『T.K.』の3曲目は【THIS IS THE NIGHT】(以下【ディス・イズ・ザ・ナイト】)。

 【ディス・イズ・ザ・ナイト】は,男女ツイン・ボーカルによるラブ・バラード。この曲調と伊東たけしアルト・サックスは“意外”と相性が良い。
 伊東たけしの“絞り出す感じ”のサックス・プレイが,恋愛の“感情表現”としてハマッテいる。
 
 イントロや間奏で聴こえるアルト・サックスは,間違いなく“ディス・イズ・ザTK”! 伊東たけしファンとしては,この“テイスト”さえ感じさせてくれれば十分満足。それ以上,何を望むと言うのだろう。

 2分31秒からの,サビに“かぶせながら”入ってくるアルト・ソロには大満足! 【ディス・イズ・ザ・ナイト】での伊東たけしは,恐らくザ・スクェアでは“禁句?”のフレーズを繰り出しており,これこそソロ・アルバムを制作する“意味があった”と言うものだ。

 “ジャズメン”伊東たけしを少しは味わえたかなぁ。

 
TAKESHI ITOH : Alto Saxophone
PHILIPPE SAISSE : Keyboards, Synthesizers, Programming
DON ALIAS : Percussion
MARC COHN : Lead Vocals
LANI GROVES : Lead Vocals, Background Vocals
LISA FISCHER : Background Vocals
CURTIS KING : Background Vocals

T.K.-1
T.K.
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