《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
 『ジャズ名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
 そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
 ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》

 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
 今回は307〜310位の発表です。
 


Sunday at the Village Vanguard★310.GLORIA'S STEP
SUNDAY AT THE VILLAGE VANGUARD
ビル・エヴァンス
 
 
 


INTERPLAY-1★310.INTERPLAY
INTERPLAY
ビル・エヴァンス
 
 
 


アガルタ★310.PRELUDE
AGHARTA
マイルス・デイビス
 
 
 


ライブ・イン・ジャパン★309.MY FAVORITE THINGS
LIVE IN JAPAN
ジョン・コルトレーン
 
 
 


ズート・アット・イーズ★307.SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE
ZOOT AT EASE
ズート・シムズ
 
 
 


ブルースエット★307.LOVE YOUR MUSIC SPELL IS EVERYWHERE
BLUES-ETTE
カーティス・フラー
 
 
 


 ビル・エヴァンスの2曲が同時ランクイン! ピアノ・トリオに新たな概念を導入し,最後の最期までピアノ・トリオにこだわった,ビル・エヴァンスの代名詞が『インタープレイ』! しかし『インタープレイ』は,特別企画な異色のハード・バップ・クインテット。楽しい演奏ではあるがビル・エヴァンスの“らしさ”は薄い。

 真実のビル・エヴァンスは,ベーススコット・ラファロドラムポール・モチアンとの『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』の中にある。
 濃密な『インタープレイ』の中に,ビル・エヴァンスの頭の中の音楽が,いや,身体全体から沸き立つ音楽が色濃く表われている。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



裁き人イブツァン,エロン,アブドン(裁12:8-15)
赤松敏弘 『LES ENFANTS ROUGES アンファンIII フィーチャリング 赤松敏弘』