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2012年07月

 渡辺貞夫とリチャード・ボナの初めてのコラボレーション『SADAO 2000』は,リチャード・ボナの“才能に惚れ込んだ”渡辺貞夫がリチャード・ボナに“自由にやらせた”コラボレーションであった。  そして,渡辺貞夫とリチャード・ボナの2度目のコラボレーショ ...

 「自分の気に入ったいい音と,いい物があれば人生は最高! 溢れる想いをメロディーに託し,メロウな作品や軽快なサウンドにナベサダのサックスが舞う! 多数の日米コンボが参加した,渡辺貞夫のロマンチック・セイリング!」。  『GOOD TIME FOR LO ...

 ついに来た“大本命”! アフリカのナベサダ! いいアルバムだ! 『SADAO 2000』を聴いた時に単純にそう思った。後程,猛反省することになるとも露知らず〜。  『SADAO 2000』の主役はリチャード・ボナ。しかし『SADAO 2000』を聴い ...

 『VIAJANDO』(以下『ヴィアジャンド』)は“都会のブラジル音楽”である。多分,出来はいいのだろう。事実,冒頭の4トラック【アフロジル】【ヴィアジャンド】【オン・サニー・ディ】【バタフライ】の展開は神!  でも,それでも管理人には退屈である。理由 ...

 『GO STRAIGHT AHEAD ’N MAKE A LEFT』(以下『ゴー・ストレート・ア・ヘッド・アンド・メイク・ア・レフト』)は“一気に”聴き通せる名盤である。  理由は1)曲間の無音が0秒。2)【NIGHTLY YOURS】【MAJI】【 ...

 短命だったファンハウス時代の渡辺貞夫はやりたい放題?  渡辺貞夫本人の意向が強いのか? レコード会社の意向が強いのか? クリスマス・ライブの『A NIGHT WITH STRINGS』の2枚『VOL.2』『VOL.3』の売れ線・続編。そしてスタジオ録音 ...

 『EARTH STEP』(以下『アース・ステップ』)での“カッコイイ”ナベサダを是非聴いてみてほしい。  ナベサダが思いっきり“スタイリッシュ”している。『アース・ステップ』こそ,渡辺貞夫のダンディズム。真に“お洒落”な音楽なのである。  ズバリ『ア ...

 並みのジャズメンなら過剰に気合入れすぎな「ウィズ・ストリングス」ものの『A NIGHT WITH STRINGS』(以下『ア・ナイト・ウィズ・ストリングス』)。  『HOW’S EVERYTHING』で100名のオーケストラと共演した経験がなせる業な ...

 70年代の渡辺貞夫はジャズだった。80年代の渡辺貞夫はフュージョンだった。  そして1989年の渡辺貞夫は『FRONT SEAT』(以下『フロント・シート』)。『フロント・シート』は渡辺貞夫の未来をも指し示している。  そう。『フロント・シート』は渡 ...

 渡辺貞夫の『SELECTED』。何とも素晴らしい渡辺貞夫のセルフ・セレクテッド。  管理人はベスト盤は買わない主義。理由はどこかの記事で書いたはずだが,要は全ディスコ・グラフィを集めたら不要品でしょ?  だからベスト盤は未発表テイクがなければ買わない。で ...

 『ELIS』(以下『エリス』)こそ渡辺貞夫最高のヒット作(アメリカ「ラジオ&レコード」誌ジャズ・チャート4週連続第1位! あくまでランキング上の最大ヒット。セールス枚数で語ったら『エリス』ではなく『カリフォルニア・シャワー』か『ランデブー』だったのでは ...

 ライブ盤=『パーカーズ・ムード』と同メンバーによる,同じくストレート・アヘッドなスタジオ録音盤。それが『TOKYO DATING』(以下『トーキョー・デイティング』)である。  一般には『パーカーズ・ムード』と『トーキョー・デイティング』は姉妹盤であ ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...

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