」が放送されました。 近年の小曽根真の「マルチぶり」には目を見張るものがある。ある時はジャズ・ピアニスト,ある時はビッグ・バンドのバンマス,またある時はク ...
パット・メセニー・ギャラリー
目ざとい読者の皆さんなら既にお気付きのことと思いますが「アドリブログ」の顔?(デザイン)をちょっぴり変えてみました。プチ整形・パートⅣです。 「パット・メセニー・ギャラリー」! 見て・ミテ・みて! パット・メセニーが「アドリブログ」でギターを弾いてい ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / YOU STEPPED OUT OF A DREAM
『AL HAIG QUARTET』の4曲目は【YOU STEPPED OUT OF A DREAM】(以下【夢からさめて】)。 【夢からさめて】でのアル・ヘイグのジャズ・ピアノは,前後に押したり引いたり,左右にいなしたりの凄テクで聴く者の心を揺さぶりつ ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / YOU GO TO MY HEAD
『AL HAIG QUARTET』の3曲目は【YOU GO TO MY HEAD】(以下【ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド】)。 アル・ヘイグに限ったことではないが,概ね,バップ期の録音はダイナミックレンジはない。だからといって中域が豊かでもない。バスド ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / TEA FOR TWO
『AL HAIG QUARTET』の2曲目は【TEA FOR TWO】(以下【二人でお茶を】)。 あの爆走するバド・パウエルの【二人でお茶を】を聴き込んだ身としては,アル・ヘイグの【二人でお茶を】が気持ち良く感じられる。 尤も,アル・ヘイグの【二人で ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / SWEET LORRAINE
『AL HAIG QUARTET』の1曲目は【SWEET LORRAINE】(以下【スイート・ロレイン】)。 イントロのあたま7秒間のアル・ヘイグのピアノ・ソロからして「これから軽快にバウンスするぞ」の雰囲気アリアリの1曲であるが,この全ては「演出家」 ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット
「白人バップ・ピアニスト」の最高峰,それがアル・ヘイグである。この言葉はジャズ・ピアノの通説であり,この言葉に異論などない。 それなのに実際のアル・ヘイグの評価が余りにも低い。バド・パウエル,セロニアス・モンクに次ぐ,バップ・ピアニストの3番手をアー ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
『MILES AWAY』の6曲目は【SOMEDAY MY PRINCE WILL COME】(以下【いつか王子様が】)。 何とも可憐な【いつか王子様が】である。テーマ部以外はピアノのアドリブとベース・ソロだけなのに,結構,高度なことをやっている。 で ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / NEM UM TALVEZ
『MILES AWAY』の5曲目は【NEM UM TALVEZ】(以下【ネン・ウン・タルヴェス】)。 【ネン・ウン・タルヴェス】を初めて聞いた時,マイルス・デイビスではなくパット・メセニー・グループの【ミヌワノ(68)】を連想してしまった。 イントロか ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / BLUE IN GREEN
『MILES AWAY』の3曲目は【BLUE IN GREEN】(以下【ブルー・イン・グリーン】)。 橋本一子の場合,というか本家のマイルス・デイビスの場合でも【ブルー・イン・グリーン】とは即ちビル・エヴァンスの音楽である。 【ブルー・イン・グリーン】 ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / ON GREEN DOLPHIN STREET
『MILES AWAY』の2曲目は【ON GREEN DOLPHINE STREET】(以下【オン・グリーン・ドルフィン・ストリート】)。 橋本一子のピアノ・タッチは実に優しい。陰影を付けた繊細な表現を得意としている。 そんなピアノ・タッチで,ジャズ・ ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / MILESTONES
『MILES AWAY』の1曲目は【MILESTONES】(以下【マイルストーンズ】)。 強弱を付けたテーマがリフレインするクリアーなイントロだけで十分に刺激的な【マイルストーンズ】。 40秒からラストでテーマに戻るまでひたすらアドリブし続ける橋本一子 ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ
「世界の渡辺香津美」の隣りにはピアノとヴォイスを担当する2人の女性ミュージシャンがいた。「KYLYN」での矢野顕子と「MOBO」での橋本一子である。 矢野顕子については理解できる。管理人の好みではないのだが,あの独特の感性とピアノの確かな腕前は,渡辺 ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-30
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...