総勢14名での『桜花爛漫』ライブを行なうまでに拡大した「MOBOバンド」。次に渡辺香津美が向かったのは「MOBOバンド」からの“削ぎ落とし”であった。 具体的にはベースのグレッグ・リーとドラムの村上“ポンタ”秀一だけをピックアップした「MOBOⅢ」な ...
2016年11月
ボビー・ハッチャーソン / ハプニングス
『HAPPENINGS』(以下『ハプニングス』)のCD帯に,紹介文がこのように書かれている。 「新主流派の一方の顔となった新感覚派ヴァイヴ奏者の代表作」。「ハービー・ハンコック参加,もうひとつの《処女航海》収録」。 そう。ジャズ史における「新主流派の ...
20161120 T-SQUARE LIVE NO.2
「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。 「音だけ聴くと間違えたりすると良く分かる」“ギュウギュウ詰め”の大分公演のハイライトは,最初から最後まで伊東たけし“ ...
20161120 T-SQUARE LIVE NO.1
行ってきました! 11/20「BRICK BLOCK」での「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」! CD『TREASURE HUNTER』のフォロー・ツアーがホール・コンサートだと思っていた。 DVD『T−SQ ...
ディック・モーガン / ドライヴ,パッション,アンプリディクタブル
「あっ,見つけた」! これがジャズ・ピアニスト=ディック・モーガンの『DRIVE,PASSION,UNPRE−DICTABLE』(以下『ドライヴ,パッション,アンプリディクタブル』)を初めて聴いた時の感想である。 素直にうれしかった。こんな「ついに, ...
デクスター・ゴードン / ゲッティン・アラウンド
『GETTIN’ AROUND』(以下『ゲッティン・アラウンド』)は名盤である。 ただし,デクスター・ゴードン名義の名盤というわけではない。ジャズに崇高なアドリブ芸術など求めない,純粋に「リラックスして楽しむのがジャズ」と考える音楽ファンに打ってつけの ...
渡辺 香津美 / 桜花爛漫
渡辺香津美が自慢の「MOBOバンド」を組んで,人生を謳歌(桜花)していた頃のライブ盤が『OUKARANMAN』(以下『桜花爛漫』)である。 とにかく凄い「大宴会」である。『桜花爛漫』に『MOBO』や『MOBO倶楽部』のようなスリリングな演奏を期待して ...
デクスター・ゴードン / アワ・マン・イン・パリ
『OUR MAN IN PARIS』(以下『アワ・マン・イン・パリ』)の『OUR MAN』とはデクスター・ゴードン。 そう。『アワ・マン・イン・パリ』とはデクスター・ゴードンのパリ・セッションのこと。 だから『アワ・マン・イン・パリ』は,いつもの(ア ...
20161105 DIMENSION LIVE NO.2
「LIVE DIMENSIONAL−2016 〜29〜」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。 「LIVE DIMENSIONAL−2016 〜29〜」のセットリストを眺めてみて『29』の新曲が,定番の人気曲に馴染んでいる,と思ってし ...
20161105 DIMENSION LIVE NO.1
行ってきました! 11/5「Gate’s7」の「LIVE DIMENSIONAL−2016 〜29〜」! 「LIVE DIMENSIONAL−2016 〜29〜」のツアー3本目にして早くもハイライトを迎える福岡公演。 OPENINGの2曲で1年振りの ...
デクスター・ゴードン / ゴー!
デクスター・ゴードン自らが公言する“最高傑作”が『GO!』(以下『ゴー!』)である。 デクスター・ゴードン自らが『ゴー!』を“最高傑作”と公言したくなる理由も理解できる。『ゴー!』こそがデクスター・ゴードンの“ジャズメン・シップ”の生きた証しなのだから ...
スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1980年度(第14回)
「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCD/LP/ビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大 ...