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2018年04月

 理由があって(福岡市内での引っ越しと霧島の別荘の引っ越しがダブルで重なり不動産4件の契約と解約もろもろで)発売日から3日後に『CITY COASTER』を聴くことになった。  毎年の新譜をほぼフラゲして聴き続けてきたスクェア・ファンとしては,遅れを取り戻 ...

 「桑原あいトリオ・プロジェクト」の真実とは,桑原あいのオリジナル曲を演奏するピアノ・トリオにして,森田悠介が「裏」で桑原あいを回すためのプロジェクトであったはず。  なのに「桑原あいトリオ・プロジェクト」名義の4枚目にして,このコンセプトが変化した。   ...

 破竹の快進撃を続けるエリック・アレキサンダーの2管編成クインテット『SUMMIT MEETING』(以下『サミット・ミーティング』)のキーワードは“安定と洗練”である。  トランペットのニコラス・ペイトンを迎えて繰り広げられたユニゾンとバトルが,胸のす ...

 「桑原あいトリオ・プロジェクト」である。「トリオ・プロジェクト」と聴いたら,まずは上原ひろみを連想するものであろう。  これって上原ひろみと比較させるための桑原あいの戦略なのだろうか? 管理人は桑原あいによる「上原ひろみのフォロワー宣言」だと受け取った。 ...

 エリック・アレキサンダーの快進撃は『THE SECOND MILESTONE』(以下『ザ・セカンド・マイルストーン』)から始まった。管理人はそう断言しよう。  デビュー以降のエリック・アレキサンダーの特長とは,難フレーズでもとにかく豪快に吹き切る,無敵 ...

 個人的には「日本のフリー・ジャズ」と来れば,富樫雅彦と菊地雅章の印象が強いのだが,恐らくは「日本のフリー・ジャズ」の第一人者は山下洋輔という認識で間違いないと思う。  管理人は森山威男脱退前の,中村誠一や坂田明を擁した山下洋輔・トリオのことは全く知らな ...

 エリック・アレキサンダーが特に素晴らしいのは,エリック・アレキサンダーと同じくジョン・コルトレーンを信奉しているテナー・サックスの大物,マイケル・ブレッカーとブランフォード・マルサリスの影響をものともしない,自分の信じる「テナー・タイタン」の姿を追いか ...

 『ライヴ・イン根室 1977』の39年前の音源リリースに驚かされてから約1年。再び渡辺貞夫の過去音源がリリースされることになった。  今回は17年前のライブ音源である。『SADAO PLAYS BACH』(以下『プレイズ・バッハ』)である。  管理人はジ ...

 「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCD/LP/ビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大 ...

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