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2011年06月

 『ドリームダンシング』で決心した,寺井尚子の極意「トラック買い」。  『PETITE FLEUR〜AMAPOLA』(以下『小さな花〜アマポーラ』)のお目当ては【マイ・フェイヴァリット・シングス】。  ジョン・コルトレーンの名演が有名すぎる【マイ・フェ ...

 ソニー“ゴリ押し”の高音質技術「20ビット・スーパービットマッピング(SBM)」。  SBMの実力を世に知らしめるべき選ばれた広告塔が,解散から7年経っていた“我らが”ナニワ・エキスプレス。  そんな「大人の事情」から,伊藤八十八の“鶴の一声”で発売 ...

 『MODERN BEAT』でナニワ・エキスプレスと初めて接した管理人。  あの『MODERN』とは名ばかりの“荒くれた”ビート。これぞナニワ・エキスプレスだと思っていた。  しかしそうではなかった。『MODERN BEAT』のナニワ・エキスプレスは, ...

 ザ・スクェア2枚目のベスト・アルバムである『ALL ABOUT US 〜BEST SELECTION〜』(以下『オール・アバウト・アス − ベスト・セレクション』)は『アドヴェンチャー』特需のあれ!  『アドヴェンチャー』でザ・スクェアを知った人に受 ...

 『ドリームダンシング』で決心した,寺井尚子の極意「トラック買い」。  『JEALOUSY』(以下『ジェラシー』)のお目当ては,ジョン・コルトレーンの【アフロ・ブルー】とチック・コリアの【ホワット・ゲーム・シャル・ウィ・プレイ・トゥデイ】。  【アフ ...

 『ドリームダンシング』で決心した,寺井尚子の極意「トラック買い」。  『NIGHT FLIGHT』(以下『夜間飛行』)のお目当ては,ウェザー・リポートの【バードランド】。  もしや寺井尚子の「一人五役?」も予想したが【バードランド】での寺井尚子はウェ ...

 前作『ジャズ・ワルツ』で,J−ジャズの頂点へと登りつめた寺井尚子。続く本作『DREAMDANCING』(以下『ドリームダンシング』)は,大ヒットした『ジャズ・ワルツ』の2匹目のドジョウ(『ジャズ・ワルツ』も『アンセム』の2匹目のドジョウだったけどね)。 ...

 いや〜「力作」である。『MARBLE』はカシオペア入魂の「力作」である。  『MARBLE』は後々,カシオペアの転換点,として語られることになると思っていたが,次作『SIGNAL』での活動休止は痛い。活動休止で『MARBLE』で造り上げた音世界も一巻の ...

 前作『アンセム』で,ジャズ・スピリッツから離れることを決断した寺井尚子。続く本作『JAZZ WALTZ』(以下『ジャズ・ワルツ』)も,東芝EMIの描く「大衆迎合路線」の拡大作となった。  人気のポピュラー・ソングと北島直樹の名曲を“脱”ジャズ・ヴァイ ...

 寺井尚子の音楽性は東芝EMIへ移籍して,俄然,成熟した。それはより“密な”バンド・サウンド指向である。  そう。ピアノの北島直樹,ギターの細野義彦,ベースのジャンボ小野,ドラムの中沢剛による“NEW”寺井尚子・バンド=寺井尚子クインテットの始動である ...

 『ALL FOR YOU』(以下『オール・フォー・ユー』)こそ,寺井尚子の最高傑作である。  出来としては『オール・フォー・ユー』以上に,EMIレーベル移籍後の諸作に軍配が上がる。しかし『オール・フォー・ユー』が感じる“サムシング”を“綺麗な”演奏の ...

 寺井尚子のレコーディングは基本ワン・テイクの一発録り。それは演奏の生気を失わないためだと語っている。  しかし,その後のミックス・ダウンなのかマスタリングなのかしらないが,肝心の生気が奪われていく。“綺麗な”演奏へと修正されていくように思えるのだ。 ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...

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