『BALLADS』の6曲目は【WHAT’S KNEW】(以下【ホワッツ・ニュー】)。
J.C.トーマス著書『コルトレーンの生涯』に次のような談話が収められている。
「私の声は歌には向いていない。もっともサキソフォンでなら歌うことができる…つもりだが」。
ボーカルものの名演で知られる【ホワッツ・ニュー】だが,実は多くのジャズメンが,サックスなりピアノなりで歌っている。
その中にあって,ジョン・コルトレーンの【ホワッツ・ニュー】はピカイチ! 先の談話は本当である。
アドリブが多く,原曲のメロディーはテーマ以外にほとんどでてこない。“裏メロを奏でる”マッコイ・タイナーのサポートがなければ【ホワッツ・ニュー】だと判別できない人も多いのでは?
でも,それでも【ホワッツ・ニュー】に聞こえてしまうから不思議である。
そう。ジョン・コルトレーンがアドリブ一本,サキソフォンで歌っている! 【ホワッツ・ニュー】におけるテナー・サックスこそが,コルトレーン流「歌もの」の完成形である。
2分56秒からの「ハスキー・ボイス」から,一転して3分3秒までの「舌回し」が,ボーカリスト=ジョン・コルトレーン・オリジナルの“美声”であろう。
JOHN COLTRANE : Tenor Saxophone
McCOY TYNER : Piano
JIMMY GARRISON : Bass
ELVIN JONES : Drums
サムエル記第一15章 犠牲よりも従うことが重要
Saya 『BEAUTIFUL DAY』
J.C.トーマス著書『コルトレーンの生涯』に次のような談話が収められている。
「私の声は歌には向いていない。もっともサキソフォンでなら歌うことができる…つもりだが」。
ボーカルものの名演で知られる【ホワッツ・ニュー】だが,実は多くのジャズメンが,サックスなりピアノなりで歌っている。
その中にあって,ジョン・コルトレーンの【ホワッツ・ニュー】はピカイチ! 先の談話は本当である。
アドリブが多く,原曲のメロディーはテーマ以外にほとんどでてこない。“裏メロを奏でる”マッコイ・タイナーのサポートがなければ【ホワッツ・ニュー】だと判別できない人も多いのでは?
でも,それでも【ホワッツ・ニュー】に聞こえてしまうから不思議である。
そう。ジョン・コルトレーンがアドリブ一本,サキソフォンで歌っている! 【ホワッツ・ニュー】におけるテナー・サックスこそが,コルトレーン流「歌もの」の完成形である。
2分56秒からの「ハスキー・ボイス」から,一転して3分3秒までの「舌回し」が,ボーカリスト=ジョン・コルトレーン・オリジナルの“美声”であろう。
JOHN COLTRANE : Tenor Saxophone
McCOY TYNER : Piano
JIMMY GARRISON : Bass
ELVIN JONES : Drums
サムエル記第一15章 犠牲よりも従うことが重要
Saya 『BEAUTIFUL DAY』
コメント一覧 (4)
読者申請ありがとうございますm(u_u)m
あんなわがままブログですが覗いてやって下さいませ♪
それでは失礼致します。
まったくもってその通りです。JAZZ入門者には雰囲気を楽しんでいただければ十分かも?
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。