『VISIONS』以降の伊東たけし。すなわちT−スクェア退団後のソロ・アルバムはそのどれもハイ・ボルテージ。 しかし,その中でもとびきり高電圧なのが『SCARE HEADLINE』(以下『スケア・ヘッドライン』)である。 伊東たけしのソロとしては,積 ...
2018年07月
エリック・ドルフィー / ラスト・デイト
長らくエリック・ドルフィーの「遺作」として知られた『LAST DATE』(以下『ラスト・デイト』)を管理人は「遺作」だとは思っていない。 それって遅れてやってきた『LAST RECORDING』に遺作の立場を乗っ取られたという意味ではなくて『ラスト・ ...
チキンシャック / CHICKENSHACK III
チキンシャックとは,サックスの土岐英史とギターの山岸潤史を中心とした日本の凄腕スタジオ・ミュージシャンが集まったフュージョン・バンド。 ゆえに3作目ともなればメンバー・チェンジが行なわれるのも普通の事であって(だってスクェアなんかは,デビュー後,アル ...
エリック・ドルフィー / アウト・トゥ・ランチ
エリック・ドルフィー唯一のブルーノート盤『OUT TO LUNCH』(以下『アウト・トゥ・ランチ』)を世評とは異なり管理人は評価していない。 こう書くと駄盤だと思われるといけない。『アウト・トゥ・ランチ』の演奏は素晴らしいし,リハーサルをこなしたセク ...
テザード・ムーン / エクスピリエンシング・トスカ
管理人のジャズ人生。キース・ジャレット・トリオを選ばなかったなら「テザード・ムーン」を選んでいたのかもしれない。 それくらい大好きな「テザード・ムーン」の『EXPERIENCING TOSCA』(以下『エクスピリエンシング・トスカ』)が難解である。 ...
エリック・ドルフィー / アット・ザ・ファイブ・スポット Vol.2
エリック・ドルフィーのメインの楽器はアルト・サックスなのだが,世間的にはフルート奏者,あるいはバス・クラリネット奏者のイメージが強いように感じる。 そんなフルート奏者のエリック・ドルフィー,バス・クラリネット奏者のエリック・ドルフィーの強烈なイメージ ...
山中 千尋 / ユートピア
山中千尋のジャズ・クラシック・アルバムの第2弾が『UTOPIA』(以下『ユートピア』)。 前回の『モルト・カンタービレ』が大好評。個人的にも『モルト・カンタービレ』の続編を期待していたので,今度は更に過激なアレンジで攻めてくるかと思いきや『ユートピア』 ...
エリック・アレキサンダー・カルテット / 真夜中のブルース
管理人はハロルド・メイバーンが大好きでエリック・アレキサンダー絡み以外でもハロルド・メイバーンのソロ・アルバムも結構な枚数所有している。 ← ってハロルド・メイバーンのピアノを一番聴いたのは矢野沙織ちゃんのアルバムで〜す。 そんなハロルド・メイバーン ...
スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 2000年度(第34回)
「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCD/LP/ビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大 ...