『MIRAGE』の10曲目は【THAT’S ALL I COULD SAY】(以下【ザッツ・オール・アイ・クッド・セイ】)。 “癒し系”の【ザッツ・オール・アイ・クッド・セイ】に何度も救われた。落ち込んだ時に聴くための何曲かあるストックの中の1曲である ...
2008年09月
[CDレヴュー] ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト! / ミラージュ / MIRAGE
『MIRAGE』の9曲目は【MIRAGE】(以下【ミラージュ】)。 リッピントンズの『MOONLIGHTING』からの,デビッド・ベノワとラス・フリーマンによる再演となった【ミラージュ】の仕上りが,個人的には「ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト!」最 ...
[CDレヴュー] ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト! / ミラージュ / AFTER THE LOVE HAS GONE
『MIRAGE』の6曲目は【AFTER THE LOVE HAS GONE】(以下【アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン】)。 管理人も中学時代に「聴き狂った」そして今でも「隠れて?聴き続けている」アース・ウインド&ファイアーの大ヒット曲【アフター・ザ・ラ ...
[CDレヴュー] ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト! / ミラージュ / SWEPT AWAY
『MIRAGE』の4曲目は【SWEPT AWAY】(以下【スウェプト・アウェイ】)。 転調を重ねて音場を切り取っていく手法の【スウェプト・アウェイ】の世界観が散漫に聴こえる。要は詰め込みすぎなのだと思うが,フュージョン界を代表する「バランサー」が2人も ...
[CDレヴュー] ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト! / ミラージュ / WHEN SHE BELIEVED IN ME
『MIRAGE』の2曲目は【WHEN SHE BELIEVED IN ME】(以下【ホエン・シー・ビリーヴド・イン・ミー】)。 元来,ケニー・ロギンスという人は「AORの人」なので【ホエン・シー・ビリーヴド・イン・ミー】は,適切な人選ということになるの ...
[CDレヴュー] ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト! / ミラージュ / REUNION
『MIRAGE』の1曲目は【REUNION】(以下【リユニオン】)。 まずお断りしておく。『MIRAGE』がダメなのは【リユニオン】の次トラックからである。個人的には『MIRAGE』とは名曲の【リユニオン】と名演の【ザッツ・オール・アイ・クッド・セイ】 ...
[CDレヴュー] ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト! / ミラージュ
『MIRAGE』(以下『ミラージュ』)は,いつものデビッド・ベノワのピアノ・フュージョンとは違う。『ミラージュ』は,いつものラス・フリーマンのギター・フュージョンとは違う。 「ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト!」とは,デビッド・ベノワが「トータル ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション / OBSTRUCTION
『“GINPARIS SESSION”〜JUNE 26,1963〜』の4曲目は【OBSTRUCTION】(以下【オブストラクション】)。 【オブストラクション】は,宇山恭平の研ぎ澄まされたギターと次第に高揚しては狂気のリリシズムへと昇華していく山下洋輔 ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション / IF I WERE A BELL
『“GINPARIS SESSION”〜JUNE 26,1963〜』の3曲目は【IF I WERE A BELL】(以下【イフ・アイ・ワー・ア・ベル】)。 【イフ・アイ・ワー・ア・ベル】の主役はマイルス・デイビスのポジションを務める日野皓正のトランペッ ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション / NARDIS
『“GINPARIS SESSION”〜JUNE 26,1963〜』の2曲目は【NARDIS】(以下【ナルディス】)。 【ナルディス】は「ビル・エヴァンスの薫陶をどうしても除き去れない」菊地雅章のリリシズムを堪能できる。 「新世紀音楽研究所」に参加し ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション / GREENSLEEVES
『“GINPARIS SESSION”〜JUNE 26,1963〜』の1曲目は【GREENSLEEVES】(以下【グリーンスリーブス】)。 遠くにある静寂の森から徐々に足下へとフォーカスしてくる,思索的な【グリーンスリーブス】は「フリー・ジャズ・ギタリ ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション
高柳昌行と新世紀音楽研究所の『“GINPARIS SESSION”〜June 26,1963〜』(以下『銀巴里セッション』)とはJ−ジャズ版の『バードランドの夜』である。 つまりハード・バップ誕生のドキュメントを記録したのがアート・ブレイキー・クインテ ...
[CDレヴュー] ウェイン・ショーター / ウェイニング・モーメンツ / ALL OR NOTHING AT ALL
『WAYNING MOMENTS』の7曲目は【ALL OR NOTHING AT ALL】(以下【オール・オア・ナッシング・アット・オール】)。 『WAYNING MOMENTS』の【オール・オア・ナッシング・アット・オール】を初めて聴いた時,直感的に ...
[CDレヴュー] ウェイン・ショーター / ウェイニング・モーメンツ / DEAD END
『WAYNING MOMENTS』の4曲目は【DEAD END】(以下【デッド・エンド】)。 【デッド・エンド】は,ウェイン・ショーターとフレディ・ハバードによるダイナミックな掛け合いが聴き所である。 ウェイン・ショーターのテナー・サックスが,高速ノン ...
[CDレヴュー] ウェイン・ショーター / ウェイニング・モーメンツ / MOON OF MANAKOORA
『WAYNING MOMENTS』の3曲目は【MOON OF MANKOORA】(以下【ムーン・オブ・マナコウラ】)。 【ムーン・オブ・マナコウラ】で聴かせる流ちょうなフレージングは,後に異彩を放つようになる前のジャズの本流を行くかのような,貴重なウェ ...
[CDレヴュー] ウェイン・ショーター / ウェイニング・モーメンツ / DEVIL'S ISLAND
『WAYNING MOMENTS』の2曲目は【DEVIL’S ISLAND】(以下【デヴィルズ・アイランド】)。 叙情的なユニゾンから始まる【デヴィルズ・アイランド】であるが,上質のミディアム・ナンバーであって,聴いているだけで“思わず膝が動く”推進力 ...
[CDレヴュー] ウェイン・ショーター / ウェイニング・モーメンツ / BLACK ORPHEUS
『WAYNING MOMENTS』の1曲目は【BLACK ORPHEUS】(以下【ブラック・オルフェ】)。 【ブラック・オルフェ】は,聴き所満載トラック。 個人的にはイントロから攻めてくるエディ・ヒギンズのピアノが実に気になる。 個人的には大好きなV ...
[CDレヴュー] ウェイン・ショーター / ウェイニング・モーメンツ
管理人の一番大好きなウェイン・ショーター,それはウェザー・リポートのウェイン・ショーターである。 あぁ,青春のウェザー・リポート,あぁ,青春のウェイン・ショーター…。 大人買いができるようになってからはウェイン・ショーターのCDを集めている。だからマ ...
[CDレヴュー] 高瀬 アキ / ABC / SILENT NIGHT
『ABC』の7曲目は【SILENT NIGHT】(以下【浄夜】)。 アルノルト・シェーンベルクにインスパイアされたと思われる【浄夜】だが,高瀬アキのバラードのアレンジが素晴らしくアルノルト・シェーンベルクのオリジナルを超えたと思う。 パーカッションと ...
[CDレヴュー] 高瀬 アキ / ABC / SUBCONSCIOUS LEE
『ABC』の6曲目は【SUBCONSCIOUS LEE】(以下【サブコンシャス・リー】)。 疾走するピアノ・トリオの【サブコンシャス・リー】で,高瀬アキは“COOL派”リー・コニッツのヨーロピアン・ジャズを表現している。 ピアノ・トリオ3人のソロ廻し ...
[CDレヴュー] 高瀬 アキ / ABC / DOHKEI
『ABC』の2曲目は【DOHKEI】(以下【憧憬】)。 【憧憬】は,シェイラ・ジョーダンの独唱からバトンを受けた高瀬アキのピアノの独唱で幕を開ける,これぞ「ドラマチックなジャズ・ピアノ」である高瀬アキの本領発揮ナンバー。 ハッキリ言ってハンパない。【 ...
[CDレヴュー] 高瀬 アキ / ABC / I HEAR YOUR MUSIC
『ABC』の1曲目は【I HEAR YOUR MUSIC】(以下【アイ・ヒア・ユア・ミュージック】)。 シェイラ・ジョーダンの独唱で終わる【アイ・ヒア・ユア・ミュージック】。こちらは続く大作【憧憬】へとつながる,わずか41秒間のプレリュードなのだが,そ ...
[CDレヴュー] 高瀬 アキ / ABC
海外に渡った日本人ジャズメンのレジェンドと来れば,アメリカの秋吉敏子とヨーロッパの高瀬アキ,の2人の女性ピアニストであろう。 アメリカの秋吉敏子の方は,もはや説明不要の大御所である。「世界の小曽根真」からも未だに大絶賛されているレジェンド級のレジェン ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-33
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...