アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2016年02月

デビッド・ベノワ / ビル・エヴァンスに捧ぐ5

WAITING FOR SPRING-1 競争激しいスムーズ・ジャズ系のピアニストの中にあって,デビッド・ベノワが他とは一線を画する理由が『WAITING FOR SPRING』(以下『ビル・エヴァンスに捧ぐ』)の中に秘められている。

 『ビル・エヴァンスに捧ぐ』とは,デビッド・ベノワによるビル・エヴァンストリビュート
 そう。リリカルでエモーショナルなデビッド・ベノワのルーツはビル・エヴァンスピアノにあったのだ。

 尤も,ビル・エヴァンストリビュート自体は珍しくない。
 管理人が『ビル・エヴァンスに捧ぐ』をプッシュする理由は『ビル・エヴァンスに捧ぐ』が,よくあるビル・エヴァンストリビュートに終わるのではなく,ピンポイントで『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリングトリビュートになっているからである。

 真のビル・エヴァンス・マニアにとって,ビル・エヴァンスの“最高傑作”と来れば「リバーサイド四部作」ではなく『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング』であるはずである。これは聴き比べればすぐに分かる事実である。

 ゆえにデビッド・ベノワが,ビル・エヴァンストリビュートの題材として『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリングトリビュートを制作したとなれば,聴かないわけにはいかなかった。

 デビッド・ベノワによる『ビル・エヴァンスに捧ぐ』は,確かに内省的なデビッド・ベノワであり,水墨画の色彩を十分に帯びたビル・エヴァンスである。
 デビッド・ベノワの音楽は「第二のビル・エヴァンス」を目指してきたわけではない。デビッド・ベノワは「今も昔も」デビッド・ベノワであり続けてきたことが伝わってくる。

 一方では,ビル・エヴァンスに恋焦がれつつも,一方ではビル・エヴァンスを頑なに拒絶しているのだ。
 しかし,それでも『ビル・エヴァンスに捧ぐ』を聴いていると,管理人にはデビッド・ベノワによる“エヴァンス派”宣言に聴こえて仕方がなかった。

WAITING FOR SPRING-2 そう。それこそが『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリングトリビュートの香り!
 人生に絶望しつつも,心のどこかで明日に期待してしまうのが人間なのである。明けない夜はないのだ。春の来ない冬はないのだ。

 ビル・エヴァンスの『YOU MUST BELIEVE IN SPRING』→デビッド・ベノワの『WAITING FOR SPRING』!

 この時期,管理人が無性に聴きたくなるアルバムである。春を待ち焦がれながら聴くにはもってこいのアルバムである。

  01. Waiting For Spring
  02. After The Snow Falls
  03. Cast Your Fate To The Wind
  04. Turn Out The Stars
  05. Cabin Fever
  06. Cat On A Windowsill
  07. Some Other Sunset
  08. My Romance
  09. Funkallero
  10. I Remeber Bill Evans
  11. Fireside
  12. Secret Love

(GRP/GRP 1989年発売/VDJ-1224)
(ライナーノーツ/デビッド・ベノワ,小川隆夫)

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菊地 成孔とペペ・トルメント・アスカラール / ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ4

NEW YORK HELL SONIC BALLET-1 『NEW YORK HELL SONIC BALLET』(以下『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』)から聴こえてくる“何とも気だるいムード・ジャズ”に「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の目指した音楽の全貌がついに明らかにされたように思った。

 というのも,ジャズの基本的なフォーマットに,弦楽四重奏とバンドネオンハープが参加する“ムーディー”仕様の「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」に,敢えて弦楽四重奏とバンドネオンハープを入れた意味があったのか,と問われると,その答えは「NO」であった。

 『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』以前の「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」は,表面上,映画音楽を準拠枠とする“妖艶な雰囲気”は必然ではなかったと思う。
 しかし『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』の主役は,グルーヴする弦楽器アンサンブル! 複数の音楽の絶妙な折衷の上に成り立つ“気だるさ”は,弦楽四重奏とバンドネオンハープなしでは成立しない。

 そう。『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』で,ついに「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の“気だるさ”が目を覚ました。「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の“気だるさ”が胎動を始めたのだ。

 一旦,音楽の主導権がリズムからフロントへと譲渡されたらもう止まらない! 甘美なメロディの氾濫が止まらない! 踊りながら大人になっていく感覚が味わえる! サルサが突っ走るのがニューヨーク・フィーリング!
 本当は好みではないバレエ感とオペラ感! 菊地成孔のヘタウマ・ヴォーカル林正子のオペラ・ソプラノが『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』の重要ファクター!

 恐らくここまで“気だるい”バンドのブレイクは当の菊地成孔でさえ想像できない事態であろう。「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の“ごった煮”感の音楽性は,絶対的な創造主=菊地成孔でさえ制御不能に陥っている。
 『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』の「ラウンジでの拷問地獄」に菊地成孔のイニシアティブを聴き取ることはできない。

NEW YORK HELL SONIC BALLET-2 後は「野となれ山となれ」である。だから『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ批評では,バンド編成の薀蓄話に終始しない。

 「弦楽四重奏とバンドネオンハープフィーチャリング」は「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の結成時に思い描いていたゴールであろうに,完成してみたら全くの予想外の音楽が鳴っている。
 熱帯の暑さに侵された“気だるさ”ではない。ニューヨークでサルサに侵されたままバレエとオペラを眺める“気だるさ”…。

 『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』での菊地成孔は,音楽の“傍観者”である。観客の一人として,音楽の創造の瞬間を一番の“特等席”で楽しんでいる…。あぁ…。

  01. Killing Time
  02. New York Hell Sonic Ballet
  03. When I Am Laid In Earth - Aria From The Opera "Dido and
     Aeneas"

  04. Procession
  05. Le Rita - La Suite "Cabaret Tangafrique"
  06. I Didn't Know What Time It Was
  07. Doh-In
  08. Wuthering Heights
  09. Wait Until Dark

(イーストワークス・エンタティンメント/EWE 2009年発売/EWCD-0167)
(デジパック仕様)

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デイブ・ウェックル / ハード・ワイアード4

HARD WIRED-1 ジャズフュージョン・マニアたちのよくやる遊びに「ブラインド・テスト」がある。「ブラインド」とは目隠しの意味。何の情報も与えずに音源を聴かせて,それが誰の演奏か?を当てる,意地とプライドを賭けた「ガチンコのお遊び」である。当たれば鼻高々。外せば地獄。心理戦も含んだ真剣勝負なのである。

 …で,いろいろと遊んだものだが,個人的な「ブラインド・テスト」の一番の思い出と言えば『HARD WIRED』(以下『ハード・ワイアード』)である。

 だって,あの野郎,ズルすぎる。あの順番で出してきたら,誰だって?「チック・コリア・エレクトリック・バンド」だと思うだろう?
 そう。『ハード・ワイアード』は「チック・コリア・エレクトリック・バンド」ではなくデイブ・ウェックルバンドCDであった。チック・コリアの変化玉を聴かされまくって頭脳戦に負けたのだった〜。

 翌日,未所有であった『ハード・ワイアード』をHMVに買いに行き,はやる気持ちを落ち着かせて聴き直した『ハード・ワイアード』に,改めて「チック・コリア・エレクトリック・バンド」を感じてしまった。

 「ブラインド・テスト」の一番の思い出とはこのことである。
 デイブ・ウェックルという答えを知った上で,冷静に聴き直してみたはずなのに,自分の頭脳が導き出した答えは,まさかの2回連続「チック・コリア・エレクトリック・バンド」だったのだ。この自分自身の反応に一番驚いてしまった!

 そしてこう思った。「チック・コリア・エレクトリック・バンド」のフィーリング,アイデンティティとは,チック・コリアではなくデイブ・ウェックルに負うところが大きかったんだ!

 やはり「チック・コリア・エレクトリック・バンド」の肝は,ド派手で機械的でドンピシャなエレクトリック同期生ドラムの手数王にして,基本はタイトでグルーヴするドラムにあったんだ〜!

HARD WIRED-2 『ハード・ワイアード』について語りたいのは,この一点だけ!

 神保彰ライナーノーツで絶賛するデイブ・ウェックルが,アンソニー・ジャクソンジョン・パティトゥッチジェームズ・ジーナスの凄腕ベーシスト3人と生み出すフュージョンを超えたPOPなリズムが,世界最高レベルのバンド演奏でとにもかくにも盛り上がります!

  01. HARD-WIRED
  02. AFRIQUE
  03. DIS' PLACE THIS
  04. IN FLIGHT
  05. CRAZY HORSE
  06. JUST AN ILLUSION
  07. WHERE'S TOM?
  08. IN THE POCKET
  09. TRIBUTE

(GRP/GRP 1994年発売/MVCR-180)
(ライナーノーツ/神保彰)

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菊地 成孔 南 博 / 花と水5

FLOWERS AND WATER-1 菊池成孔南博の共演と来れば,菊池成孔プロデュースによる南博ソロ名義『TOUCH & VELVETS QUIET DREAM』の「ムード音楽」がある。
 そして「ムード音楽」と来れば「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」による「ムード・ジャズ」を連想してしまう。
 ただし,どちらも管理人の好みではなかった。

 しかし,菊池成孔南博コラボレーションFLOWERS AND WATER』(以下『花と水』)は,モノが違う。
 「ムード・ジャズ」に付きまとう「低俗」な雰囲気から「高尚」とか「格調」とか「伝統美」へと転換させることに成功している。

 ズバリ『花と水』の成功の理由は「ムード音楽」の特徴であろう「官能音楽の歪んだエロさ」を消し去った一点に尽きる。
 菊池さん,やれば出来るじゃん。エロの対象は必らずしも肉体ではない。「高尚」とか「格調」とか,日本古来の礼儀作法のストイックな縛りの雁字搦めのエロに目を付けている。奥ゆかしさから感じるエロティシズムである。

 この端正な音楽制作のアプローチに,いつもの低俗路線を予想していた菊池成孔のファン全員が「ハートを射抜かれてしまった」ことと思う。良い意味で裏切られたと感じたあの幸福感が忘れられない。

 『花と水』のアルバム構成は【即興の花と水】が前戯として,心を震わせてから【フォール】【作曲された花と水】【ブルー・イン・グリーン】【オレンジ色は彼女の色】【ラッシュ・ライフ】【ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング】【チェンバロ協奏曲 第五番 ヘ短調 BMV.1056 第二楽章:ラルゴ】の有名スタンダード曲へと導いていく。

 その結果『花と水』は,どこまでいっても『』であり,どこまでもいっても『』である。健全で清らかで静かな「ムード・ジャズ」が,毒を盛られて一層の美しさを輝かせている。

FLOWERS AND WATER-2 『花と水』のテーマは「ジャズ・ジャポネズム」。それも東京に存在する「和」であって,都会のコンクリート・ジャングルのオアシスである,隠れ家としての「華道」や「茶室」で流れるBGMである。
 『TOUCH & VELVETS QUIET DREAM』とは異なり南博ピアノが個性を放つこともない。「和」の空間の一部となるべく,己を押し殺した南博の「ジャズ・ジャポネズム」が“ワビサビの日本ジャズ”を復権させている。

 どこまでも肩の力を抜いて「形式美」を重んじた演奏に徹したがゆえに,音楽が「静止する瞬間」が創造されている。この絶妙な間こそがアクセントであり,一番の聴かせ所であり,最大の武器である。

 南博のシンプルなピアノ菊池成孔のクリアなサックスデュエットを聞いていると「時間が止まる」思いがする。幸福な人生が永遠に続くような「錯覚」を覚えてしまう。

  01. Flowers And Water:Improvisation 01
  02. Fall
  03. Flowers And Water:Improvisation 02
  04. Flowers And Water:Composition
  05. Flowers And Water:Improvisation 03
  06. Blue In Green
  07. Flowers And Water:Improvisation 04
  08. Orange Was The Color Of Her Dress, Then Blue Silk
  09. Lush Life
  10. Flowers And Water:Improvisation 05
  11. You Must Believe In Spring
  12. Flowers And Water:Improvisation 06
  13. Concert For Cembalo
  14. Flowers And Water:Improvisation 07

(イーストワークス・エンタティンメント/EWE 2009年発売/EWCD 0159)
(紙ジャケット仕様)
(ライナーノーツ/菊地成孔)

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デイヴ・リーブマン / ウォーター4

THE ELEMENTS:WATER-1 何かの雑誌に書いてあったが,マイルス・デイビスの訃報を聞いたパット・メセニーの悲しみようは尋常ではなかったそうだ。
 いつの日か訪れたであろうマイルス・デイビスとの共演というパット・メセニーの「夢の1つ」が断たれたからなのであろう。

 ライバルであるジョン・スコフィールドマイルス・デイビスバンドのレギュラー・ギタリストの座を先を越されても,いつかはきっと振り向いてくれる,という強い思いで支えられていたパット・メセニーの“心が折れた”瞬間だったのだろう。

 しかし,パット・メセニーというギタリストはそれぐらいで挫けるような男ではない。パット・メセニーが次に狙ったのは,マイルス・デイビスバンドの共演者との共演である。そうすることで間接的にマイルス・デイビスとの疑似共演を体感できる!

 デイヴ・リーブマンの『THE ELEMENTS:WATER』(以下『ウォーター』)に“招待”された瞬間のパット・メセニーの喜びようが想像できる。子供のように大喜びして,二つ返事でOKを出したパット・メセニー…。
 だってデイヴ・リーブマンこそが“電化マイルス”の中心人物だったのだから…。

 ズバリ『ウォーター』の聴き所は,パット・メセニーの“色眼鏡”がかかった,デイヴ・リーブマンの「印象派」ジャズ・アルバムである。

 パット・メセニーの“屈折した”デイヴ・リーブマン像が明確であって“電化マイルス”を想起させるギターシンセが静かにエグイ,相当に厳しい内容である。
 カテゴリーとしてはコンテンポラリージャズではなくフリージャズに入れられるべきアルバムである。

 そんな中,デイヴ・リーブマンソプラノサックスパット・メセニーのピカソ・ギターで描く「絵画的」な表現は,テーマである『』と呼ぶにピッタリな「抽象的」な演奏である。

THE ELEMENTS:WATER-2 液体としての『』が,時に“軽い”気体となり,時に“硬い”固体となる。デイヴ・リーブマンパット・メセニーが“ジャズの浄水フィルター”をかけて『ウォーター』を『ミネラル・ウォーター』ばりに磨き上げている。

 パット・メセニーの念願かなったデイヴ・リーブマンとの共演盤『ウォーター』。『ウォーター』とは全然違うのだけど,聴き終えた感想はオーネット・コールマンとの『SONG X』にも通じる,なんでこうなっちゃうの〜。

 パット・メセニーよりも「理論派」としてのデイヴ・リーブマンが「1枚上」ということなのだろう。

  01. Water
  02. White Caps
  03. Heaven's Gift
  04. Bass Interlude
  05. Reflecting Pool
  06. Storm Surge
  07. Guitar Interlude
  08. The Baptismal Font
  09. Ebb and Flow
  10. Water Theme(reprise)

(徳間ジャパン/ARKADIA JAZZ 1998年発売/TKCB-71521)
(ライナーノーツ/ハワード・マンデル,デイヴ・リーブマン,成田正)

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上原 ひろみ / SPARK4

SPARK-1 『SPARK』は『ALIVE』の続編である。つまり『SPARK』は,上原ひろみの「等身大の魅力」と「普通っぽさ」を感じる,新たなるスロー路線の新作である。

 上原ひろみピアノアンソニー・ジャクソンベースサイモン・フィリップスドラムで組んだ,上原ひろみの2代目ピアノ・トリオも『SPARK』で4作目を数える。
 正直,4作目は不要だったかな。「ザ・トリオ・プロジェクト」も賞味期限切れなのかな。次作で綻びが出る前に『SPARK』で幕引きとしてほしいな。

 そう。『SPARK』に,上原ひろみの代名詞“衝撃”を感じない。確かに「人間技を超えた」凄い演奏の連続なのだが『VOICE』『MOVE』を聴きまくった耳からすると「あれっ,この展開って,確か以前にも」と思ってしまうマンネリズムが襲ってくるのだ。

 ゆえに『SPARK』のハイライトは,過去3作を越えてやろう,と意気込んだ超絶プログレ系ではなく,肩の力の抜けたスローなJAZZY系に偏っている。
 感じたことを素直に音で会話している。分かりやすさとか平易さという部分を非常に重視した演奏に“成熟”というか「妙な安心感」を抱いてしまったりして…。
 これって『ALIVE』の聴き疲れなのか?

 安定志向の『SPARK』において「ザ・トリオ・プロジェクト」での“チェンジ”は,サイモン・フィリップスドラムである。これってピアノ・トリオと呼ぶよりもドラムトリオと呼ぶべき音楽であろう。

 あの上原ひろみサイモン・フィリップスの“受け”に回っている。ドラムを聴かせるためのグルーヴィーピアノを弾いている。
 しかし,そんなサイモン・フィリップスの“シゴキ”に耐えた上原ひろみの,更なる才能の開花が【WAKE UP AND DREAM】におけるソロ・ピアノ

 【WAKE UP AND DREAM】における,ピアニッシモとフォルテッシモを駆使した「艶やかな表現力」に,サイモン・フィリップスによる“特訓”の成果が表われている。
 人生の起伏や流れを載せた壮大な時の流れを紡いでいくような美メロが「煌びやかな夢」をイメージさせてくれる。こんなソロ・ピアノを弾けるのは,世界中で上原ひろみだけであろう。

SPARK-2 ズバリ「ザ・トリオ・プロジェクト」は“ジャズ・ピアニスト上原ひろみにとっての「虎の穴」である。
 その意味では「ザ・トリオ・プロジェクト」で,まだまだもがくつもりなのか? そうであれば5作目もありだが,そうでなければ修業は『SPARK』で終了でよいと思う。

 『SPARK』は,プログレッシブ・ジャズの世界で“一時代を築き上げた”上原ひろみアンソニー・ジャクソンサイモン・フィリップスの“置き土産”として,今後数年かけて楽しもうと思っている。

 その意味で『SPARK』のジャパン・ツアーはプライナ・チケットになる予感。上原ひろみアンソニー・ジャクソンサイモン・フィリップスによるプログレッシブ・ジャズの見納めとなるかも?

 来るべきラストライブの予習として『SPARK』の「特典DVD」を見ていると「絶対に終わらないでくれ〜。マンネリでも終わらないでくれ〜。悪い予感よ,ハズレてくれ〜」と懺悔したくなりました。

    CD
  01. SPARK
  02. IN A TRANCE
  03. TAKE ME AWAY
  04. WONDERLAND
  05. INDULGENCE
  06. DILEMMA
  07. WHAT WILL BE, WILL BE
  08. WAKE UP AND DREAM
  09. ALL'S WELL

    DVD
  01. SPARK
  02. WANDERER
  03. ALIVE

(テラーク/TELARC 2016年発売/UCCO-9998)
(☆直輸入盤仕様 ライナーノーツ/上原ひろみ,川口美穂)
★【初回限定盤】 SHM−CD+DVD
★豪華スリップ・ケース仕様
★8P別冊ブックレット

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デイヴ・リーブマン・グループ / ニュー・ヴィスタ4

NEW VISTA-1 “電化マイルス”を支えたサックス・プレイヤーと来れば,個人的にはデイヴ・リーブマンである。
 デイヴ・リーブマンの“激しくも軽やかなサックス”があってこそのマイルス・デイビスのあのトランペットなのである。

 そんなデイヴ・リーブマンが“ブラジル音楽への憧れ”を表現した『NEW VISTA』(以下『ニュー・ヴィスタ』)には“激しくも軽やかな”往年のデイヴ・リーブマンの個性が全開である。

 直接的な「ブラジル音楽」の表現としてはパーカッションカフェが参加したブラジルのリズムにあろうが,いやいや,細かな部分で,あの時代のデイヴ・リーブマンを感じてしまった。

 恐らくこれって『ニュー・ヴィスタ』の骨格を成す音楽がシンセサイザー・ベースで作られている影響であろうが,デイヴ・リーブマンの考える「ブラジル音楽」と称するよりも,デイヴ・リーブマンの考える「90年代の“電化マイルス”」と称したほうが読者には伝わりやすい。

 「70年代の“電化マイルス”」の延長線上にある「90年代の“電化マイルス”」としての“激しくも軽やかなサックス”が新鮮に響いている。
 そう。サイドメンの演奏こそ,最新テクノロジーを駆使したブラジル仕様に仕上げられているが,主役であるデイヴ・リーブマンソプラノテナーは70年代にタイムスリップした印象のジャズ

NEW VISTA-2 管理人の結論。『ニュー・ヴィスタ批評

 『ニュー・ヴィスタ』の空気感は“軽やかな”デイヴ・リーブマンならではの唯一無二な演奏である。しかもシリアスで“激しい”緊張感を伴っている。

 日々,未知の音楽に足を踏み入れていたからこそ“激しくも軽やかに”立ち振る舞っていたデイヴ・リーブマンのベクトルが“ブラジル音楽への憧れ”という新しいベクトルによって,マイルス・デイビスが向かったと同じく,左斜め上の世界へと向かっている!

  01. New Vista
  02. Estate
  03. Real Dreams
  04. So Far, So Close
  05. Christmas Socks
  06. Beauty and the Beast
  07. Jungle Glide
  08. Zingaro
  09. The Gross Man

(徳間ジャパン/ARKADIA JAZZ 1997年発売/TKCB-71571)
(ライナーノーツ/チャック・バーグ,デイヴ・リーブマン)
(サンプル盤)

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菊地 成孔 ダブ・セクステット / イン・トーキョー4

IN TOKYO-1 「菊地成孔ダブ・セクステット」のライブ盤『IN TOKYO』(以下『イン・トーキョー』)を聴き終えて,改めてスタジオ盤『THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED』と『DUB ORBITS』のクオリティの高さを感じてしまった。

 『イン・トーキョー』が悪いわけではない。しかし「ダブ」とライブは相反する。ゆえに「菊地成孔ダブ・セクステット」の“絶対評価”の対象となるのはスタジオ盤の2枚に限られるべきだ,と思ったのだ。

 管理人の中で評価を落とした『イン・トーキョー』。理由はパードン木村の“DUBBYすべきタイミングの迷い”にある。
 いいや,リアルタイムで「ダブ」処理を施すのは「至難の業」。これはこれでパードン木村は相当に頑張っている,と擁護できる。

 そう。菊地成孔テナーサックスがいつも通りの出来であったなら,類家心平トランペットがいつも通りの出来であったなら,坪口昌恭ピアノがいつも通りの出来であったなら,鈴木正人ベースがいつも通りの出来であったなら,本田珠也ドラムがいつも通りの出来であったなら,パードン木村は,スタジオ盤のクオリティをライブにおいても再現できたことであろう。

 とにもかくにも,スタジオから飛び出し,人前に出て“常軌を逸した”「菊地成孔ダブ・セクステット」の“電化ハードバップ”が凄すぎるだけ。5人のスーパー・スターがバンド・サウンドを忘れて「個の力」を爆発させているのだから,パードン木村の腕を持ってしてもリアルタイムで追いつけるはずがない。

 『イン・トーキョー』の「菊地成孔ダブ・セクステット」は,バンドの売りを置き去りにした,実質,パードン木村抜きの「クインテット体制」。
 でも,だからこそ,パードン木村抜きの「菊地成孔ダブ・セクステット」を経験できたからこそ,バンドの売りである「ダブ」の正体がはっきりと理解できた。

 ズバリ「菊地成孔ダブ・セクステット」の要である「ダブ」とは,パードン木村1人のパフォーマンスを意味するものではなかった。
 メンバー全員が意識として共有する“計算された汚し”こそが「菊地成孔ダブ・セクステット」の「ダブ」なのである。

 具体的には,フロント2管の“自己主張するコンビネーション”が「ダブ」っている!
 リズム隊の連携も大変優秀であって,アフロ・ビートらしきものも聴き取れるが「変拍子とポリリズム」が,併走したり,止まったり,伸びたり,縮んだりするビートが「ダブ」っている!

IN TOKYO-2 特にオオラスの【DUB SORCERER】の“丁々発止”が圧巻! 本田珠也ドラムに,皆が一斉に絡みつき,綿密な計算と暴力性でドラムソロを「汚していく」! パードン木村のスクラッチが“NOIZY”に燃えている! バンドとしてのウエザリングのアイディアが最高に「ダブ」っている!

 管理人の結論。『イン・トーキョー批評

 『イン・トーキョー』は“計算された汚し”が不十分なため,演奏が完璧で出来すぎている。ストレート・アヘッドな4ビート・ジャズとしても十分に聴ける“燃え上がった”一般向けのライブ盤である。

 “電化ハードバップ”とは,崩されているからこそ美しい。壊されているからこそ美しい。管理人は,こんなにも“上質なジャズ”を演奏する「菊地成孔ダブ・セクステット」なんて聴きたくはなかった。

 「菊地成孔ダブ・セクステット」の立ち位置は,永遠にジャズの「グランジ・ファッション」足れ!

  01. Dub Liz
  02. Susan Sontag
  03. (I’ve lost my) Taylor Burton
  04. Orbits
  05. Koh-i-Nur
  06. Dub Sorcerer

(イーストワークス・エンタティンメント/EWE 2008年発売/EWCD-0157)
(紙ジャケット仕様)

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クリス・ポッター / ザ・サイレンズ4

THE SIRENS-1 管理人がクリス・ポッターの存在を知ったのは,パット・メセニークリス・ポッターを『UNITY BAND』のフロントマンに指名したことに始まった。

 クリス・ポッターって誰? ネットで調べてみると情報が出るわ出るわ。えっ,結構,有名なの? えっ「ポスト・マイケル・ブレッカー」と呼ばれていたの?
 …と言うことで,天神のタワーレコードへ直行してGETしてきたのが『THE SIRENS』(以下『ザ・サイレンズ』)であった。

 初めて聴いたクリス・ポッターの印象は「テクニシャン」。確かに“超絶技巧”な「ポスト・マイケル・ブレッカー」である。マルチ・リード奏者として全ての楽器を完璧にコントロールしている。
 しかし『ザ・サイレンズ』を繰り返し聴き込んでいくうちに,クリス・ポッターの魅力は“超絶技巧”以外のところにあると思うようになった。

 クリス・ポッターは確かに“唯一無二の声を持つ”「ポスト・マイケル・ブレッカー」であった。
 かつてのマイケル・ブレッカーが,まずテクニックで注目され,その後,独特の“マイケル節”で人気を集めたように,クリス・ポッターも,まずはテクニック目当てで注目され,その後,独特の“クリポタ節”でブレイクしたように思う。

 なぜならば『ザ・サイレンズ』の中に存在する2つの縛り,1つは「オデュッセイア」のコンセプト・アルバムとしての縛り,もう1つはECMのレーベル・カラーという伝統の縛りを振り解いた,実にスケールの大きな“クリポタ節”がアルバム全体を支配していたからだ。

THE SIRENS-2 「オデュッセイア」とは,古代ギリシャの詩人ホメーロスが残した長編叙事詩。ECMとは,ご存じ,静寂で無調で温度低めのクリスタル・サウンド。

 コンセプト・アルバムの枠組みを呑み込み,ECMのサウンド・カラーをものみ込み,大きな懐構えのテナーサックスで“クリポタ節”を吹き上げている。

 『ザ・サイレンズ』の,抑制の効いたアグレッシブなフレージングの連続技に「静と動を行き交う」クリス・ポッターテナーサックスが「濃密な音空間」に“浮かんでいる”。

 個人的には『ザ・サイレンズ』の感想をパット・メセニーにも聞いてみたいと思う。きっとパット・メセニーも『ザ・サイレンズ』にご満悦!?

  01. Wine Dark Sea
  02. Wayfinder
  03. Dawn (With Her Rosy Fingers)
  04. Sirens
  05. Penelope
  06. Kalypso
  07. Nausikaa
  08. Stranger At The Gate
  09. Shades

(ECM/ECM 2013年発売/UCCE-1137)
(スリーブケース仕様)
(ライナーノーツ/杉田宏樹)

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菊地 成孔とペペ・トルメント・アスカラール / 記憶喪失学3

ESTUDIOS DE SINTOMA DE PERDIDA DE MEMORIA-1 どんなに頑張ったところで「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の“ムード・ジャズ”は,もはやガラパゴス化している。
 菊地成孔が,頑張れば頑張るほど“ムード・ジャズ”の痛々しさが伝わってくる。

 「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の,ストリングスバンドネオンハープの絡みがゴージャスなのに「チープ」に響く。本当はアナログなのに,いかんせんデジタルっぽいのだ。
 『ESTUDIOS DE SINTOMA DE PERDIDA DE MEMORIA』(以下『記憶喪失学』)からは,お金かけている風でいて1万円コーディネートのような「チープ感」を感じてしまう。“アングラな成金ミュージック”をイメージしまう。

 『記憶喪失学』からは,古き良きアメリカを真似ては喜んでいた,昭和の「陳腐な」空気感が聴こえてくる。
 ズバリ「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の真実とは,日本人が「西洋かぶれ」のジャズを演奏する“滑稽さ”を皮肉ったジャズ・バンドであろう。

 極論になるが,日本のジャズは「J−ジャズ」とカテゴライズされる音楽であって,本場アメリカのジャズとはイコールではない。
 本場アメリカのジャズを真似しているうちに,たまたま独自路線が花開いた「J−ジャズ」は,いつだってアメリカに向かって背伸びしてきた,王道ジャズの“生り損ない”であり,アングラの世界では「煌びやか」だと持ち上げられ,ブイブイ言わせている「三流の音楽」である。

 そう。『記憶喪失学』の“ムード・ジャズ”とは「ジャズの都落ち」である。下のカテゴリーではTOPを張れる「無敵の音楽」である。
 『記憶喪失学』のとは,実力的には「三軍のジャズ」を「2階級特進」させようとする菊地成孔流の「実験音楽」なのである。

ESTUDIOS DE SINTOMA DE PERDIDA DE MEMORIA-2 菊地成孔の持つ「ネーム・バリュー」で“スタイリッシュなジャズ・バンド”風な「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」も,人気バンドの仲間入り,を果たすことができた。

 しかし「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」は,他の人気バンドとは何かが違う。育ちが違うし時代が違う。
 今風な感じを頑張って演出しているが,仕上り具合が安っぽい。1万円コーディネートのような「チープ感」を感じてしまう。「銀座のママ」風な駄盤である。

  01. O.T.S."BUtterfield 8" - Theme from BUtterfield 8
  02. Meu Amigo Tom Jobim
  03. La pesadilla de la TVCM de la muestra del examen
  04. O.T.S."Alphaville" - Valse Triste
  05. La pesadilla de la TVCM del chicle
  06. Baile Exorcisomo
  07. La pesadilla de la TVCM de la aerolinea
  08. Sonia Braga affair
  09. Como un Arcangel
  10. You Don't Know What Love Is
  11. O.S.T."8 1/2(Otto e mezzo)" - E Poi (Valzer)
  12. La pesadilla de la TVCM del acondicionador

(イーストワークス・エンタティンメント/EWE 2008年発売/EWCD-0153)
(デジパック仕様)

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デイヴ・グルーシン・ソロ・ピアノ / NOW PLAYING:映画テーマ集4

NOW PLAYING MOVIE THEMES-SOLO-1 『シネマジック』と『NOW PLAYING MOVIE THEMES−SOLO PIANO』(以下『NOW PLAYING:映画テーマ集』)には,ほぼ同じ曲の再演が入っているが『NOW PLAYING:映画テーマ集』は『シネマジック』の続編ではない。リ・アレンジものでもない。全くの別物である。

 ズバリ『シネマジック』が「映画音楽家」としてのデイヴ・グルーシンであるならば『NOW PLAYING:映画テーマ集』は「ジャズ・ピアニスト」としてのデイヴ・グルーシンである。
 昔からデイヴ・グルーシンは「7つの顔を持つ男」と呼ばれているが,そんなデイヴ・グルーシンの“面目躍如”の1枚だと思う。

 『NOW PLAYING:映画テーマ集』は,デイヴ・グルーシンの「ソロ・ピアノ」名義。
 一見すると,甘いメロディーの「カクテル・ピアノ」集,とイメージしがちだが,これが驚くほど“骨太”であって「ジャズ・ピアノ」しているのだからから堪らない!

 元来,デイヴ・グルーシンとは「リズミカルなピアニスト」である。しかし,代表作が「映画音楽」という手前,哀愁と感動とHAPPYデイヴ・グルーシン,を聴かせるべく「リリカルなピアニスト」を“演じている”のもまた同じく彼なのだ。

 『NOW PLAYING:映画テーマ集』では「ジャズ・ピアニスト」としてのデイヴ・グルーシンが帰ってきている!
 音と音のつながりが非常にスムーズで,音のタッチまでが完璧にコントロールされている! 「ピアノの88鍵をフルに使用した」ダイナミックなソロ・ピアノを弾いている!
 メロディーを決して邪魔しないアドリブが「即興」しまくっている!

 そう。『NOW PLAYING:映画テーマ集』の主役は,デイヴ・グルーシンの「名曲」ではなく,デイヴ・グルーシンの「ジャズ・ピアノ」である。
 最初はBGMとして流していたはずだったのに,いつの間にか真剣に「聴いてしまっている」自分に気が付くことがある。メロディーそっちのけでピアノのタッチばかりに耳を傾けてしまうことがある。

NOW PLAYING MOVIE THEMES-SOLO-2 こんな経験って,街中で買い物中に流れている,バド・パウエルとかセロニアス・モンクとかビル・エヴァンスとかキース・ジャレットとかミシェル・ペトルチアーニとかの演奏が,突然耳に「ハイッテクル」感覚と同じではなかろうか!?

 だからこそ管理人は『NOW PLAYING:映画テーマ集』のデイヴ・グルーシンに,エレガントでスマートで華麗な「映画音楽家」としてではなく“骨太”「ジャズ・ピアニスト」を強く意識してしまう。

 「名画に名曲あり」! 「名曲にデイヴ・グルーシンあり」! 「デイヴ・グルーシン名演あり」!

  01. On Golden Pond
  02. New Hampshire Hornpipe
  03. The Heart is a Lonely Hunter
  04. Lupita
  05. Pistolero
  06. Milagro Theme
  07. Memphis Stomp
  08. Se Fue
  09. Hurricane Country
  10. It Might Be You
  11. Theme from Mulholland Falls
  12. Random Hearts
  13. Heaven Can Wait
  14. Letting Go
  15. Mud Island Chase

(GRP/GRP 2004年発売/UCCR-1040)
(ライナーノーツ/市川正二)

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