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2013年10月

 スガダイローのフリー・ジャズは,音楽という視点で捉えるよりもエンターテイメントとして捉える方が感覚的に近いと思う。  ズバリ,スガダイローの絶対に破綻しないフリー・ジャズ=アメリカン・ヒーローもののようである。  途中でどんなにやられようが最後には正 ...

 『坂本龍馬の拳銃 −須賀大郎短編集−(上)』と『黒船・ビギニング −須賀大郎短編集−(下)』に衝撃を受けていた時期だから2009年頃の会話のパターンはこのようなものだった。  ジャズ仲間と会う。「セラビーの最近のお奨めは?」となる。「スガダイロー」と答える ...

 アメリカ最高の男性ヴォーカリストの筆頭格=トニー・ベネットの伴奏を務めるとはビル・エヴァンスは幸運な男だ。これが世間の感想であろう。  しかし管理人から言わせれば,ジャズ・ピアノの巨人=ビル・エヴァンスに伴奏してもらえるとはトニー・ベネットは幸運な男で ...

 『REQUIEM』(以下『レクイエム〜ケニー・カークランドに捧ぐ』)について語る時,ケニー・カークランドは外せない。  そう。ケニー・カークランドのラスト・レコーディング。ケニー・カークランドへの追悼盤…。  ズバリ『レクイエム〜ケニー・カークランドに ...

 「T−SQUARE SUPER BAND SPECIAL」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  「T−SQUARE SUPER BAND」は35年の時を経てAKB48のようなチーム制のバンドになったようでした。「T−SQUARE  ...

 行ってきました! 10/15「大阪フェスティバルホール」の「T−SQUARE SUPER BAND SPECIAL」!  「T−SQUARE」のデビュー35周年を記念した大満足のスペシャル・ライブ! 大阪まで本当に行って良かった! いいや,行けて良かっ ...

 グラミー受賞の駄盤=『ブルース・ウォーク』で,ブランフォード・マルサリスから離れてしまった管理人。  『THE DARK KEYS』(以下『ザ・ダーク・キイズ』)を手にしたのは発売後10年ぐらい経ってからのことである。手に取った理由もブランフォード・マ ...

 2013年度のグラミー賞は小曽根真&ゲイリー・バートンのデュエット作=『TIME THREAD』(以下『タイム・スレッド』)で決まり!  だ〜ってチック・コリア&ゲイリー・バートンのデュエット作『HOT HOUSE』がグラミー受賞で『タイム・スレッド』 ...

 『CRAZY PEOPLE MUSIC』で,ウイントン・マルサリスに追いついたブランフォード・マルサリス。  通常であれば,あのまま「メインストリート・ジャズ」の王道を走り続けて“新伝承派”のリーダーを目指してもよいはずであるが…。  『CRAZY  ...

 『CRAZY PEOPLE MUSIC』(以下『クレージー・ピープル・ミュージック』)の真髄は,ブランフォード・マルサリスによるジョン・コルトレーンのフォロワー=“コルトレーン・チルドレン”宣言作である。  【MR.STEEPEE】は【MR.P.C. ...

 小沼ようすけの新作が届けられる度に,管理人はいつでも『NU JAZZ』の“残像”を追い続けていたように思える。  だから小沼ようすけのジャズ・ギターが,どれ程進歩しようとも「まだまだだ」と引っ掛かってばかりいた。どうしても,心のどこかで忘れられない“ ...

 管理人はブランフォード・マルサリスの3RDアルバム=『RENAISSANCE』(以下『ルネッサンス』)の真髄は,ライナーノーツのクレジットの記述に隠されていた,という結論に達した。  ブランフォード・マルサリスはライナーノーツのクレジットの中に「SP ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...

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