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2008年07月

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 2』の5曲目は【ORANGE WAS THE COLOR OF HER DRESS】(以下【オレンジ・ウォズ・ザ・カラー・オブ・ハー・ドレス】)。  【オレンジ・ウォズ ...

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 2』の1曲目は【COPENHAGEN SIGHT】(以下【コペンハーゲン・サイト】)。  “音の魔術師”ギル・エヴァンスが珍しく前面に出て,ピアノでバンドをリードする【 ...

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 1』の5曲目は【GONE,GONE,GONE】(以下【ゴーン・ゴーン・ゴーン】)。  【ゴーン・ゴーン・ゴーン】のハイライトは,トロンボーンのジョージ・ルイスの繰り出す ...

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 1』の4曲目は【VARIATIONS ON THE MISERY】(以下【ヴァリエイションズ・オン・ザ・ミザリー】)。  【ヴァリエイションズ・オン・ザ・ミザリー】とは ...

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 1』の3曲目は【ALYRIO】(以下【アリリオ】)。  菊地雅章とピート・レヴィンのシンセが電子音を放射する怪し気なムードを作る【アリリオ】。  タイトルとなった【アリリ ...

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 1』の2曲目は【JELLY ROLLS】(以下【ジェリー・ロールズ】)。  【ジェリー・ロールズ】での,大編成だからできる「音の大物感」が“音の魔術師”と称されるギル・ ...

『GIL EVANS:LIVE AT THE PUBLIC THEATER DISC 1』の1曲目は【ANITA’S DANCE】(以下【アニタズ・ダンス】)。  【アニタズ・ダンス】は,マイルス・デイビスとのコラボだけでは絶対にイメージすることのできな ...

 “俺をダウンさせた唯一の男”とかつてマイルス・デイビスをして言わしめた男がギル・エヴァンスである。しかし,その偉大な功績に不釣り合いなほどギル・エヴァンスは生きることに苦労した。生涯中に一度も売れたことはない。  マイルス・デイビスとのコラボレーション ...

『DISPENSATION』の9曲目は【SUPER JINGLE Ⅳ BATTLE ROYAL】。  『DISPENSATION』には【SUPER JINGLE〜】と題されたジンサク2人だけで演奏する5曲のジングルが入っている。これが凄い!  ジンサクの“ ...

『DISPENSATION』の8曲目は【ISLAND】。  【ISLAND】がジンサクの“最高傑作”である。とにかく爽やかでHAPPYで聴いているだけで幸せになる。こんな曲はそうそうないと思う。  イントロの2秒間のシンバルの後で一瞬溜めた後で,一斉に鳴 ...

『DISPENSATION』の7曲目は【SUPER JINGLE Ⅲ EMERGENCY REPORT】。  『DISPENSATION』には【SUPER JINGLE〜】と題されたジンサク2人だけで演奏する5曲のジングルが入っている。これが凄い!  ジン ...

『DISPENSATION』の6曲目は【渋谷PILON】。  神保彰作曲による,神保彰大絶賛で自画自賛な【渋谷PILON】のハイライトは「お祭り集団」アガルタのコーラス・ワークであろう。  アガルタとは角松敏生が長万部太郎の名前で活動した長野オリンピック ...

『DISPENSATION』の3曲目は【MAKE MY TIME】。  伊藤恵子名義でもなく角松敏生名義でもなくジンサク名義でシングル・カットされたのが【MAKE MY TIME】である(ちなみに昔で言うB面のカップリングは【HARBOR FWY】)。 ...

『DISPENSATION』の2曲目は【DISPENSATION】。  角松フュージョンを象徴する,伊藤恵子の「1人多重録音」がド派手なヴォーカル・チューンの【DISPENSATION】だが,意外にも【DISPENSATION】の作曲は櫻井哲夫である。   ...

『DISPENSATION』の1曲目は【SUPER JINGLE I CHASE THE CRIMINAL】。  『DISPENSATION』には【SUPER JINGLE〜】と題されたジンサク2人だけで演奏する5曲のジングルが入っている。これが凄い!   ...

 『DISPENSATION』は,フュージョンではない。インストではない。本来のジンサクのアルバムではない。  そのような批判があることを全て承知の上でここに宣言する。管理人は『DISPENSATION』が大好きだ。『DISPENSATION』がジンサクの ...

『PORTRAIT OF JACO』の10曲目は【TEEN TOWN(PICCOLO BASS VERSION)】(以下【ティーン・タウン(ピッコロ・ベース・ヴァージョン)】)。  ジャコパスのウェザー・リポート時代の18番=【ティーン・タウン(ピッコロ ...

『PORTRAIT OF JACO』の4曲目は【A REMARK YOU MADE】(以下【お前のしるし】)。  ウェザー・リポートの【お前のしるし】は,作者であるジョー・ザビヌルがジャコ・パストリアスのベース・ソロを意識して書き上げた曲として有名である ...

『PORTRAIT OF JACO』の3曲目は【TEEN TOWN(BASS VERSION)】(以下【ティーン・タウン(ベース・ヴァージョン)】)。  ジャコパスのウェザー・リポート時代の18番=【ティーン・タウン(ベース・ヴァージョン)】は“トータル ...

『PORTRAIT OF JACO』の2曲目は【CONTINUUM】(以下【コンティニューム】)。  ジャコパスの18番=【コンティニューム】が劇的にクール! 2001年のジャコパスはブライアン・ブロンバーグのように“整然と”は弾かないだろうが,ジャコパ ...

『PORTRAIT OF JACO』の1曲目は【PORTRAIT OF TRACY】(以下【トレイシーの肖像】)。  世界一のジャコパス・フリーク=ブライアン・ブロンバーグが,ジャコパスの勝負曲=【トレイシーの肖像】で勝負に出た!  【トレイシーの肖像】 ...

 ジャズメンにとって,トリビュート・アルバムの製作は,そのジャズメンをオマージュとして,自分自身を見つめ直すことである。そのジャズメンからの拭い去れない影響を意識しながら,自分自身のアイデンティティを確立する作業である。  その結果,出来上がったトリビュー ...

『SOURCE』の3曲目は【VISIONES】。  ミディアム・チューンの【VISIONES】が瑞々しい。これぞ純日本的な「外タレ・フュージョン」の真骨頂である。  そう感じる1番の理由は小池修のスピリチュアルなソプラノとテナーの持ち替えがウェイン・ショ ...

『SOURCE』の2曲目は【SPEED】。  【SPEED】もブレッカー・ブラザーズ風に違いないが,期待をあおるタイトル【SPEED】の文言はそこそこで期待外れ。  イントロからうなりを上げる梶原順とハイラム・ブロックのツイン・ギターなのだが【SPEED ...

『SOURCE』の1曲目は【N.Y.C.】。  デビュー・アルバムにしてニューヨーク・レコーディングでの【N.Y.C.】。ニューヨークを夢見て作ってきた曲なのか? それとも現地に着いた後でできた曲なのか?  個人的には大好物の【N.Y.C.】の曲想を理解す ...

 SOURCEとは,ベースの青木智仁,ドラムの石川雅春,ギターの梶原順,サックスの小池修,トランペットの佐々木史郎の5人組,そうしてなぜクレジットから名前が消されているのかが意味不明だがDIMENSIONの小野塚晃がキーボードのスーパー・サポートとして加 ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

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