『FOREST FLOWER』の1曲目は【FOREST FLOWER − SUNRISE】(以下【フォレスト・フラワー,日の出】)。
【フォレスト・フラワー,日の出】は【フォレスト・フラワー,日没】との組曲! 叙情的でドラマティックで牧歌的! 次の時代を先取りした“フワフワとした浮遊感”漂う大作である。
【フォレスト・フラワー,日の出】の聴き所は“やっぱり”キース・ジャレット! 1分17秒からのピアノのフィルイン。ほんのレイコンマ何秒が聞こえただけで,金縛りにあってしまう!
このピアノの衝撃波を聴衆も感じ取ったのであろう,キース・ジャレットのアドリブからわずか数秒で“自然発生的”に拍手が沸き起こっている。「よっ,待ってました。大統領!」のノリである。こんなジャズメンってキース・ジャレット以外にいやしません。
キース・ジャレットの盟友=ジャック・デジョネットのドラムが“元気ハツラツ”! 潮の満ち引きのごとく,寄せては返す“ナギ”のドラム・ウェーブ。
4分54秒からのドラム・ソロは一転,荒海“シケ”のドラム・ウェーブ。“緩急自在”のドラミングが素晴らしい。
チャールス・ロイドのテナー・サックスは,周囲の景色がどれ程激変しようとも,終始マイペース。まるで無重力の宇宙遊泳のごとく,最高のリズム隊が創り上げた「カヤック」に乗せられ,波と戯れ,潮の流れに身を委ねている。
CHARLES LLOYD : Tenor Sax, Flute
KEITH JARRETT : Piano
CECIL McBEE : Bass
JACK DeJOHNETTE : Drums
ハバクク書2章 神についての知識が地上に満ちる
CASIOPEA 『LIVE HISTORY PART-1』
【フォレスト・フラワー,日の出】は【フォレスト・フラワー,日没】との組曲! 叙情的でドラマティックで牧歌的! 次の時代を先取りした“フワフワとした浮遊感”漂う大作である。
【フォレスト・フラワー,日の出】の聴き所は“やっぱり”キース・ジャレット! 1分17秒からのピアノのフィルイン。ほんのレイコンマ何秒が聞こえただけで,金縛りにあってしまう!
このピアノの衝撃波を聴衆も感じ取ったのであろう,キース・ジャレットのアドリブからわずか数秒で“自然発生的”に拍手が沸き起こっている。「よっ,待ってました。大統領!」のノリである。こんなジャズメンってキース・ジャレット以外にいやしません。
キース・ジャレットの盟友=ジャック・デジョネットのドラムが“元気ハツラツ”! 潮の満ち引きのごとく,寄せては返す“ナギ”のドラム・ウェーブ。
4分54秒からのドラム・ソロは一転,荒海“シケ”のドラム・ウェーブ。“緩急自在”のドラミングが素晴らしい。
チャールス・ロイドのテナー・サックスは,周囲の景色がどれ程激変しようとも,終始マイペース。まるで無重力の宇宙遊泳のごとく,最高のリズム隊が創り上げた「カヤック」に乗せられ,波と戯れ,潮の流れに身を委ねている。
CHARLES LLOYD : Tenor Sax, Flute
KEITH JARRETT : Piano
CECIL McBEE : Bass
JACK DeJOHNETTE : Drums
ハバクク書2章 神についての知識が地上に満ちる
CASIOPEA 『LIVE HISTORY PART-1』
コメント一覧 (4)
面白くないアルバムになったかどうかはおいといて“棘の少ない”違ったライブになったことでしょうね。
私も『フォレスト・フラワー』=「月下美人」のイメージがあります。でもBGMは藤圭子ではなく宇多田ヒカルでお願いします?