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2013年07月

 「ミスター・スムーズ・ジャズ」。この栄誉ある称号を管理人はボブ・ジェームスに差し上げたいと思う。  現役バリバリのフォープレイでの活躍に対してではない。80年代のデヴィッド・サンボーンやアール・クルーとのコラボに対してでもない。この称号は70年代から ...

 ブルー・ミッチェルは“どう吹いたって”ブルー・ミッチェルのままなんだなぁ。  『DOWN WITH IT』(以下『ダウン・ウィズ・イット』)を愛聴していた頃にそう思った記憶があるし,4日前に聴き直した時にも,やっぱりそう思ってしまった。  これってリ ...

 管理人がブルー・ミッチェルを愛する理由はブルー・ミッチェルが「アンサンブラー」だからである。  ブルー・ミッチェルは自分の求めるサウンドのためならいつでも自分を無にすることができる。  そのような“縁の下の力持ち”的なジャズメンはブルー・ミッチェル以 ...

 上原ひろみは,チック・コリアの後継者である。  音楽性もそうであろうが,自分の内に湧き上がるアイディアを抑えきることができない“チック・コリアな”ジャズメンである。  『SPIRAL』で“行き着くところまで行ってしまった”トニー・グレイ,マーティン・ ...

 「小沼ようすけ SOLO GUITAR LIVE」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  小沼ようすけのソロ・ギター・ライブのハイライトは,初挑戦の?スキャットと“1人3役”のトリプル・ギター!  小沼ようすけがスキャット導入で目 ...

 行ってきました! 7/18「ブルックリンパーラー博多」の「小沼ようすけ SOLO GUITAR LIVE」!  小沼ようすけのソロ・ギター・ライブは7ヶ月ぶり。前回感じた“海の物とも山の物ともつかない”感は一切なし。それどころか小沼ようすけが昨夜のラ ...

 ブルー・ミッチェルが好きです。大好きです。ブルー・ミッチェルこそ,管理人の趣味に“ピシャリ”なトランペッターなのです。  ここで言う好きとはマイルス・デイビスやウィントン・マルサリスに対する好きとは違います。  例えるなら,マイルス・デイビスやウィン ...

 「ナルチョはベースを独学で習ったんだろうなぁ。ジャコパスのコピーとかは演らなかったんだろうなぁ」。  これがナルチョのベストCD=『HERE COMES THE HURRICANE BASSMAN』を聴き終わった印象であった。それ位にナルチョのベースが ...

 ナルチョが,もしCASIOPEAに参加しなかったとしたら,自分の中のナルチョ評はどうだったかなぁ,と思うことがある。  CASIOPEA以前のナルチョの印象はとても良いものだった。特に思い出深いのはNHK「ベストサウンド」で見たチョッパー・ベース講座 ...

 管理人は「GON MIZUHASHI」は知っていたが「水橋孝」は知らなかった。  管理人が「水橋孝」を知ったのは『INTERPLAY NOW』(以下『インタープレイ・ナウ』)であった。『インタープレイ・ナウ』で初めて聴いた「水橋孝」は「GON MIZ ...

 『NASHVILLE』は最高だったのになぁ…。  これが『NASHVILLE』の続編である『GOOD DOG,HAPPY MAN』(以下『グッド・ドッグ,ハッピー・マン』)を聴いた後の正直な感想であった。  『NASHVILLE』で,アメリカン・カン ...

 『ナッシュビル』こそビル・フリゼールの“転換点”にして“最重要作品”。  ビル・フリゼールを批評するつもりなら,必ずや『NASHVILLE』以前と『NASHVILLE』(以下『ナッシュビル』)以後について語らねばならない。『ナッシュビル』は,本気でビル ...

 『イン・ライン』が“静”の代表作であるならば『BEFORE WE WERE BORN』(以下『ビフォア・ウィ・ワー・ボーン』)は“動”の代表作。  『ビフォア・ウィ・ワー・ボーン』でのビル・フリゼールは,これでもかって言うくらいにジャズ・ギターを弾きま ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...

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