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2014年02月

 『MEGA db』と来れば“ドラムンベース”が代名詞。当時流行していたドラムンベースを「生でやったらどうなるか」をコンセプトにしてサンプリングやシーケンサも大胆に使用したクラブ・サウンドが代名詞。  しかし『MEGA db』を聴いて感じたのは“流行の ...

 『BLAZE OF PASSION』(以下『ブレイズ・オブ・パッション』)は“縮小傾向”が続いていたラテン・フュージョンの「終焉」を宣言した実験作。  本当に「終焉」したのかどうかは『DISPENSATION』と『MEGA db』を聴いて初めて分かっ ...

 前作『WIND LOVES US』より「トレードマーク」であったラテン・フュージョンの“縮小”キャンペーンを始めた「中期」ジンサクの名盤が『NAVEL』(以下『ネイブル』)である。  いいや,これでは過小評価だ。『ネイブル』こそジンサクの“裏”名盤。こ ...

 『WIND LOVES US』(以下『ウインド・ラブズ・アス』)を皮切りに『NAVEL』『BLAZE OF PASSION』と続く「中期」ジンサク3部作の特徴は“淡々しい”ラテン・フュージョン。  では“濃厚”ラテン・フュージョンの追求はやめて「中期 ...

 “ジンサク絶頂期”のライブ盤『VIVA!』の評価は星4つ。何とも惜しい星4つ。  星4つにした理由は決まっているではないか! だってジンサクのライブ盤だというのに櫻井哲夫のベース・ソロと神保彰のドラム・ソロが削られているではないか!  え? これって ...

 付け焼刃で見切り発車だったデビュー・アルバム『JIMSAKU』は置いといて,メンバーの固定化でジンサク独自のアイデンティテイが確立された『45℃(FORTY−FIVE DEGREES)』〜『JADE』で,カシオペア本体と肩を並べた“ジンサク絶頂期”のラ ...

 『JADE』(以下『ジェード』)は『45℃(FORTY−FIVE DEGREES)』の“延長線上”にある名盤である。  『ジェード』の魅力は「ジンサク・サウンドの整理整頓」。『ジェード』でジンサクの目指すラテン・フュージョンが確立されたと言える。   ...

 ジンサクのデビューCD『JIMSAKU』は,ラテン・フュージョンには違いないが,アンデス山脈における「コンドルは飛んでいく♪」的な“涼しい高冷地”でのラテン・フュージョン。  やっぱりラテン・フュージョンと来れば松岡直也や熱帯JAZZ楽団のような“灼熱 ...

 管理人は黄金期のカシオペアなら野呂・向谷派ではなく,櫻井・神保のジンサク派である。  しかし,だからといってジンサク名義のアルバムが好きかというとそうでもない。アルバム単位で比較するならジンサクよりもカシオペアの方が好みである。  要はカシオペア黄金の ...

 ズバリ『MERCY,MERCY,MERCY!』(以下『マーシー・マーシー・マーシー』)の真実は“ファンキー”キャノンボールであり“ファンクの御用商人”キャノンボールであり“オーバー・ファンク”である。  ゆえに管理人は『マーシー・マーシー・マーシー』 ...

 “ファンキー”キャノンボールの代表作『THEM DIRTY BLUES』(以下『ゼム・ダーティ・ブルース』)。  しかし『ゼム・ダーティ・ブルース』の魅力を“ファンキー”の一言で表現するのは勿体ない! 『ゼム・ダーティ・ブルース』の魅力は“ファンキー” ...

 スイングジャーナル誌2001年1月号で実施された読者アンケート企画「21世紀に残したい読者が選ぶ名盤ベスト100」のスーパーカウントダウン。それが「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」。  今回は96〜100位の発表です。 ----------- ...

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