『ブラジル・コネクション VOL.1』の続編である『BRASIL CONNECTION VOL.2』(以下『ブラジル・コネクション VOL.2』)のハイライトはライブ後半戦の大盛り上がり。 『VOL.1』と『VOL.2』の性格の違いはこうである。『ブ ...
2017年01月
ドナルド・バード / ロイヤル・フラッシュ
『ROYAL FLUSH』(以下『ロイヤル・フラッシュ』)のジャケット写真で“ほくそ笑む”ドナルド・バードが引き当てた最後のカードはピアニストのハービー・ハンコック。 前任者のデューク・ピアソンは“秀才”であった。デューク・ピアソンのハイセンスこそが ...
櫻井 哲夫 / ブラジル・コネクション VOL.1
櫻井哲夫にはいいブレーンがいないようだ。企画が練られていないようだ。 『GENTLE HEARTS』の後に『CARTAS DO BRASIL』。『GENTLE HEARTS TOUR 2004』の後に『BRASIL CONNECTION VOL.1』 ...
ドナルド・バード / ザ・キャット・ウォーク
ドナルド・バード〜ペッパー・アダムス〜デューク・ピアソン・ラインによる「リリカル・ファンキー路線」の集大成『THE CAT WALK』(以下『ザ・キャット・ウォーク』)が最高である。 黒いファンキーではない,洗練されたファンキーだと分かっていても,そ ...
櫻井 哲夫 / GENTLE HEARTS TOUR 2004
『CARTAS DO BRASIL』の次に『GENTLE HEARTS TOUR 2004』がリリースされることになった。 櫻井哲夫の「ブラジル路線」が気に入った後に,イマイチだった『GENTLE HEARTS』のライブ盤を出されても…。しかもフォロ ...
ドナルド・バード / コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2
『AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 1』批評でも書いたが『AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 2』(以下『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』)の主役は,ドナルド・バードのトランペット ...
櫻井 哲夫 / カルタス・ド・ブラジル
櫻井哲夫“生涯のライフワーク”となる「ブラジル大好き」の1作目となる『CARTAS DO BRASIL』(以下『カルタス・ド・ブラジル』)は,櫻井哲夫の既発オリジナル曲をヴォーカル・ナンバーに仕立てたセルフ・カヴァー集。 カシオペアとジンサクへの提供 ...
ドナルド・バード / コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1
本来ならば『AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 1』(以下『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』)は(契約上の問題で)ドナルド・バードのソロ名義ではなくペッパー・アダムスのソロ名義になったはずのアルバムなのだ ...
櫻井 哲夫 / ジェントル・ハーツ
“超絶ベーシスト”櫻井哲夫が“スーパー・ギタリスト”のグレッグ・ハウと“爆裂ドラマー”のデニス・チェンバースを迎えて制作された「フュージョン+ロック+ファンクの混血セッション大会」が『GENTLE HEARTS』(以下『ジェントル・ハーツ』)である。 ...
ドナルド・バード / バード・イン・フライト
『BYRD IN FLIGHT』(以下『バード・イン・フライト』)は,ジャズを聴き始めた頃から,ドナルド・バードを聴き始めた頃からずっと好きだった。 『バード・イン・フライト』のメンバーは,トランペットのドナルド・バード,テナー・サックスのハンク・モ ...
櫻井 哲夫 / TLM20〜LIVE MEMORIES IN 20 YEARS
“スーパー・ベーシスト”櫻井哲夫の「デビュー20周年記念」のライブ盤『TLM20〜LIVE MEMORIES IN 20 YEARS』とは,カシオペアとジンサク時代の櫻井哲夫のオリジナル集を“演奏しまくる”四部構成のライブ盤である。 その四部構成の内 ...
ドナルド・バード / フュエゴ
ドナルド・バードの代表作にしてファンキー・ジャズ屈指の名盤と讃えられる『FUEGO』(以下『フュエゴ』)。 『フュエゴ』の高評価に異論はない。ただし,管理人が評価する『フュエゴ』とは“踊れるハード・バップ”であり“POPなハード・バップ”としての『フ ...
スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1982年度(第16回)
「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCD/LP/ビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大 ...