アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

2019年08月

野獣王国 / スイート&ザ・ビースト4

SWEET & THE BEAST-1 何だか1度野獣王国を経由したら,野獣以降の是方博邦野獣以降の難波弘之野獣以降の鳴瀬善博野獣以降の東原力哉の聴き方が変わってしまったようでして…。

 野獣王国の良い所は,メンバー全員がフュージョン界の重鎮ながら,バンドとしてはまだ走り出したばかりの「新人バンドの1つ」に所属。他の仕事との掛け持ちにして,定期練習を欠かさない趣味バンドのポリシーとして,バンド・サウンドを固めていく過程が聴ける所。

 もう成長するも何も関係ないレベルの完成されてしまっている4人の野獣メンバー。個人としては「押しも押されぬ大御所」の4人の演奏だが,野獣メンバーの一人として耳を傾けると,ウソか誠か,成長して聴こえてしまうのだからタマラナイ。

SWEET & THE BEAST-2 野獣以降の是方博邦野獣以降の難波弘之野獣以降の鳴瀬善博野獣以降の東原力哉が全員,年齢が10歳は若返ったように聴こえてしまう。

 これもやっぱり,フュージョンの洗練されたしなやかさはもちろん,ロックの野趣溢れる醍醐味も押し出した野獣王国のバンド・サウンドは,まさしく“パワー・フュージョン”と呼ぶに相応しい。
 音楽にパワーを注入しながら自分自身のパワーもチャージできる。そんな良い循環が野獣王国のバンド・サウンドにはあるのだろう。

 野獣王国の第三作『SWEET & THE BEAST』(以下『スイート&ザ・ビースト』)は,濃厚なのにうっとうしくはなく,勢いがありながらも実に繊細な音楽言語で表現されている。オヤジたちが成長している部分である。

SWEET & THE BEAST-3 『スイート&ザ・ビースト』の「SWEET」担当曲は,スロー・バラードというよりも,紳士的でエレガントに演奏されるロマンティック系から来た「甘さ」が感じられる。
 『スイート&ザ・ビースト』の「THE BEAST」担当曲は,アイアン・メイデンばりのヘビィ・メタルというよりも,難波弘之お得意のプログレから来た“パワー・フュージョン”仕上げである。

 管理人の結論。『スイート&ザ・ビースト批評

 『スイート&ザ・ビースト』の聴き所は,メンバー個人のフレッシュな演奏力とバンド・サウンドの真新しさ&新鮮さにある。
 通常のバンド運営であれば,時間を共有するにつれ,暗黙の了解のうちに演奏がまとまる良さがあるのだが,野獣王国に関しては,時間を共有するにつれ,暴れて良いギリギリの線で勝負できる良さがある。そうしてどんなに暴れようとも,決して外さない信頼感関係がある。

SWEET & THE BEAST-4 フュージョン・バンドとは本来,野獣王国のように長く活動するにつれ,重責から解放されて,若々しく自由な音楽が演奏できる場所であってほしい。

 出でよ「THE BEAST」! 出でよ,第二の野獣王国

PS 普段インナーはスキャンしないのですが「SWEET & THE BEAST-3」「SWEET & THE BEAST-4」の封入漫画は読者の皆さんにも読んでほしいと思いました! 拡大して見て&楽しんで!

  01. THREE FUNK BEARS
  02. THE COURT OF THE BEAST KING
  03. MAHOROBA '99
  04. RIPPLET
  05. HURRICANE-Z
  06. EUROPEAN RATS
  07. VIOLET PAPILLON
  08. MY FOOLISH HEART
  09. ORBIT
  10. JINGLE JANGLE JAM
  11. THEME FROM “E.T.”

(パドルホイール/PADDLE WHEEL 1999年発売/KICP-695)
(ライナーノーツ/吉留大貴)
(ライナー・コミック/とり・みき)

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チャーネット・モフェット / モフェット&サンズ4

MOFFETT & SON'S-1 ウイントン・マルサリスジョシュア・レッドマンチャーネット・モフェット。その共通項とは「2世ジャズメン」となる。
 しかし,この3人に限っては単なる「2世ジャズメン」という言葉では言葉でが足りない。今や“親の七光り”を超えて,ジャズ界全体にまで影響を及ぼす「真打ち」の立場に座している。市川海老蔵級なのである。

 そんな「2世ジャズメン」の活躍ぶりを見聞きする時,親の顔(親の音)が気になってくるというもの?
 ウイントン・マルサリスの父親とはブランフォード・マルサリスの父親でもある「ニューオーリンズ・センター・フォー・クリエイティブ・アーツ」のエリス・マルサリスジョシュア・レッドマンの父親とはキース・ジャレットの「アメリカン・カルテット」のデューイ・レッドマンチャーネット・モフェットの父親とは「オーネット・コールマントリオ」のチャールズ・モフェット

 見事な血統! 優秀なサラブレット!
 NO! エリス・マルサリスデューイ・レッドマンチャールズ・モフェットが育てたのは自分の実の息子だけではない。
 その良い例がチャーネット・モフェットチャールズ・モフェットと親子共演を果たした『MOFFETT & SON’S』(以下『モフェット&サンズ』)の中に「師弟の音」が色濃く出ている。

 そう。『モフェット&サンズ』におけるチャールズ・モフェットの息子とはベースチャーネット・モフェット1人だけではない。
 言わば「義理の息子」であろう,トランペットフィリップ・ハーバーウォレス・ルニーテナーサックスビル・ピアスデビッド・サンチェスジョシュア・レッドマンピアノジェームス・ウィリアムスの超一線級の面々たち。

MOFFETT & SON'S-2 流石に『モフェット&サンズ』の音楽全体は“天才”チャーネット・モフェットのカラーで染められている。アルバム冒頭の【IMPRESSIONS】での,ベースを転がし続ける大激演に頭の中がガーン。

 ただし,そんなチャーネット・モフェットに指示を送るのがチャールズ・モフェットドラムであった。チャールズ・モフェットが子供世代の新感覚に付いていっているだけではなく,安定感を保ちながらも新世代を“煽っている”。
 オーネット・コールマントリオフリージャズドラマーの本領発揮にして,やすやすと叩き出された極上のリズムに貫録が漂っている。

 そう。この凄腕世代をひとまとめにして“モフェット・ファミリー”へと迎え入れたチャールズ・モフェットドラミングが“旗頭”である。

  01. IMPRESSIONS
  02. TICO TICO
  03. HOE DOWN
  04. SUGAR
  05. STOLEN MOMENTS
  06. DELILAH
  07. WORK SONG
  08. 81

(スイート・ベイジル/SWEET BASIL 1995年発売/APCZ-8031)
(ライナーノーツ/土倉明)

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野獣王国 / パワー・ジャングル4

POWER JUNGLE-1 ギター是方博邦キーボード難波弘之ベース鳴瀬善博ドラム東原力哉から成るセッション・バンドの野獣王国

 野獣王国というバンド名に“名前負けしない”フュージョン界の重鎮4人組。バンド活動レギュラー化のきっかけは是方博邦の「KOREKATA SESSION」。
 超大物としての強烈な個性がバンド内の4方向でぶつかり合っているが,それでいて反発せずにフィットするアンサンブルを耳にすると,超多忙のスケジュールの中でレギュラー・バンドに時間を割こうと考えた理由がダイレクトに伝わってくる。

 「KOREKATA SESSION」で共演を重ねて“相性チリバツ”であることを肌で感じた4人が4人。
 要するに野獣メンバーが「本当に自分のやりたい音楽」での共演者を考えていくと,4人が4人とも「是方博邦難波弘之鳴瀬善博東原力哉」というメンバーに落ち着いたというわけ。
 そして方向としてはセッションを重ねるだけでは生み出せないレギュラー・バンドでの表現で行こうというわけ。

POWER JUNGLE-2 だから1 本当に個人的な趣味で始めた野獣王国とは,例えるなら「マンディ・ナイト・オーケストラ」みたいなライフ・テーマ・バンドの位置づけなのであろう。力哉さん,事情ですぐにバンド辞めちゃったし…。

 だから2 野獣王国の1stCDはインディーズ発売。それがそこそこ売れたし,大きな会場でライブをするためなら,ということで,2ndはメジャー発売『POWER JUNGLE』(以下『パワー・ジャングル』)という流れ。

 そう。生計手段が別のところにある「プライベート録音」としての性質と「絶対に良いものを作る」というプロ・ミュージシャンとしてのプライドが良い意味でブレンドされたアルバムが『パワー・ジャングル』最大の魅力である。よくある「実験作」とも「冒険作」とも違うし「マンネリ」が入る余地など微塵もないし…。

POWER JUNGLE-3 管理人の結論。『パワー・ジャングル批評

 『パワー・ジャングル』には,もの凄い音の熱さ,もの凄い音の厚み,もの凄い音の深さ,もの凄い音の優しさ,もの凄い音の包容力が記録されている。これこそ相性チリバツで相思相愛の4人が見事に音を重ねた様は,セッション・ワークではなくレギュラー・バンドとして活動してきた最大の成果であろう。

POWER JUNGLE-4 野獣王国が演奏するのはテクニカル・フュージョンに違いないが,終始,楽曲の世界観を大事にした,その時に必要なテクニックが織り込まれているのが大変好印象なバンド・サウンド。
 とは言えそこは野獣メンバー。どの曲にも凄腕4人の「自己主張」がさり気ない仕方で鳴っている。いいよねぇ。応援したくなるよねぇ。

 野獣王国とは全部の仕事が全部趣味!

PS 普段インナーはスキャンしないのですが「POWER JUNGLE-3」「POWER JUNGLE-4」の封入漫画は読者の皆さんにも読んでほしいと思いました! 拡大して見て&楽しんで!

  01. JUNGLE
  02. BAKU'S DREAM
  03. ALICE
  04. SKELETON CREW
  05. SUMMER PLACE
  06. SAVANNA RUN
  07. PINK WOLF
  08. FOUR FLOWERS
  09. SUKIYAKI

(パドルホイール/PADDLE WHEEL 1998年発売/KICP-650)
(ライナーノーツ/熊谷美広)
(ライナー・コミック/とり・みき)

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ブラッド・メルドー / エレゲイア・サイクル5

ELEGIAC CYCLE-1 ブラッド・メルドーの“芸術”にハマッタ。しばらくは抜け出せそうにない。ブラッド・メルドーにはもっとピアノ・ソロを出してほしい。

 ブラッド・メルドー初のピアノ・ソロELEGIAC CYCLE』(以下『エレゲイア・サイクル』)を1週した時には,こんな感想など抱かなかった。
 それどころか書き譜のピアノ・ソロはダメだ。面白くないとさえ思った。頭の中にキース・ジャレット即興ピアノ・ソロのイメージがあるためなのだろう。そろそろブラッド・メルドーキース・ジャレットと比較しながら聴くのをやめなければならない。

 ブラッド・メルドー批評の中でキース・ジャレット批評を展開するのは良くないが,後述する『エレゲイア・サイクル批評に関係してくると思うのでご理解願いたい。

 キース・ジャレットピアノ・ソロは,そのほとんどがライブ録音である。だからダイレクトにキース・ジャレットの感情の動きが音に出て来る。キース・ジャレット独特の「唸り」なしでも,キース・ジャレットの感情の高まりを聴き分けることが出来る。
 そんな“絶対王者”キース・ジャレットピアノ・ソロの中に,数は少ないがスタジオ録音盤が幾作かある。そしてこれが超名盤揃いなのである。

 ではなぜキース・ジャレットは,ピアノ・ソロのスタジオ録音をやめて,ライブ録音だけを発表するようになったのか? それは練習し過ぎてキース・ジャレット本人が新鮮味を失うことを嫌ったからだと管理人は考える。要はキース・ジャレットは「創造の瞬間」を今まで以上に大切に扱うようになった。
 あるいは…(自分の中でも諸説を持っております。この続きはいつかキース・ジャレット批評の中で書かせていただこうと思います)。

 この一発勝負の場だから生み出せる「創作」のピアノ・ソロと構成を練り上げて完成した「作品」としてのピアノ・ソロ。聴いて圧倒されるのは,恐らくライブ盤であるが,繰り返し聴き込み愛聴盤になるのはスタジオ盤の方に分がある。
 かのキース・ジャレットピアノ・ソロのスタジオ盤『FACING YOU』と『STAIRCASE』における「これしかない」と思わせる完成度の高さは“作曲家”キース・ジャレットの“天武の才”を証ししている。

ELEGIAC CYCLE-2 『エレゲイア・サイクル』の『サイクル』とは「循環」の意。『エレゲイア・サイクル』の全9曲が1枚のトータル・アルバムとして「循環」している。
 『エレゲイア・サイクル』はブラッド・メルドーの「美の循環」の音階で満ちている。

 『エレゲイア・サイクル』は,視聴を重ね,理解が深まり,イメージが具現化されて初めて楽しむことのできるアルバムである。抽象的なイメージのまま聴き続けている間はジャズではない。クラシック寄りの現代音楽のピアノ・ソロであろう。
 しかし,一旦イメージが固まったなら『エレゲイア・サイクル』はジャズのど真ん中に位置しており,他の誰の真似でもないブラッド・メルドー・オリジナルなピアノ・ソロに愛着を覚えることだろう。

 だから“作曲家”ブラッド・メルドーとしての『エレゲイア・サイクル』なのである。だから『エレゲイア・サイクル』はブラッド・メルドーの“芸術作品”なのである。

 ブラッド・メルドーの彩りが深い。次々と現われては消えていく『エレゲイア・サイクル』の感動の大波が幾度も周期をなして巡ってくる。

  01. Bard
  02. Resignation
  03. Memory's Tricks
  04. Elegy for William Burroughs and Allen Ginsberg
  05. Lament for Linus
  06. Trailer Park Ghost
  07. Goodbye Storyteller (for Fred Myrow)
  08. Ruckblick
  09. The Bard Returns

(ワーナー・ブラザーズ/WARNER BROTHERS 1999年発売/WPCR-10338)
(ライナーノーツ/ブラッド・メルドー)

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テザード・ムーン / プレイ・クルト・ワイル5

PLAY KURT WEILL-1 クルト・ワイルという作曲家など良く知らない。だからテザード・ムーンによる「クルト・ワイル集」『PLAY KURT WEILL』(以下『プレイ・クルト・ワイル』)の,どこがどう凄いかはうまく説明できない。
 ただこれだけは言える。『プレイ・クルト・ワイル』を毎回聴く度に悶絶してしまう。音数の少ない3人の音符が腸にまで達し,内臓が震えて口から飛び出してきそうな感じがする。

 テザード・ムーンの『プレイ・クルト・ワイル』は,耳とか頭で感じる前に,身体の内部が反応するジャズ・ピアノの音がする。快感が超音波のように到達する。こんな音体験,生涯中に滅多に出来るものではない。
 凄いぞ,菊地雅章! 凄いぞ,ゲイリー・ピーコック! 凄いぞ,ポール・モチアン! 凄いぞ,テザード・ムーン

 …と書き出してみたが,管理人のジャズコレクションの中にはクルト・ワイルの作品がチラホラ。慌てて2000枚のコレクションの中から【モリタート】【スピーク・ロウ】【マイ・シップ】の演奏を聴き直す。

 ズバリ『プレイ・クルト・ワイル』の衝撃とは,先の超音波の波動を超えて,腎臓結石を砕石するレーザー級の破壊力! テザード・ムーン名演は,無類のジャズ・ジャイアンツたちの名演より「一枚も二枚も上手」を行く!

 こんな【モリタート】なんか聴いたことがない。こんな【スピーク・ロウ】なんか聴いたことがない。こんな【マイ・シップ】なんか聴いたことがない。と言うかこんなアプローチがあったのかいっ!

 クルト・ワイルの「歌」を音の元素に還元し,主従関係どころか楽器のキャラクターからも離れ,それを自由に交換する即興演奏の場の中で始原のリズムとハーモニーを浮かび上がらせる。

 ピアノ・トリオのこのような在り方はテザード・ムーンが初めてだったし,今でもテザード・ムーンの他に似たようなのピアノ・トリオが在るとは思わない。
 深い。深すぎる…。潔い。潔よすぎる…。ギリギリのところで発せられる音。そのエッジの鋭さ。スペイシーで緊張感と安らぎが同居する不思議な感覚に神経が研ぎ澄まされていく…。

 菊地雅章は本当に弾いていない。その菊地雅章が空けたスペースをゲイリー・ピーコックが天才的に埋めていく。そしてやっぱりモチアンである。モチアンドラミングが全てだと思う。
 完璧な3人のコンビネーション&完璧な3人のソロ。こんなにもスローなのにテンションの高いインプロが聴けるとは,大袈裟ではなく「生きてて良かった」の思いがする。

PLAY KURT WEILL-2 管理人の結論。『プレイ・クルト・ワイル批評

 今回,名曲揃いと初めて認識したクルト・ワイルの譜面がもたらす,独特の緊張感と構造美が素晴らしい! 無意識の領域まで解放しながら,それでいて3人とも共鳴できる“崩しまくった”インタープレイが素晴らしい! 原曲のモチーフの美しさに魅せられてしまった3人の“喰いつきぶり”が素晴らしい!

 『プレイ・クルト・ワイル』とは,テザード・ムーンの厳かな解釈で生まれ変わった「新クルト・ワイル集」にして「新スタンダード」集である。
 こんなにも内省的なスタンダード集はそうは聴けやしない。菊地雅章と同時代に生まれたことを心から幸運に思う。

  01. ALABAMA SONG
  02. BARBARA SONG
  03. MORITAT
  04. SEPTEMBER SONG
  05. IT'S NEVER WAS YOU
  06. TROUBLE MAN
  07. SPEAK LOW
  08. BILBAO SONG
  09. MY SHIP

(バンブー/BAMBOO 1995年発売/POCJ-1264)
(ライナーノーツ/小川隆夫)

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フルーツケーキ / フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス4

FRUITCAKE 3 SUMMER REMINISCENCE-1 『FRUITCAKE 3 SUMMER REMINISCENCE』(以下『フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス』)を聴いて思うこと。
 それはフルーツケーキはなぜこうも音楽スタイルを変えるのか? 売れているのに急ぎ過ぎではなかったのか?

 『FRUITCAKE』から『FRUITCAKE 2』への音楽スタイルの変化が想像以上の激変であって,そしてガックリ来たのだったが『フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス』を聴いた時の衝撃は『FRUITCAKE 2』の衝撃以上!

 ズバリ『フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス』の真実とは“シャカタクの二番煎じ”に尽きる。
 ついにコーラス隊が入った。サックスも入った。シャッフル・ビートも入った。その結果,フルーツケーキは純粋なフュージョン・バンドではなくなってしまった。アーバンでAORな洋モノ・バンドのコンテンポラリー・サウンドが前面に出てきている。

 あぁ,かってのシンプルな美メロ一発の爽やかフュージョン・バンドとしての面影はどこへ消えてしまったのだろう。ライトでポップで耳当たりのよい「不思議の国のBGM」なイマジネーションが感じられない。
 フルーツケーキも当時のシャカタクが歩んだように,ヨーロピアンを捨てアメリカンを身にまとったように感じてしまった。そっちに行ったらライバルは五万といるというのに。勿体ないよなぁ。

 フルーツケーキフルーツケーキとしてのアイデンティティを失った『フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス』。その中で管理人が評価したのは【BREAKPOINT 100】【RHYTHM+SHOES】【MELLOW MOVES】の3曲のみ。
 この評価軸の中に,管理人が聴き狂ったフルーツケーキの“らしさ”は感じられない。かつてのフルーツケーキを聴きたいと思っていたファンからすると,正直さみしかった。でもそれだけではなく逆の意味でうれしさも感じたことを記憶している。

 そう。管理人にとって『フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス』というアルバムは「新生フルーツケーキ」の第一作である。
 フルーツケーキが新スタイルで放った射矢が管理人のハートに刺さった意味が大きかった。そもそもシャカタクが好きなんだもん。

FRUITCAKE 3 SUMMER REMINISCENCE-2 光の速さで変貌していくフルーツケーキの新しい音楽の旅を受け入れようと決意を固めた。『FRUITCAKE 4』でますますシャカタク化して,商業音楽化していく過程を楽しもうと決意を固めた。

 なのに,待てど暮らせど『FRUITCAKE 4』は発売されずじまい。
 限界の一歩手前で綺麗に身を引いたのが,フルーツケーキが今も“幻のフュージョン・バンド”であり“伝説のフュージョン・バンド”として,酒の席で語られ続ける理由なのであろう。

 フルーツケーキは『FRUITCAKE』の1枚だけ聴けば良い。そして『フルーツケーキ 3 サマー・レミニスンス』はシャカタクを一周してから聴けば良い。

  01. TRAVELLIN'
  02. KEEP IT UP
  03. BREAKPOINT 100
  04. LITTLE CHAKA
  05. PARTLY CLOUDED
  06. EVOLUTION
  07. RHYTHM+SHOES
  08. GIRLS
  09. PIT INN
  10. MELLOW MOVES
  11. DREAM ON
  12. HANDS FOR SALE

(ビクター/JVC 1986年発売/NCS-748)
(ライナーノーツ/苦楽健人,熊谷美広)

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山中 千尋 / プリマ・デル・トラモント5

PRIMA DEL TRAMONTO-1 山中千尋の『PRIMA DEL TRAMONTO』(以下『プリマ・デル・トラモント』)は「ミセス・山中千尋」のものであって「ちーたん」のものではない。

 管理人がこう宣言するのは(こう宣言しなければならなくなったのは)『プリマ・デル・トラモント』のCDジャケットの破壊力のせいである。
 まず『プリマ・デル・トラモント』について語らねばならないのは(不本意ながら)ビジュアルである。これまでの歴代のCDジャケット山中千尋の美しさ,キュートでチャ−ミングな容姿を“売り”にしてきたに違いない。
 『プリマ・デル・トラモント』における山中千尋の美しさが「桁違い」。圧倒的である。それにしても男目線だよなぁ。本当はこんなジャケットが大好きなんだけど,どことなくアイドルの写真集を買うことに似た“ためらい”を感じた。ネット通販って便利な世の中です。はい。

 さて,話を本論に戻そう。世の男性の中には『プリマ・デル・トラモント』を“ジャケ買い”した人がいるかもしれない。買いたくなる気持ちは分かる。でも,正直
プリマ・デル・トラモント』を“ジャケ買い”などしてほしくはない。山中千尋をビジュアル系の一人のような扱いで聴いてほしくはない。

 可能なら『プリマ・デル・トラモント』は内容とジャケットを切り離して聴いてもらいたい。ジャケットが星5つならば内容は星6つの超名盤だからだ。

PRIMA DEL TRAMONTO-2 そう。『プリマ・デル・トラモント』は,これが例えば,ブサイク系の写真のジャケットとか,あるいは真っ黒や真っ赤なジャケットであっても購入すべき超名盤である。
 だから本当は『プリマ・デル・トラモント』の紹介としてジャケットの話なんかは書きたくなかった。でもブルーノート側が,絶対に避けて通ることのできない大インパクトの写真を使ってきたのだからお許しを〜。

 …と言うことで,ジャケットの賛否抜きに,演奏内容を大絶賛する『プリマ・デル・トラモント批評のはじまりはじまり〜。

 『プリマ・デル・トラモント』のテーマは2つある。1つはブルーノート所属アーティストとしてのブルーノート創立80周年としてブルーノートのヒット曲(と言っても【CHEROKEE】【SWEET LOVE OF MINE】【BLUE MINOR】の3曲だけ。【C JAM BLUES】はブルーノート“馴染みの”1曲ということで)を取り上げたアルバムである。
 もう1つは山中千尋の愛するミシェル・ペトルチアーニ没後20周年として,ミシェル・ペトルチアーニの愛奏曲(と言っても【PASOLINI】【LOOKING UP】の2曲だけ)を取り上げたアルバムでもある。

PRIMA DEL TRAMONTO-3 まっ,ミシェル・ペトルチアーニブルーノートの契約アーティストだったから強引にブルーノート・クラシックとして扱うのもありなのだが,残りの5曲はいつも通りの山中千尋オリジナル集。
 結局のところ山中千尋の魅力とは,元ネタあっての“絶品のアレンジ力”にあるのだが,最近の傾向として,ちょっと落ち着いてきた「ちーたん」というか,オリジナルの雰囲気を大切にした“絶品のピアノ・トリオ”の方に主戦場があるように思う。

 その意味で『プリマ・デル・トラモント』は「ちーたん」ではなく「ミセス・山中千尋」によるストレートなジャズ・アルバム。
 こういう「淑女系のピアノ」が,これまたたまらなくよいし,エレピで狂喜しない,真面目で素直な「ちーたん」の真骨頂でもある。1人の“ジャズ・ピアニスト”としてのシンプルな立ち振る舞いが実にお見事である。
 成熟した雰囲気と新機軸が同居している。肩の力が抜けていながらも新しい展開が垣間見える。小気味の好いジャズピアノが2つのリズム・セクションの個性に合わせてスイングし続けている。自然と音楽に没頭できる。実に素晴らしい。

 『プリマ・デル・トラモント』をフラゲしてから聴きまくったこの1ヶ月間。【GENNARINO】【PASOLINI】【NEVER】【LOOKING UP】の神曲3曲に,身も心も首ったけのメロメロ状態が続いている。

PRIMA DEL TRAMONTO-4 あれれっ? この4曲を選曲したことに自分自身で驚いている。管理人はこれまでずっと山中千尋と来れば,アレンジを崩しまくった,誰にも真似することのできない孤高の“変態サウンド”が大好きだった。
 それって大抵の場合はエレピの「ちーたん」が代名詞であった。なのに『プリマ・デル・トラモント』のお気に入りはアコースティックピアノばかり。

 『プリマ・デル・トラモント』のリズム隊には,レギュラー・トリオである脇義典ジョン・デイヴィスに加えて,今を時めくロバート・グラスパートリオヴィセンテ・アーチャーダミオン・リードが参加している。
 これまでの管理人ならロバート・グラスパートリオのリズム隊に耳が行くはずなのだが,耳に付くのは脇義典ジョン・デイヴィス組の緩急自在なリズムの方。

 山中千尋の音楽性を数年後に振り返った時『プリマ・デル・トラモント』が「ミセス・山中千尋」の転換点になった,と評価するかもしれません。
 どうやら管理人は制御不能なエレピの「ちーたん」よりも,安定の本格路線「ミセス・山中千尋」が好きになってしまったようなのです。

PS 「PRIMA DEL TRAMONTO-4」は販促用のクリアファイルです。

   CD
  01. Gennarino
  02. Pasolini
  03. Thinking Of You
  04. Never
  05. Cherokee
  06. Sweet Love Of Mine
  07. Looking Up
  08. Blue Minor
  09. Solitude/C Jam Blues
  10. Prima Del Tramonto

   DVD
  01. Cherokee
  02. Cucciolo
  03. Sweet Love Of Mine

(ブルーノート/BLUE NOTE 2019年発売/UCCJ-9218)
★【初回限定盤】 UHQCD+DVD

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フルーツケーキ / フルーツケーキ 24

FRUITCAKE 2-1 耳タコのように『FRUITCAKE』を聴きまくって,友達にフルーツケーキを勧めていたら「新しもの好き」が評判となり,学年中で株が高騰していた?セラビー。
 みんなに勧めていた手前,ポシャッタらおしまいという気持ちの中で『FRUITCAKE 2』(以下『フルーツケーキ 2』)がリリースされた。

 自分の中では『フルーツケーキ 2』は4曲だけだった。それこそ全曲大好きな『FRUITCAKE』からすると駄盤に思えて「ちょっとまずい」と思っていたが,友達はみんな『フルーツケーキ 2』も気に入ってくれた。
 不安から解放されて「そうだろう」的に得意気に自慢していた自分が今もって恥ずかしい。それが『フルーツケーキ 2』についての一番の思い出である。

 さて,上記の大当たりの4曲とは【CASINO JUMP】【BREAKFAST AT BENNY’S】【GAME FOR TWO】【MARIMBA】。
 この4曲の共通項。それこそ全4曲がシンセ曲。つまりはベニー・バンの世界観である。管理人にとってフルーツケーキの魅力とはベニー・バンの美メロであり,ベニー・バンキーボードである。あっ,打ち込みっぽい8ビートもかなりの好物でした。

 実はフルーツケーキ。『フルーツケーキ 2』からはバンドのメンバーが入れ替わって,レギュラー・メンバーはキーボードベニー・バンギターロブ・タエキマによるユニット体制へと変化している。
 それだけではなく『フルーツケーキ』のメイン・コンポーザーはベニー・バンであったが『フルーツケーキ 2』のメイン・コンポーザーはロブ・タエキマになっている。

 フルーツケーキのバンド内の事情は知る由もないが,当時中学生だった管理人の耳にもフルーツケーキの音楽性の変化については隠せない。
 キーボードギター以外はサポート・メンバーという立ち位置のせいなのか,カチカチとしたビートからグルーヴ感あるリズムへと変化しているように聞こえる。 スカ,ボサノヴァ,サンバを上手く取り入れた多彩なアプローチが飽きさせない。総勢7人ものサポート・ベーシストとサポート・ドラマーの参加効果ありあり〜。

FRUITCAKE 2-2 そうして何と言っても『フルーツケーキ 2』と来ればリズム・ギターの突出について語らねばならない。ストレートなギターフュージョンにはオランダではなく日本の遺伝子を重ねてしまう?

 ギターの妙なアーチキュレーションが気になってしまう『フルーツケーキ 2』。だから長らく『フルーツケーキ』からすると落ちるという印象であったが,今回『フルーツケーキ 2批評のために何回も聴き直す行為がそれはそれは楽しくて楽しくて…。

 『フルーツケーキ 2』が落ちることはなかった。『フルーツケーキ 2』は駄盤ではなかった。
 『フルーツケーキ 2』も管理人「青春の1枚」だったことを自分自身で再認識してしまいましたとさ。

  01. HEARTBEAT
  02. WASHINGTON SQUARE
  03. COOL AND GENTLE
  04. LOBSTER FUSION
  05. CASINO JUMP
  06. BREAKFAST AT BENNY'S
  07. KAYO
  08. SCREEN MUSIC
  09. YOU CAN MAKE ME
  10. GAME FOR TWO
  11. MARIMBA
  12. BEN'S BOSSA
  13. SUPER STRUTT

(ビクター/JVC 1984年発売/NCS-747)
(ライナーノーツ/苦楽健人,熊谷美広)

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21世紀に残したいジャズBEST&BEST100 ジャズ・フュージョン名盤篇-4

 「スイングジャーナル」誌,2000年10月号掲載,岩波洋三,大村幸則,小川隆夫,小西啓一,杉田宏樹,高井信成,中条省平,成田正,藤本史昭,村井康司,田中伊佐資,淡谷幸次の12名のジャズ評論家が選んだ「21世紀に残したいジャズBEST&BEST100ジャズ・フュージョン名盤篇 名盤ベスト100」。
 今回は11〜15位の発表です。

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ジャコ・パストリアスの肖像★15.ジャコ・パストリアスの肖像
ジャコ・パストリアス


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ウェザー・リポート★14.ウェザー・リポート
ウェザー・リポート


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ワインライト★13.ワインライト
グローバー・ワシントンJR.


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ジャック・ジョンソン★12.ジャック・ジョンソン
マイルス・デイビス


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8:30★11.8:30
ウェザー・リポート


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 ウェザー・リポートこそが「最高のフュージョン・バンド」である。そんな最強のウェザー・リポートの中でも,ベーシストの違いによつて,ミロスラフ・ヴィトウスの初期・ジャコ・パストリアスの中期・ヴィクター・ベイリーの後期に分類される。

 管理人は初期・中期・後期のいずれにも他に類を見ない特徴があって捨てがたいと思っている。ジャズ評論家も同じ思いのようで,このランキングには初期の傑作である『ウェザー・リポート』と中期の傑作である『8:30』がランクイン。

 即興を聴かせるフュージョン・バンドであったミロスラフ・ヴィトウスの個性輝くフリージャズ・ユニットの『ウェザー・リポート』が最高にスリリングで,デビュー盤『ウェザー・リポート』を“最高傑作”とするWRのファンも多い。

 躍動するジャコ・パストリアスジョー・ザビヌルウェイン・ショーターを引っ張る中期というか黄金期のライブ盤『8:30』。2枚目のスタジオ録音も「新時代のミニ・アルバム」っぽくて腰を抜かしそうになる。

 やっぱりジャコ・パストリアスは「革命児」であった。『ジャコ・パストリアスの肖像』以降,エレクトリックベーシストだけでなくフュージョン・シーンをも変えてしまった。
 圧倒的な技量と卓越した音楽性があれば,リズム楽器がリード楽器にも成り得ることが証明された。

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