
メチャメチャ思い入れがあるのでレビューするのをためらっていましたが,数名の読者の皆さんからリクエストをいただき,背中を押されて?ついに登場!
でも下手なこと書けないと思うと,筆が重くなるものなんですね。プロのライターは大変でしょうねっ。( ←他人事 )
こんなプレッシャーは,まだ若かりし頃に書いた,ラヴ・レター以来です。でもこの記事もカシオペアへのラヴ・レターを書くようなもの。全世界へ公開するラヴ・レター。自分で自分にプレッシャーかけてどうするの? では,失笑しないとお約束いただけるのでしたら,以下を“のぞき見”されてもよいですよっ。
拝啓 カシオペア 様
私があなたを愛するようになったのは,中1の頃。すっかりフュージョン好きの友達に影響されてしまい,NHK−FMの『セッション’83』をエア・チェックしたのがきっかけでした。
その頃のあなたは,既にクラスの(フュージョン界の)人気者であり,ギター小僧,ドラ息子たちの“憧れの的”でした。
最近は“エア・ギター選手権”なるものが話題になっていましたが,私もよくやった口です。カシオペアのエア・カヴァー!
楽器ができないのは,ある意味有利でした。ある時は野呂さん,またある時は桜井さん,と好き勝手に,しかもワン・トラックの中でメンバー全員になりきることだってできるからです。
どれか特定の楽器を演っていたなら,こんな楽しみを持つことなどなかったと思います。今も夜中に一人でこっそりと楽しんでいます。ハイ。

あの頃みんな若かった! 音楽に思いの丈をぶつけていた! ライブ録音+スタジオ・ワークということもあり“ほとばしる”パワーが見事に封入されたCDでした。
そうです。『ミント・ジャムス』はあなた様の代表作であるばかりか,J−フュージョンの不朽の名盤として,代々語り継がれてゆくことでしょう。
あなたと共に過ごした青春時代を忘れません。素敵な贈り物をありがとう。
敬具
セラビー
セラビー
01. Take Me
02. Asayake
03. Midnight Rendezvous
04. Time Limit
05. Domino Line
06. Tears of the Star
07. Swear
(アルファ/ALFA 1982年発売/32XA-112)
(ライナーノーツ/野呂一生,宮住俊介)
(ライナーノーツ/野呂一生,宮住俊介)
「ミント・ジャムス」・・日本のフュージョン史に残る作品・・それと同時に、現在のカシオペア自身でも、これを越える作品を作るのは至難の技かも・・
私も相当聞き込みました。高校時代、リアルタイムで聴いていたのが「ユーフォニー」あたりだったので、少し後追いになってしまうのですが・・
「朝焼け」「ミッドナイト・ランデブー」「ドミノライン」そしてトラック批評でも取り上げられていた「テイク・ミー」等、この後にもスタジオやライブで演奏されてますが、このアルバムのテイクを上回る物はないのではないかと・・
ジャケットも好きでした(^o^)
今回リンク先を付けさせて頂きました。写真や音楽について自分なりの解釈で書いてます。至らない所も沢山ありますが、お暇な時、覗きに来てくれたら嬉しいです。