大晦日は,アドリブログでも,ジャズ/フュージョンの総決算! 2013年,グラミー賞のノミネート作についてレポートします。 読者の皆さんには,管理人の一押しよりも,この中からジャズ/フュージョンに接することを(謙虚になって)お奨めいたします。 --- ...
2013年12月
キャンディ・ダルファー / ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー
キャンディ・ダルファーを全く聞かなくなってしまった。あれ程聞きまくっていたというのに…。 …と,思ったのは最近の話ではない。もう10年以上前にキャンディ・ダルファー聞かなくなってしまった。多分,もう聞かないと思ってしまった。 決別したわけではないのだ ...
バジー・フェイトン & ザ・ワーリーズ / バジー・フェイトン・ワーリーズ
バジー・フェイトンのロック・バンド=「バジー・フェイトン & ザ・ワーリーズ」のデビューCD『BUZZY FEITEN WHIRLIES』(以下『バジー・フェイトン・ワーリーズ』)。 これはダメだ。なぜかまだ手元に残っていた。いつものパターンならとう ...
バド・シャンク / 昼と夜のバド・シャンク
管理人がウエスト・コースト・ジャズを好きになったのは,アート・ペッパーでもチェット・ベイカーでもなく(次点としてのシェリー・マンやデイブ・ブルーベックでもなく)間違いなくバド・シャンクのおかげである。 そして『BUD SHANK−SHORT ROGE ...
バド・パウエル / バド・パウエル・イン・パリ
何度も書いているが,管理人は日常的にバド・パウエルを聴いてはいない。いいや,恐れ多くて手を出すことができないというのが本音である。 そう。「バド・パウエルを聴く」という行為には「それ相当の覚悟」が求められると思っている。 そんな中,気軽に手を伸ば ...
日野 賢二 / JINO
日野賢二を「日野皓正の次男」と称していたのは昔の事。今では日野皓正の方が「日野賢二の父」と称されることも多くなった。 もはや親父以上の売れっ子が「日野皓正の次男」として“NYのGROOVE”を身にまとったジャズ“ファンク”ベーシストこそ日野“JINO ...
バド・パウエル / ザ・シーン・チェンジズ/ジ・アメイジング・バド・パウエル VOL.5
最初にお断りしておく。この記事は『THE SCENE CHANGES − THE AMAZING BUD POWELL VOL.5』(以下『ザ・シーン・チェンジズ/ジ・アメイジング・バド・パウエル VOL.5』)批評であって【クレオパトラの夢】批評では ...
バド・パウエル / タイム・ウェイツ/ジ・アメイジング・バド・パウエル VOL.4
後期パウエルらしい,バラツキ感を感じる『TIME WAITS − THE AMAZING BUD POWELL VOL.4』(以下『タイム・ウェイツ/ジ・アメイジング・バド・パウエル VOL.4』)。 だから管理人は『タイム・ウェイツ/ジ・アメイジ ...
ブラッド・メルドー / アート・オブ・ザ・トリオ VOL.1
最近の管理人の音楽鑑賞ルーティング。それは上原ひろみを聴いた直後にブラッド・メルドーを聴くパターン。 これをやると上原ひろみ単独の場合以上に,上原ひろみにチック・コリアを感じ,ブラッド・メルドー単独の場合以上に,ブラッド・メルドーにキース・ジャレッ ...
上原 ひろみ / MOVE
上原ひろみの『MOVE』を購入後の1年間,事あるごとに聴き通してきた。悔しいことに『MOVE』批評がまとまらなかったからだ。 『MOVE』は決して難解なアルバムではない。懐が深いのは『VOICE』の方である。『MOVE』はどちらかと言えば浅い。 『M ...
バド・パウエル / バド・パウエルの芸術
1947年と1953年の録音がセットで収められた名盤『THE BUD POWELL TRIO』(以下『バド・パウエルの芸術』)。 管理人は『バド・パウエルの芸術』を愛聴してはいない。演奏は素晴らしいのだが『バド・パウエルの芸術』からは,バド・パウエ ...
T−スクェア・プラス / ヒストリー
『宝曲』『夢曲』『虹曲』と続いた,T−スクェアの“恒例・秋の風物詩”セルフカヴァー・シリーズ。 第4弾となる『HISTORY』(以下『ヒストリー』)は『宝曲』『夢曲』『虹曲』で貫かれた“現「河野/坂東時代」のT−スクェア”のコンセプトとは異なる実に1 ...
ジャズ喫茶 / オーディオ道場−2
ジャズ喫茶『オーディオ道場』へ行ってきました。 本当の目的は年に3回は行っている湯布院温泉の旅。今回は友人5人での贅沢な2泊3日のプランニングでしたので,2日目は湯布院の宿から熊本・南阿蘇方面に出かけることにしました。 連れの4人は未体験でしたの ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-96
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...