アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2012年03月

山中 千尋 / アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ4

AFTER HOURS-1 「オスカー・ピーターソンへの想い溢れるニュー・アルバム。2007年末に急逝した,世界ジャズ界を代表するピアニストオスカー・ピーターソン。生前オスカーが愛したスタンダード・ナンバーを中心に,ドラムレス・トリオでスウィンギーに綴る8つの名曲」。
 そう。上記,CD帯にあるように『AFTER HOURS』(以下『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ』)は山中千尋が捧げるオスカー・ピーターソンへのトリビュートCD

 しかし…。急遽企画を変更し1週間の準備期間でレコーディングに臨んだせいなの? 『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ』を何度も何度も聴き直してみたが,ハッキリ言って,どこがどうオスカー・ピーターソンへのオマージュになっているのかがよく分からない。
 フォーマットこそオスカー・ピーターソンが1958年まで守り通した「ピアノベースギター」のドラムレス・トリオのオールド・スクール編成を採用しているものの,ギタージョー・パスハーブ・エリス以上に(良い意味で)歌っちゃっているし,選曲もオスカー・ピーターソンとは縁の薄いキース・ジャレットの歌ものまで入っているわけだし…。

 これは新手の「オスカー詐欺」? はい。そうです。オスカーの影響を感じさせるのはイントロ部分のみ。オスカーが乗り移ったかのごとき早弾きも皆無。イメージとしてはエディ・ヒギンズへのトリビュートと呼んだ方が正解のような…。
 こんなに真っ当にジャズ・スタンダードと向き合った山中千尋は『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ』の他にはいません。灰汁の抜けきった純白で常識人の山中千尋嬢が気負わず普通にピアノを弾いています。エディ・ヒギンズばりに時折,軽くスイングしてくれています。

 でもでも,だからいいんです! 言わば『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ』は「オスカー詐欺」ならぬ「ちーたん詐欺」! これまでの山中千尋の演奏とは一味も二味も違う魅力にメロメロなわけです。
 元来「オール4」の山中千尋が,オスカー・ピーターソンへのオマージュの名を借りて変態チックなアレンジを完全封印しています。素材勝負の白無垢姿でのウィンクがたまらなくGOOD。『ABYSS』からの振り幅の大きさに魂を抜かれそうになるわけです。

 勝手知ったるスタンダードに適度なアドリブが,サラ〜っと聞き流せる。総演奏時間も35分と時代錯誤的に短い。
 とにかくシンプルにでストレートなあっさり味。いつものショウ油とんこつに代わって今回は塩ラーメン。ねぎとバターでさっぱり味。「オヤジ,替え玉バリカタで〜」状態。いい。

AFTER HOURS-2 管理人の結論。『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ批評

 『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ』は全ての演奏が高水準。気をてらったもののない,自然に淀みなく心から沸き上げる溢れ出す品の良いアドリブエディ・ヒギンズ譲りの「しっとりと,でもしっかりと」スタンダードを“弾き上げる”山中千尋ピアノにウットリ。もっと聴いていたい,と思う間に1枚聞き終えてしまうの繰り返し。
 
 (日本ゴールドディスク大賞【ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー】受賞盤であるのだが)『アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ』を山中千尋の「佳作」と読む。

  01. ALL OF ME
  02. THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
  03. CONFIRMATION
  04. YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
  05. SIOUX CITY SUE NEW
  06. ALL THE THINGS YOU ARE
  07. OVER THE RAINBOW
  08. EVERYTHING HAPPENS TO ME

(ヴァーヴ/VERVE 2008年発売/UCCJ-2065)

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NANIWA EXP / 30TH4

30TH-1 「孤高のライヴ・バンド,ナニワ・エキスプレスの結成30周年記念アルバム。熟成を重ねて,なお鮮度を失わない,達人たちによる究極のジャム」。

 この『30TH』公式キャッチ・コピーの考案者が偉い。短文なのに的を射ている。
 管理人なんかは思い入れが有り過ぎて,どうにもこうにもまとまらない。『30TH』は3枚組の初回限定であって3枚組の1枚1枚が“濃い〜”のだ。3枚が3枚共名盤&迷盤で“ツッコンダレ〜”なのだ。

30TH-2 『30TH』は,1)「オリジナル・ニュー・アルバムの『30TH』+2)結成当時の貴重なデモ音源を含む未発表ライヴ音源の『BEGINNINGS』+3)1993年のリユニオン映像『RIKIYA HIGASHIHARA DRUMMERS LIFE 20TH ANNIVERSARY』のDVD=「ボックス・セット」。

 今回の『30TH批評は“オフィシャルCD帯”を見倣って“短文なのに的を射ている”を目指して執筆してみます。自分の中のスイッチがONになってしまうと仕事どころではなくなる予感が…。おお,危ない危ない。地雷源を外して書こうと思います。

30TH-3 1)「オリジナル・ニュー・アルバムの『30TH』。『30TH』は【VACUUM VOX】で決まりである。
 【VACUUM VOX】1トラックの録音のために,ナニワの5人が再集結させられたと断言してもいいと思っている。超カッコイイ! イッツ,COOL!

 OH〜,NO。スイッチON! 『30TH』のナニワは4人。青柳誠が活動休止(脱退?)している。ナニワのメンバーにとっても管理人にとっても「5人揃ってナニワ・エキスプレス」じゃなかったのかよ,清水興〜。

30TH-4 2)結成当時の貴重なデモ音源を含む未発表ライヴ音源の『BEGINNINGS』。『BEGINNINGS』の“お宝中のお宝”は【BELIEVIN’】で決まりである。
 【BELIEVIN’】のホーン隊入り。やった,ついに見つけた。管理人の幻聴は幻聴でなかった可能性が高まった!?
 その昔【BELIEVIN’】で青柳誠テナー・サックスを吹いていた記憶があるのだが,同じナニワ・ファンの友人に話しても,そんなの知らない,の一点張り。ガビーン。「求む,青柳誠の【BELIEVIN’】情報」!
 『BEGINNINGS』での【BELIEVIN’】は3ホーン。実にマイルドでオツな演奏で岩見和彦ギターの美メロが際立っています。

 OH〜,NO。スイッチON! 【BELIEVIN’】のドラマー鎌田清東京ユニオン→桑田バンドのドラマー鎌田清ナニワ・エキスプレスの初代ドラマーだったとは…。
 鎌田清もスゴ腕ドラマー。昔のナニワはスマート・フュージョン・バンド。そこへ東原力哉が一人参加しただけで,あらまぁ「コテコテ」へと大変身。やったね,スカウトマン=清水興〜。

30TH-5 3)1993年のリユニオン映像『RIKIYA HIGASHIHARA DRUMMERS LIFE 20TH ANNIVERSARY』のDVD。「東原力哉のデビュー20周年」のお祝いとあってドラミング中心のカット割りがリラックス。
 雨の中での東原力哉が「水も滴るいい男」。この当時の東原力哉野呂一生に見える。「精悍な」力哉よ今何処?

 OH〜,NO。スイッチON! 【CHARCOAL BREAK】でのコール・アンド・レスポンス。「ボッ○せえへん」のMCで主役を喰うな,清水興〜。
 OH〜,NO。PART4。実はこの日のお祝いライブナニワ・エキスプレスのリユニオンが目的ではなかった。清水興のバックに映り込むは「本田俊之ラジオクラブ」のベーシストナルチョベース・エフェクター・ラック。主役を喰うな,鳴瀬喜博〜。

30TH-6 管理人の結論。『30TH批評

 ナニワ・エキスプレスNANIWA EXPの“栄光の歴史”は「青柳誠以前以後」ではない。「東原力哉以前以後」である。

  DISC 1 CD 「30th」
  01. El Drado
  02. Free People Stroke
  03. U.H.Funk
  04. Wild Card
  05. Sons of Sun
  06. Walkin' Thru the River
  07. B.P.J.P.
  08. Vacuum Vox
  09. Days and Nights in Rio
  10. Love No Limit
  11. Kimi to Boku no Nagisa
  12. Go 4 It!

  DISC 2 CD 「Beginnings」
  01. Believin'
  02. The KOYA Samba
  03. DAIUCHU MUGENRYOKUSHIN
  04. rehearsal
  05. Fairy Tale Song
  06. Olino
  07. How's Your Mammy?
  08. Field Athletor

  DISC 3 DVD 「Reunion 1993 〜Rikiya Higashihara
            Drummers Life 20th Anniversary〜」

  01. Oriental Makin' Love
  02. Between the Sky and the Ground
  03. For My Love
  04. Mil' Mama
  05. Charcoal Break
  06. Jasmin
  07. Believin'

(デンジャー・クルー・エンタテインメント/DANGER CRUE ENTERTAINMENT 2007年発売/XNDC-10012-3/B)
★【初回限定盤】 『30TH』+CD+DVD
★結成当時のデモカセットテープから起こした貴重な音源+未発表ライブ音源CD化
★1993年大阪野外音楽堂で行われた,関西テレビ収録の貴重なライブ映像DVD化

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山中 千尋 / アビス5

ABYSS-1 『ABYSS』(以下『アビス』)は,山中千尋最大の問題作にして山中千尋唯一の“エレクトリック路線”作。
 実際にはスタンダードピアノ・トリオ編成なのだが,アコースティックは箸休め。この音はどうにもこうにもエレクトリック。電化マイルスならぬ“電化ちーたん参上”なのである。

 『アビス』はフュージョンではない。“さわやかな”電化ではない。山中千尋の電化は決まって“混沌のカオス臭”を伴ってやってくる。えげつない音を平然とネジ込んでくるからたまらない。ちーたんはSであろう。
 山中千尋の抜群の音使い! アコースティックエレクトリックのバランスが絶妙で,そうであるがゆえに電化のインパクトが増幅している。鮮烈過ぎるローズ・ピアノのアタックが“真打”アコースティック・ピアノの強烈なアタックへと導いていく。

 そう。『アビス』は“異色の”ジャズ・ピアノ作!? ズバリ,山中千尋の口には出せない本音を代弁=『アビス』は“実験作”。ちゃんちゃん。
 ヴァーブ移籍の3作目にして,どこぞの虫が疼いた? 過去2作のうっぷんを晴らすかのの如く,やりたいことを詰め込んできた。硬質のピアノ・タッチでハードボイルドでガンガン弾き倒している。でも一気に針は振り切らない。従来のファンにも納得できる珠玉の4ビートもバッチリ。馴染みの客を大切にしながらの新規開拓。いや〜,きれいな顔してしたたかである。

 前兆はあった。前作『ラッハ・ドッホ・マール』での【縁は異なもの】におけるダブ。山中千尋は【縁は異なもの】の録音時に『アビス』への構想&手応えを掴んだのではないか? 【ザ・ルート・オブ・ザ・ライト】〜【シング,シング,シング〜ギヴ・ミー・ア・ブレイク】の圧巻の出来には「拍手喝さい」&「お〜お〜お〜」。
 とはいえ,管理人の中では『アビス』への予感があった。ゆえに『アビス』を聴いた瞬間,驚きの感情よりも「ついに来た。来るべき時が来た」の感覚が先に立った。“なんじゃこりゃ〜”な衝撃度は『アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング』の方が上である。

ABYSS-2 『アビス』はやっぱり“異色”ジャズ・ピアノ作。巷に流れる,電化ちーたん=フュージョンは誤り。このテンションとスウィング感は「ジャズのそれ」である。読者の皆さんはその辺の違いをしっかりと聴き取るべし!
 結果,実験作は冒険作。でもでもメジャー移籍組にしてこれだけ冒険できるとは山中千尋恐るべし!

 さて,ここまでは『アビス』が冒険作になった意図的な必然について書いてみたが,本人の想像以上にローズ・ピアノオルガンが突出した偶然の理由もあると思う。それは山中千尋が有する「共演者に影響されやすい体質」である。

 『アビス』での共演者は,ベースヴィセンテ・アーチャードラムケンドリック・スコット。お二人のファンの皆様には大変失礼だとは思うが無名の小者である。ゆえにレイ・パーカーベースラフレェ・オリヴィア・スキィドラムと共演した『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』以来の山中千尋の「個性推し」である。

 ヴィセンテ・アーチャーケンドリック・スコットと音を合わせる山中千尋の存在感が,炙り出しの如く浮かび上がっている。シンプルなハード・ドライビングでピアノを走らせている。
 前作までのラリー・グレナディアジェフ・バラードジェフ・ワッツは,山中千尋の緩急についてこれていたが『アビス』ではベーシストドラマーは置いてけぼり? 完全なる脇役扱いにも満足の名サポートを受けた山中千尋が「帰ってきましたセルフ・プロデュース」で…。ああ…。ちーたんはSであろうパート2。

ABYSS-3 『アビス』で際立つ山中千尋の個性。それは「計算高いのに予測不能」な女の子。
 クラシック出身でバークリー首席卒業の理論派エリートのはずなのにジャズの醍醐味がインプロヴィゼーションにあることを心得ている。想定外な演奏を想定しつつ準備している。結果,洗練されているはずなののに新鮮な音が響いている。く〜。どこまでウワテを行ってるんだ〜。

 管理人は山中千尋に弄ばれている気がする瞬間がある。『アビス』の想定外な演奏に「騙された」気分になる。きつねにつままれた感じが残る。
 この全てが山中千尋の計算通り。山中千尋の術中にハマッているのだろう。したたかでしなやかなのだからグーの音も出やしない。こりゃまた彼女に一杯喰わされた。参りましたの星5つ。

PS1 このまま「電化ちーたん」路線を続けていたら上原ひろみを越えていたかも?
PS2 「ABYSS-3」は販促用のポストカードです。

  01. LUCKY SOUTHERN
  02. THE ROOT OF THE LIGHT
  03. SING,SING,SING - GIVE ME A BREAK
  04. TAKE ME IN YOUR ARMS
  05. FOR HEAVEN'S SAKE
  06. GIANT STEPS
  07. I'M GONNA GO FISHIN'
  08. FOREST STAR
  09. BEING CALLED
  10. DOWNTOWN LOOP

(ヴァーヴ/VERVE 2007年発売/UCCJ-2060)

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アキコ・グレース / グレースフル・ヴィジョン4

GRACEFUL VISION-1 『GRACEFUL VISION』(以下『グレースフル・ヴィジョン』)は『ILLUME』以上に「静」なCDである。

 “新生ニューヨーク・トリオ”との触れ込みであったが,ベーシストはレギュラーのラリー・グレナディアだし,ドラマービル・スチュアートからアリ・ホニックに代わっただけなんでしょ? “いつもの”ニューヨーク・トリオの最高なピアノ・トリオなんでしょ?
 そんな感じの“軽い気持ちで”聴き始めたものだから…。

 『グレースフル・ヴィジョン』の“表の顔”は,アキコ・グレースのリーダーシップが色濃く反映されたライブ感覚の「先見の明&想像力&理想像&幻の光景(ヴィジョン)」なピアノ・トリオである。
 しか~し『グレースフル・ヴィジョン』の“裏の顔”は予想と正反対の,とことん「静」! 『グレースフル・ヴィジョン』を聴いた瞬間「これがあのニューヨーク・トリオなのか?」と,耳を疑いたくなるくらいの大変動! 新生とは真正であった。

 『グレースフル・ヴィジョン』の“静けさ”は『ILLUME』の“静けさ”とは異なっている。アリ・ホニックの,それはそれは刺激的なビートが炸裂しているのだが,これぞ「雷鳴の後の地鳴り」のよう。そう。聴き所は「一瞬の静寂」にある。
 『グレースフル・ヴィジョン』の象徴としての“沈黙のジャズ・ピアノ”【GRACEFUL INTERMISSION】! 中身は聞いてのお楽しみ(このトラックを聴ける人がいるならば)である。

 『グレースフル・ヴィジョン』は,優雅であり,クラシカルであり,そして深く美しく響いている。まるで雨音を聴いているかのようなピアノ・トリオのファンタジーに,魂が震えた感覚がしっとりと残っている。アキコ・グレースジャズ・ピアノが“瑞々しい”。

GRACEFUL VISION-2 誌的で日本的で切なく儚げな【EVANESCENCE OF SAKURA】。心の奥底を明るく照らしてくれる“ソロ・ピアノ・タッチな”【SILVER MOON】。穏やかで凛然たる律動感に満ちた【APPROACH TO SHINE】。悲しくも美しいレクイエム【LACRIMOSA】…。
 そうして迎える『グレースフル・ヴィジョン』のハイライト! 日本的な間,空間,無を経て,ボーナス・トラック【DELANCEY STREET BLUES ’08】が耳元を一気に駆け抜ける! 突き抜ける! これぞ待ち設けていたカタルシス!

 そう。『グレースフル・ヴィジョン』こそ「ジャズを超えたジャズ・アルバム」である。しかし惜しまれるのは,ほんの一歩だけ「ジャズを超え過ぎた」かなぁ。

  01. Evanescence of Sakura
  02. How Deep is the Ocean
  03. Fly On Seven
  04. Doxy
  05. Approach to Shine
  06. Silver Moon
  07. Lacrimosa
  08. Innocent Waltz
  09. A Nightingale Sang in Berkeley Square
  10. Traumerei
  11. Graceful Intermission  
  12. Delancey Street Blues '08

(サヴォイ/SAVOY 2008年発売/COCB-53723)
(ライナーノーツ/岩浪洋三,バリー・アイスラー)

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山中 千尋 / アウトサイド・バイ・ザ・スウィング3

OUTSIDE BY THE SWING-1 『OUTSIDE BY THE SWING』(以下『アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング』)を一聴して驚いた日のことを覚えている。
 これが山中千尋か? あの山中千尋なのか? 自分の耳を疑ったことを覚えている。

 『アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング』で山中千尋が“大変貌”。山中千尋に,テンションが半端ないストレート・ア・ヘッド・ジャズを演らせてはいけない。「オール4」のオールラウンダーが裏目に出ている。大胆なアレンジと繊細かつ力強い山中千尋の個性がまるで伝わってこない。“スパークしない”山中千尋ピアノには興味が沸かない。

 山中千尋は「アンサンブル指向」のジャズ・ピアニスト。犯人はジェフ・ワッツである。『アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング』はジェフ・ワッツのアルバムである。それくらいに山中千尋ジェフ・ワッツに感化されてしまっている。

 例えばオープナーの【アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング】。こんなに緊張感張り詰めた山中千尋ピアノは前例がない。そして【オール・ザ・シングス・ユー・アー】。山中千尋はメロディを繰り返すのみであってジェフ・ワッツの縦横無尽なドラミングの引き立て役を努めているにすぎない。
 そう。ブラックホール的なジェフ・ワッツの重力に山中千尋がすっかり引き寄せられパワーを発揮できていない。

 原因はマイナー・レーベル=澤野工房からメジャー・レーベル=ヴァーブへの移籍であろう。
 これが一体何を意味するのか? インディーズとメジャーの制作スタンスの違いは“ニッチ”から“万人受け”にあると思う。山中千尋もヴァーブの掟に従って?今まで続けていたセルフ・プロデュースをやめた。結果,山中千尋の非ジャズ的なセンスが前面に押出されたのだと思う。

 例えば『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』の再演となった【リヴィング・ウィズアウト・フライデイ】と『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』の再演となった【八木節】。
 あれほど面白かった“地鳴りのような”名演が,極身近な距離感で鳴っている。ジェフ・ワッツ効果で,結構ビシバシ鳴っている。一般的にはカッコイイ演奏。でもジャズ・ファンからすると「そうではない!」んだよなぁ。
 キュートなピアニカで奏でる【キャンディ】のような小粋な演奏をもっともっと〜(ほっともっとは高橋みなみ)。

OUTSIDE BY THE SWING-2 『アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング』での“大変貌”は山中千尋自身が望んだ変化ではなかったと思う。そういう意味では残念な駄盤である。

 管理人は澤野工房の名セルフ・プロデューサー=山中千尋を支持いたします(ただし名セルフ・プロデューサー=山中千尋がヴァーブの音造りを理解した『アビス』『ブラヴォーグ』は除く)。

  01. OUTSIDE BY THE SWING
  02. I WILL WAIT
  03. IMPULSIVE
  04. HE'S GOT THE WHOLE WORLD IN HIS HANDS
  05. TEARED DIARY (ATTENDS OU VA-T'EN)
  06. YAGIBUSHI 〜Revised Version〜
  07. CLEOPATRA'S DREAM
  08. MATSURIBAYASHI / HAPPY-GO-LUCKY LOCAL
  09. 2:30 RAG
  10. LIVING WITHOUT FRIDAY
  11. ANGEL EYES
  12. ALL THE THINGS YOU ARE
  13. CANDY

(ヴァーヴ/VERVE 2005年発売/UCCJ-2040)
エンハンストCD仕様:【I WILL WAIT(THE SCENE FROM THE RECORDING SESSION)】
(ライナーノーツ/ジョージ・ラッセル)

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山中 千尋 / マドリガル5

MADRIGAL-1 ラリー・グレナディアジェフ・バラードが連続参加した事実から『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』の続編であろう『MADRIGAL』(以下『マドリガル』)。

 しかし『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』と『マドリガル』には天と地ほどの開きがある。いいや,正確にはアメリカと日本の開き。『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』が本場ブルックリン・ジャズ名盤なら『マドリガル』は“和ジャズ”の名盤と呼んでしまおう。
 そう。『マドリガル』には山中千尋の“日本女性としての”魅力ぷんぷん。「オール4」の山中千尋が世界で売れるわけである。

 ラリー・グレナディアジェフ・バラード,そして『マドリガル』では新ドラマーロドニー・グリーンとのバトルも多いが,山中千尋はそれでも総じて“普通に”ピアノを弾いている。やっぱり。きっぱり。我が道を行く〜。

 え〜,セラビー。それって【SCHOOL DAYS】のことでしょ?という外野の声?
 NO。確かに【SCHOOL DAYS】のメガトン級のインパクトは認めるが,山中千尋の「懐メロ路線」は前々からのこと。『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』と『リーニング・フォワード』での中島みゆき。『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』での【八木節】&かまやつひろしなのだから『マドリガル』でペギー葉山の【学生時代】を取り上げたからといって驚きはしない。今に始まったことではないんだゾ〜。

 そうではなくて「ブッ飛び&ロマンティック」なアレンジに寄り添う,深い叙情性を持ちながらも,甘さに流されない芯の強いピアノ・タッチが“和”している。日本人女性らしい,若干ウェットでしめやかなピアノ・タッチが奥ゆかしさで満ちている。
 この“和”のニュアンスは低音ラインを勝負玉に使うダイナミックな“弾きっぷり”に大西順子を意識したせいかもしれないが,思うにそんな単純なものではなく「ピアノ=打楽器」ゆえのリズム感に表われている。

 山中千尋のオリジナル【ANTONIO’S JOKE】は言わずもがな。ジョージ・ラッセルの【LIVING TIME EVENT V】やシダー・ウォルトンの【OJOS DE ROJO】のような佳曲から【CARAVAN】【TAKE FIVE】の大スタンダードまでが跳ねている。
 『マドリガル』で初めて感じた山中千尋の“稀有なリズム感”! これはグルーヴィともファンキーとも異なる日本の祭り。ジャズの代名詞である「裏」ではなく太鼓の「表」拍子!
(↑ この記事はあくまで個人的な主観です。ラリー・グレナディアジェフ・バラード参戦でド・ジャズしないわけはありません)。

MADRIGAL-2 そう言えば『マドリガル』の説明として山中千尋自身の言葉として「THIS ALBUM IS INSPIRED BY AND IS ALSO DEDICATED TO MY CHILDFOOD」と記されてある。
 そう。『マドリガル』は山中千尋の「幼少時代」へのトリビュート盤。山中千尋はバークリー首席卒業のお嬢様である。
 しっかし,ちーたん。子供の頃はかなり遊んでいたんだろうなぁ。お〜っと,ちーたんは不良ではありませんよ。ここで管理人が主張する遊びとは「鍵盤での一人遊び」のこと。セロニアス・モンクばりに,ピアノでコロコロ遊んでいたのだと想像します。でないとこんなリズムにこんな音,常人では乗っけないですから〜。

 読者の皆さんもちーたんの一人遊びのハイライト曲【LESSON 51】を聴いて全力で一緒に遊んであげてください。
 タンゴなんでしょうけど,どこかで聴き覚えのある不思議なコード進行。うわ〜い。前のめりでも後ろにハズスでもないオン・タイム・ジャズがエゲツナイ。外れているようで完璧に決まっている。これぞちーたんの“音の玉手箱”。ヤッホ〜。

 管理人の結論。『マドリガル批評

 『マドリガル』は“日本人女性ジャズ・ピアニスト”として“アンチ裏拍子”信者へと捧げられた“裏”名盤である。

  01. Antonio's Joke
  02. Living Time Event V
  03. Madrigal
  04. Ojos De Rojo
  05. School Days
  06. Salve Salgueiro
  07. Caravan
  08. Lesson 51
  09. Take Five

(澤野工房/ATELIER SAWANO 2004年発売/AS038)
(デジパック仕様)
(ライナーノーツ/北見柊)

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山中 千尋 / ホエン・オクトーバー・ゴーズ5

WHEN OCTOBER GOES-1 『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』でのレイ・パーカーベースラフレェ・オリヴィア・スキィドラムからなる山中千尋トリオは「アンサンブル指向」。3人共に他の楽器のスペースを空けつつも自己主張を繰り返している。
 そう。山中千尋の本質は,共演者の力を引き出しつつ自分の力量を発揮するタイプのジャズ・ピアニストである。

 そんな「アンサンブル指向」のジャズ・ピアニストにとって,とりわけ重要なのがベーシストドラマーベーシストドラマーの資質次第で“大化けの化学反”応を見せることもあれば,せいぜい凡庸な駄盤を産み出す結果も待ち受けている。ハービー・ハンコックライル・メイズなどが「アンサンブル型」の最右翼であろう。

 山中千尋の2nd『WHEN OCTOBER GOES』(以下『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』)での共演クレジットを見て胸がときめいた!
 やった! ラリー・グレナディアベースジェフ・バラードドラム。そう。あの“天才”ブラッド・メルドートリオのレギュラー・ベーシストにレギュラー・ドラマー参戦! ついに山中千尋ブラッド・メルドーと肩を並べる大チャンス!?

 まぁ,そんな過剰な期待はウソであるが,ラリー・グレナディアジェフ・バラードとの共演で確実に山中千尋が「ヴァージョンアップ」。バークリー首席卒業は伊達ではない。NY在住の山中千尋=本場ブルックリン・ジャズは満点の完成度。そう。山中千尋“世紀の”快演なのである。

 山中千尋が“ブッ飛んでいる”。一発勝負のインタープレイが疾風の如く。単純に「脇を固める」存在では収まらないラリー・グレナディアジェフ・バラードを追いかけて,ついに掴まえる瞬間の躍動感は「もしかしてブラッド・メルドー?」級。
 名盤ホエン・オクトーバー・ゴーズ』で山中千尋が“一皮も二皮も剥けた”。ちーたんファンの耳の皮さえ剥いてみせた。「黒い恐怖」おそろしや〜。

 さて,それでいて『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』に熱演の印象がない。パワフルなのに軽快なスイング感。凛としていてエレガントな表情は『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』延長線上にある「七色レインボー」。
 山中千尋ピアノの音色は,山中千尋のイマジネーションそのものである。感情を88の鍵盤に重ねて,ただただ歌う。しなやかで瑞々しい音の余韻がかすかな震えとなって,僕らの心の内面にじわじわと降り注いでくる。

 加えて,山中千尋の“アナログな”選曲眼。どうしたらかまやつひろしジャコ・パストリアスがつながるのか? 【BALLAD FOR THEIR FOOTSTEPS/THREE VIEWS OF A SECRET】の“完璧なつながり”は驚異的。
 キース・ジャレットの数多くの名曲群の中から阪神大震災のオムニバス盤『THE RAINBOW COLORED LOTUS』収録の【PAINT MY HEART RED】をなぜ選ぶ? タイトル・トラックにバリー・マニロウの【WHEN OCTOBER GOES】をなぜ選ぶ?

 そして山中千尋の生涯の代表曲=【八木節】。キース・ジャレットの【PAINT MY HEART RED】の美しさに息を呑んだ瞬間,目の前に舞い上がる,クリエイティブで複雑なパルスのどよめき! か〜,この緩急自在のアレンジ力が絶品!
 いいや,山中千尋の作曲力! 【TAXI】【S.L.S.】 ←『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』のトラック批評をカミング・スーン。

WHEN OCTOBER GOES-2 管理人の結論。『ホエン・オクトーバー・ゴーズ批評

 山中千尋の複雑で味わい深い響きのピアノの音色。ダイナミズムと繊細さ。アンサンブルとインタープレイ。テクニックと歌心。『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』を聴いていると,無意識のうちに口許がほころんでいる自分に気付く。

 山中千尋ラリー・グレナディアジェフ・バラード=「THIS IS CHIHIRO YAMANAKA TRIO」!

  01. Taxi
  02. Just In Time
  03. Paint My Heart Red
  04. Yagi Bushi
  05. Plum The Cow
  06. Ballad For Their Footsteps/Three View Of A Secret
  07. I Got Rhythm
  08. When October Goes
  09. S.L.S.
  10. In A Mellow Tone

(澤野工房/ATELIER SAWANO 2002年発売/AS025)
(デジパック仕様)
(ライナーノーツ/北見柊)

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山中 千尋 / リヴィング・ウィズアウト・フライデイ5

LIVING WITHOUT FRIDAY-1 山中千尋のニュー・アルバムが届けられるたびに,山中千尋デビューCD=『LIVING WITHOUT FRIDAY』(以下『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』)にこそ,ジャズ・ピアニスト山中千尋の個性が一番表われていると思うようになった。

 最近の山中千尋ジャズ・ピアノは分かりやすい。別に以前が難解であったの意ではない。コンセプトが明瞭なので聴きやすいだけ。一方,デビュー盤の『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』はノーコンセプト。同じ聴きやすいでも,こちらは“普通っぽい”名演集。
 しかし,この“普通っぽい”が“普通っぽくない”山中千尋の個性を際立たせている。思うに山中千尋は「オール4」のジャズ・ピアニストである。

 大西順子の男勝り。木住野佳子の繊細さ。上原ひろみの爆発力。石原江里子のヘタウマ…。
 山中千尋を強いて言えば“エレガント”なのであろうが,上記4人の特徴と比べてインパクトが薄い。でもでも飛び抜けた特徴が薄くても総合力で捉えた山中千尋の個性はズバ抜けている。バランスが良いゆえ,山中千尋の様々なピアノ・タッチの表情がボディーブローのように効いてくる。
 “普通っぽい”が“普通っぽくない”。いそうでいない「オール4」なオールランダーが,強烈に超個性的なジャズ・ピアニストなのである。

 管理人にとって『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』はスルメ盤。聴き込む度にだんだん良くなってくる。この「爽やかなスイング感」こそがジャズ・ピアノを聴く醍醐味であろう。
 山中千尋はインテリジェンス。アレンジに特別な才がある。つまりはオリジナルの世界観を提示する「伝える力」に優れている。まあ,美人だしね…。

 『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』でのチヒロ・ヤマナカ・トリオは女性2人と男性1人。ドラマーラフレェ・オリヴィア・スキィが女性なのも『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』を「特異な存在」にしている要因であろう。
 例えば1曲目の【BEVERLY】。このトラックの聴き所はミディアム・テンポのスイング感。ゆったりノビノビとしなやかに前進していくチヒロ・ヤマナカ・トリオ。リリカルで小気味良い柔軟なスティック・ワークとピアノ・タッチ。女性ならではの色彩が表われている。う〜ん。エクセレント。

 続く2曲目【GIRL FROM IPANEMA】。この“豹変ぶり”が『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』のハイライト。
 “女豹”と化した山中千尋がノーテンキな原曲を換骨堕胎したかのような“原型崩れ”の大胆なアレンジがめっちゃカッコ良い。
 山中千尋のダイナミックなジャズ・ピアノが大暴れ! 七色のテクニックを駆使してステレートにメロディを弾き上げた瞬間に始まるインプロヴィゼーション! この手数の多さでこのドライブ感を生み出すとはあっぱれ! それでいて“ゴリゴリ”ピアノにリズム隊が絡みつくスキを与えている。ここが管理人の言う,山中千尋のインテリジェンスとアレンジ力!
 こんなに硬派でカッコ良い【イパネマの娘】は他に例をみません! やっぱり美人は手ごわかった〜!

LIVING WITHOUT FRIDAY-2 普通に演奏しているだけなのに,結果,ハミダシテしまう。そんな「平均点の個性派」山中千尋
 今でこそバカ売れしているが,澤野工房時代の山中千尋は,まだ世間の目など気にしてはいない。『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』は山中千尋のセルフ・プロデュース。そう。『リヴィング・ウィズアウト・フライデイ』は山中千尋のセルフ・ポートレイト

 本人はいつでもいたって普通に演奏しているだけ。だから普通の人だと思って掴まえに行った瞬間,するりと身をかわされてしまう。等身大の山中千尋は「オール4」なはずなのにその完全さのあまり常軌を逸している。常識人では相対できない,ふわふわとした掴み所のないべっぴんさんでした。

 「人間性が音に出る」が持論の管理人。え〜,やっぱり,大ショック。恐いもの見たさな読者の皆さんは 「ろひちかなまや」 をご覧ください。
 音楽同様,ちーたんはかなりの変わり者でした。でも,本名は「よしお!」さん,かなり好きですよっ。

  01. Beverly
  02. Girl From Ipanema
  03. A Sand Ship
  04. Living Without Friday
  05. Cry Me A River
  06. Pablo's Waltz
  07. Balkan Tale
  08. Stella By Starlight
  09. Black Nile
  10. Invisible Friends

(澤野工房/ATELIER SAWANO 2001年発売/AS016)
(デジパック仕様)
(ライナーノーツ/北見柊)

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