ブラッド・メルドー,芸術音楽を究めたり! ブラッド・メルドー,ジャズ・ピアノを究めたり! ブラッド・メルドー,「THE ART OF THE TRIO」を究めたり! 『PROGRESSION:ART OF THE TRIO,VOLUME 5』(以下 ...
2013年08月
ブラッド・メルドー / プレイシズ
“超・天才”ブラッド・メルドーがその才能をいかんなく爆発させた名盤が『PLACES』と『DAY IS DONE』の2枚である。 同じ傑作であっても『PLACES』と『DAY IS DONE』のアプローチは異なる。心を突き抜ける『PLACES』と腸を ...
ブラッド・メルドー / アート・オブ・ザ・トリオ 4:バック・アット・ザ・ヴァンガード
ブラッド・メルドーはジャズメンではない。アーティストである。 『ART OF THE TRIO 4:BACK AT THE VANGUARD』(以下『アート・オブ・ザ・トリオ 4:バック・アット・ザ・ヴァンガード』)を聴いて,ブラッド・メルドーをアー ...
ブラッド・メルドー / ソングス:アート・オブ・ザ・トリオ VOL.3
ブラッド・メルドーはジャズメンではない。アーティストである。 『SONGS:THE ART OF THE TRIO VOLUME THREE』(以下『ソングス:アート・オブ・ザ・トリオ VOL.3』)を聴いて,ブラッド・メルドーをアーティストと呼ぼう ...
ブラッド・メルドー / アート・オブ・ザ・トリオ VOL.2:ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
さて,ブラッド・メルドーである。“天才”ジャズ・ピアニストである。現代ジャズの文脈で聴き取る限り“超・天才”である。 なんたってブラッド・メルドーの愛称は「20世紀最後の新人ピアニスト」。雨後の筍の如く登場する新人ジャズ・ピアニストの中にあって,ブ ...
山中 千尋 / モルト・カンタービレ
「なんでこうなるのっ」! 毎回ちーたんの新作を聴く度にそう思ってきたのだが,クラシックをも“山中千尋・ジャズ”の素材として取り込んでしまう『MOLTO CANTABILE』(以下『モルト・カンタービレ』)での超絶アレンジに舌を巻く。 ピアノ・トリオ ...
ブッカー・リトル / ブッカー・リトル・アンド・フレンド
“伝説のトランペッター”ブッカー・リトルは確かに“伝説”である。しかし“伝説”は“伝説”でもトランペッターとしてではない。ブッカー・リトルの“天才”はコンポーザーとしてである。 そういう訳で以下に書き記す『BOOKER LITTLE AND FRIE ...
大西 順子 / クルージン
管理人は『CRUSIN’』(以下『クルージン』)を聴いて大西順子の本質を理解できたと思っている。 大西順子は“オーソドックスなジャズ・ピアニスト”であって革命児ではない。大西順子はJ-ジャズのウイントン・マルサリスであり“新伝承派”と考えてまず間違い ...
小曽根 真 / パラダイス・ウィングス
輝くようなピアノ・タッチと軽快なビートで,ジャズ,フュージョン,ボサノヴァ,ファンクがシャッフルする『PARADISE WINGS』(以下『パラダイス・ウィングス』)だが,正直好みではない。 『パラダイス・ウィングス』は,名盤『スターライト』路線の ...
アキコ・グレース / マンハッタン・ストーリー
アキコ・グレースの「ニューヨーク三部作」は,どれも甲乙付けがたい名盤であるが「ニューヨーク三部作」の中でも,管理人の手が真っ先に伸びるのが『MANHATTAN STORY』(以下『マンハッタン・ストーリー』)である。 『マンハッタン・ストーリー』の ...
ボブ・ジェームス / グランド・ピアノ・キャニオン
『GRAND PIANO CANYON』(以下『グランド・ピアノ・キャニオン』)こそ,ボブ・ジェームスの“最高傑作”である。 『グランド・ピアノ・キャニオン』について語る「枕言葉」に「フォープレイの原点」があるが,その調子で聴いてもいいが,できれば ...
ボブ・ジェームス & デヴィッド・サンボーン / ダブル・ヴィジョン
名プロデューサー=ボブ・ジェームスは『DOUBLE VISION』(以下『ダブル・ヴィジョン』)で,なぜセルフ・プロデュースしなかったのだろう? その答えはトミー・リピューマであり,マーカス・ミラーである。 ズバリ,宣言しよう。『ダブル・ヴィジョン ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-92
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...