ジョシュア・レッドマンが“神童”であればエリック・アレキサンダーは“新星”である。 ジョシュア・レッドマンにはカリスマ性を感じるが,エリック・アレキサンダーには「期待の新人」を強く感じる。 管理人がそう思うのは多分に,エリック・アレキサンダーのデビュ ...
2018年03月
渡辺 貞夫 / ライヴ・イン根室 1977
39年の時を越えてリリースされた『LIVE IN NEMURO 1977』(以下『ライヴ・イン根室 1977』)。 このような過去音源のリリースは渡辺貞夫にとって初めてのことではなかろうか? この理由についてあらぬ憶測をしたものだが,要は渡辺貞夫の衰 ...
エリス・マルサリス & 小曽根 真 / ピュア・プレジャー・フォー・ザ・ピアノ
こんなピアノ・デュオは初めてである。四角四面な管理人はデュエット・アルバムは2人が対等だと思い込んでいた。 しかしエリス・マルサリスと小曽根真の『PURE PLEASURE FOR THE PIANO』(以下『ピュア・プレジャー・フォー・ザ・ピアノ』) ...
トッキーニョ & 渡辺 貞夫 / メイド・イン・コラソン
渡辺貞夫“最高傑作”は『エリス』である。それは良いとして『エリス』と同日発売の『MADE IN CORACAO』(以下『メイド・イン・コラソン』)とはリリース直後の30年前,人気・実力・扱いともに大きな開きがあったように記憶する。 渡辺貞夫名義でトッ ...
エディ・ヒギンズ・トリオ / 美しすぎるあなた
マイルス・デイビスの『COOKIN’』『WORKIN’』『RELAXIN’』『STEAMIN’』に対応するのがエディ・ヒギンズの『A FINE ROMANCE』『A LOVELY WAY TO SPEND AN EVENING』『SECRET LOVE ...
エディ・ヒギンズ・トリオ / 秘密の恋
2002年リリースの『DEAR OLD STOCKHOLM』以来なので,5年振りにエディ・ヒギンズのCDを買ってしまった。( ← ウソです。本当はその1年後ぐらいに2割引きになった頃に買いました )。 一度は「エディ・ヒギンズは過去作だけで十分だな」 ...
渡辺 香津美 / KYLYN
管理人は『KYLYN LIVE』を聴いた後に『KYLYN』を聴いた。そのせいなのだろう。『KYLYN』について語ろうと思えば,巷で言われているような名盤評価にはならない。 『KYLYN LIVE』は真に最高のライブ盤である。ゾクゾクする。しかしあの大 ...
スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1996年度(第30回)
「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCD/LP/ビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大 ...