『PLAYS BACH DISC 2』の2曲目は【MINUET IN G MAJOR】(以下【メヌエット ト長調】)。 メルヘンチックな【メヌエット ト長調】は,オルガン・ジャズならぬオルゴール・ジャズである。ピアノの鍵盤の響きがオルゴールっぽいのだ。 ...
2008年10月
[CDレヴュー] ジャック・ルーシェ / プレイ・バッハ / GAVOTTE
『PLAYS BACH DISC 2』の1曲目は【GAVOTTE】(以下【ガボット】)。 【ガボット】の場合,イントロ一発で決まりである。このゾクゾクするイントロって,ジャズメンがいつも使っている例のアレじゃねぇ? 【ガボット】の感想と来れば,とにかく ...
[CDレヴュー] ジャック・ルーシェ / プレイ・バッハ / AIR ON THE G STRING
『PLAYS BACH DISC 1』の2曲目は【AIR ON THE G STRING】(以下【G線上のアリア】)。 「ジャズとクラシックの融合」の“お手本”的なトラックが【G線上のアリア】である。 【G線上のアリア】の美メロはそのままに,曲の世界 ...
[CDレヴュー] ジャック・ルーシェ / プレイ・バッハ / TOCCATA AND FUGA IN D MINOR
『PLAYS BACH DISC 1』の1曲目は【TOCCATA AND FUGA IN D MINOR】(以下【トッカータとフーガ ニ短調】)。 恐らく,全日本国民が【トッカータとフーガ ニ短調】を聴いてイメージするのはクラシックではない。だからバッ ...
[CDレヴュー] ジャック・ルーシェ / プレイ・バッハ
「ジャズとクラシックの融合」。この永遠のテーマを最初に実現させたのが,クラシック畑育ちの“ジャズ・ピアニスト”ジャック・ルーシェであろう。 ジャック・ルーシェと来れば『PLAYS BACH』(以下『プレイ・バッハ』)である。 『プレイ・バッハ』の名演 ...
テレビ東京 / みゅーじん(音遊人) / T-SQUARE
昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん(音遊人) 第105回:T−SQUARE」が放送されました。 「デビュー30周年を迎えた“我らが”T−SQUAREを30分で放送するとは『一年に対して一分』ではないか。短すぎる。テレビ東京もいい根性してる ...
[CDレヴュー] KEEP / KEEP ALIVE / DANCE OF PARANOIA OPUS 2
『KEEP ALIVE』の7曲目は【DANCE OF PARANOIA OPUS 2】。 「KEEP」名義のスタジオ盤『DG−581』だけではなくスタジオ盤の『ON THE MOVE』とライブ盤の『JUN FUKAMACHI & THE NEW YOR ...
[CDレヴュー] KEEP / KEEP ALIVE / MOON BEAM
『KEEP ALIVE』の6曲目は【MOON BEAM】。 【MOON BEAM】の演奏が素晴らしい。この激しさと美しさの両立は「KEEP」か「PRISM」でないと表現できない。でもなぁ。こんな素直な感じに感情を表現するのは普通すぎるよなぁ。 『ROC ...
[CDレヴュー] KEEP / KEEP ALIVE / DANCE OF PARANOIA OPUS 3
『KEEP ALIVE』の4曲目は【DANCE OF PARANOIA OPUS 3】。 【DANCE OF PARANOIA OPUS 3】は,イケイケでサイケな和田アキラのギターと深町純+富倉安生+山木秀夫組の“せめぎ合い”が聴き所。 重量級と重 ...
[CDレヴュー] KEEP / KEEP ALIVE / MODJA
『KEEP ALIVE』の2曲目は【MODJA】。 【MODJA】は,TVなのかCMなのか,いつどこかで耳にしたことがあるようなコミカルなテーマのアップ曲。 「KEEP」の4人が別々の曲を演奏しているような雰囲気なのに,映像が鮮明に浮かんでくるような一 ...
[CDレヴュー] KEEP / KEEP ALIVE / DEPARTURE IN THE DARK
『KEEP ALIVE』の1曲目は【DEPARTURE IN THE DARK】。 【DEPARTURE IN THE DARK】は深町純のソロ・アルバム『ON THE MOVE』の収録曲。「KEEP」としては初演となる。 深町純のソロ曲だけあって【 ...
[CDレヴュー] KEEP / KEEP ALIVE
『DG−581』と『ROCK’N ROCKED ROCK』の超名盤2枚を有する「KEEP」の,J−フュージョンのスーパー・バンドとしての認知度が低いのは『KEEP ALIVE』の存在にあると思っている。 「KEEP」とは,キーボードの深町純,ギターの ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / JOHN'S BLUES
『VINNIE COLAIUTA』の4曲目は【JOHN’S BLUES】(以下【ジョンズ・ブルース】)。 ジョン・マクラフリンへと捧げた【ジョンズ・ブルース】。ヴィニー・カリウタにとってのジョン・マクラフリンとはマイルス・デイビス『BITCHES BR ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / CHAUNCEY
『VINNIE COLAIUTA』の3曲目は【CHAUNCEY】(以下【チョーンシー】)。 ヴィニー・カリウタの“乾いた”5/4の変拍子がイントロから大音量で流れ出す【チョーンシー】は,スネアを2回,続いてタムを2回思いっきり叩く時間帯が実に印象的で, ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / PRIVATE EARTHQUAKE:ERROR 7
『VINNIE COLAIUTA』の2曲目は【PRIVATE EARTHQUAKE:ERROR 7】(以下【プライヴェート・アースクウェイク:エラー7】)。 【プライヴェート・アースクウェイク:エラー7】は,シャッフル・ビートによるヴィニー・カリウタと ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / I'M TWEEKED/ATTACK OF THE 20LB PIZZA
『VINNIE COLAIUTA』の1曲目は【I’M TWEEKED/ATTACK OF THE 20LB PIZZA】(以下【アイム・トゥイークド/アタック・オブ・ザ・20ポンド・ピッツァ】)。 「暗雲立ち込める」的な“不穏な空気”が曲全体を支配する ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA
ドラマーについては(勿論,他の楽器についても無知ではありますが)熱く語れるほどの知識と自信を持ち合わせていない管理人。ブライアン・ブレイドが登場する前までは「お奨めのドラマーは?」と尋ねられたなら,ヴィニー・カリウタと答えていた。 ブライアン・ブレイド ...
[CDレヴュー] デ・ガ・ショー / DE-GA-SHOW! / HANA〜FROWERS FOR YOUR HEART
『DE−GA−SHOW!』の8曲目は【HANA〜FROWERS FOR YOUR HEART】(以下【花〜すべての人の心に花を】)。 喜納昌吉の【花〜すべての人の心に花を】である。「名曲の宝庫」沖縄が育んだ名曲中の名曲にフリー・ジャズの“魂”が注入され ...
[CDレヴュー] デ・ガ・ショー / DE-GA-SHOW! / FUNK
『DE−GA−SHOW!』の7曲目は【FUNK】(以下【ファンク】)。 【ファンク】に唸ってしまった。林栄一と片山広明のツイン・サックスがイギリスのバクパイプのような「暴れん坊将軍」! どちらか1人でも追いかけきれないのにソロ,ユニゾン,カウンターが2 ...
[CDレヴュー] デ・ガ・ショー / DE-GA-SHOW!
近年の村上寛の大ヒットはドラムではなくペンである。特に村上寛自身が大ファンであろう,林栄一と片山広明による“国宝級”双頭バンド=「デ・ガ・ショー」へ寄稿したライナーノーツである。 「デ・ガ・ショー」の1st『DE−GA−SHOW!』(以下『デ・ガ・シ ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-34
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...