『AN INSATIABLE HIGH』の5曲目は【M5】。

 『AN INSATIABLE HIGH』の5曲目だから【M5】なのだろう。
 思うに,仮タイトルが【M5】であって,いろいろ考えて1週回って【M5】になった感じ? 読者の皆さんも聴けば納得。聴けば【M5】の一択〜!

 そのまんまなネーミングに悩んだぐらいに,スリー・パーカッションが舞い踊り続ける高速ラテン・ナンバーにして,ツイン・ギターのキメキメ・ユニゾンのトロピカル・ナンバーなのだけど,チャック・レイニーベース・ラインはファンクのまんまでリズムは緩い。
 そんな多様な音楽性が【M5】で「ごった煮」された,これぞフュージョン・ミュージック。

 キメのラストに全員で一斉に鳴らせる「ボジャーン」というドラのようなホーンが爆発するというか,そこから何かが飛び出してくるようなワクワク感! 楽しくなってしょうがないインプロヴィゼーション

 演奏面で言えばアルバム中で最も「ジェントル・ソウツ」&「タワー・オブ・パワー」と共演している感が強いトラック。この高速メロディーにしてこのアンサンブルの完成度。
 高中正義セッションギタリストとしての腕前は,あのリー・リトナーに「負けず劣らず」の名手でした〜。フェンダー・ストラトキャスター〜。

 
MASAYOSHI TAKANAKA : Guitar
LEE RITENOUR : Guitar
HARVEY MASON : Drums
PAULINHO : Percussion
STEVE FORMAN : Percussion
MOTOYA HAMAGUCHI : Percussion
JUN FUKAMACHI : Keyboards
CHUCK RAINEY : Bass
TOWER OF POWER : Horns

AN INSATIABLE HIGH-1
AN INSATIABLE HIGH
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