『THE TRIO』(以下『ザ・トリオ』)は,小曽根真が「初めて出逢ったのにずっと昔からその人と友達だった」と語る,ベーシスト=北川潔とドラマー=クラレンス・ペンとによる“理想のピアノ・トリオ”のデビューCD。
卓越したテクニックを控え目に“ジャズ・ピアノの魂”を前面に押し出す小曽根真が熱い!
これがあの小曽根真か,と思わせる“ナイスガイ・ジャズ・ピアニスト”小曽根真の“新たなる挑戦”がここに始まった。
ソロにバックに抜群のリズム感を持つ北川潔のベースがいい。手数も凄いが音を入れる場所が半端ないクラレンス・ペンのドラミングも申し分ない。
それなのに『ザ・トリオ』の中身は「ザ・トリオ VS ジョン・スコフィールド」である。
いくら“理想のピアノ・トリオ”で固まったからといって,いきなりの対バン形式はないだろう。実際,ジョン・スコのアウトに「ザ・トリオ」が引きずられていく〜。
結果,デビュー盤にして(デビュー盤だから?)「ザ・トリオ」一番の異色盤である。
01. THE BEGINNING
02. LAZY UNCLE
03. FAIRLY DANCE
04. ESPERANZA
05. HOME
06. TEA FOR THREE
07. STINGER
08. MY OLD BOOK
09. HAPPY CAT
10. BOON-CHA-CHA
卓越したテクニックを控え目に“ジャズ・ピアノの魂”を前面に押し出す小曽根真が熱い!
これがあの小曽根真か,と思わせる“ナイスガイ・ジャズ・ピアニスト”小曽根真の“新たなる挑戦”がここに始まった。
ソロにバックに抜群のリズム感を持つ北川潔のベースがいい。手数も凄いが音を入れる場所が半端ないクラレンス・ペンのドラミングも申し分ない。
それなのに『ザ・トリオ』の中身は「ザ・トリオ VS ジョン・スコフィールド」である。
いくら“理想のピアノ・トリオ”で固まったからといって,いきなりの対バン形式はないだろう。実際,ジョン・スコのアウトに「ザ・トリオ」が引きずられていく〜。
結果,デビュー盤にして(デビュー盤だから?)「ザ・トリオ」一番の異色盤である。
01. THE BEGINNING
02. LAZY UNCLE
03. FAIRLY DANCE
04. ESPERANZA
05. HOME
06. TEA FOR THREE
07. STINGER
08. MY OLD BOOK
09. HAPPY CAT
10. BOON-CHA-CHA
(ヴァーヴ/VERVE 1997年発売/POCJ-1370)
(ライナーノーツ/小曽根真,児山紀芳)
★スイングジャーナル誌選定【ゴールドディスク】
★1997年度ジャズ・ディスク大賞【日本ジャズ賞】受賞
(ライナーノーツ/小曽根真,児山紀芳)
★スイングジャーナル誌選定【ゴールドディスク】
★1997年度ジャズ・ディスク大賞【日本ジャズ賞】受賞