
さて,T−スクェアがザ・スクェアだった頃のアルバムは,ほぼ夏だった。しかしザ・スクェアがT−スクェアになってからの印象は,ほぼ春である。事実,管理人の中でスクェアの“夏CD”は『夏の惑星』で終わっている。
そう。「ポップ・インストゥルメンタル・バンド」となったT−スクェアのサウンド・イメージは,誰が何と言おうと春なのだ(単にリリース日が春だけのこと?)。
あれ? 『WINGS』も「ポップ・インストゥルメンタル」なのでは? その通りです。『WINGS』は,実にスクェアらしい,キャッチーでポップなメロディ・ライン集。その意味では春に区分けしてもいい。
しかし『WINGS』に夏を感じる理由は「ハッピー&ピースフル」なメッセージ性。安藤正容,伊東たけし,河野啓三,坂東慧のメンバー4人に田中晋吾も加わって,楽器をマイク替わりに,明るく華やかに“応援ソング”を歌っている。
「日本もこれから元気になりましょう。羽ばたき続けましょう」という意味で“飛翔する翼”への思いを込めたアルバム・タイトル『WINGS』。名曲【THE BIRD OF WONDER】とは“不死鳥”の意である。
そう。『WINGS』の真実は,T−スクェアから届けられた「震災復興応援盤」。「ポップ・インストゥルメンタル」の最高峰=『NINE STORIES』の録音は3.11以前。この1年間,T−スクェアのメンバーも「音楽を通して何が出来るか」を考えてきたことだろう。そんな彼らの答えが『WINGS』なのだ。
海老一染之助・染太郎の「いつもより多めに回しております」ばりな,3割り増しのハイテンションが熱い血潮のメッセージ。でもでも決して押し付けがましくはない。第三者話法連発の説得力。
『WINGS』のキャッチ・コピーは「愛と癒し,元気や勇気。このアルバムには天使がいるね」。いるいる。ファンタジックで“天使の羽”な『WINGS』を聴いているだけでパワーが出る。
2012年の夏は「猛暑」予想だが,どんとこい,である。管理人の中では『WINGS』で,すでに夏入り宣言。冷えたビールと『WINGS』があればウナギなしでも乗り切れる? そんな夏を乗り越えた先には,まだ聴こえていないスクェア久々の“冬CD”。
(これはスクェア仲間の himebowさんのブログ に触発されたせいなのかもしれませんが)イケイケの『WINGS』を10回連続聴き続けていたら,管理人も『STARS AND THE MOON』のような“冬CD”がたまらなく聴きたくなってしまった。
現「河野/坂東」時代のスクェアが“冬CD”を作ったら,一体どんなものが飛び出してくるのだろう? 考えただけでワクワク・ドキドキ&ヨダレ〜。

『STARS AND THE MOON』の録音前には『うち水にRAINBOW』と『ADVENTURES』の夏2枚か。よ〜し。『WINGS』の後にもう1作夏だな。それから冬だな。「日本の夏,妄想の夏〜」。
2012年の「猛暑」は『WINGS』を毎日聴いて妄想しま〜す。
PS 『WINGS』を購入するなら【初回生産限定盤】が買いです。【TRUTH】のリマスタリングが過去最高。【TRUTH】のロックな音が『WINGS』を更なる“夏CD”へと後押ししてくれますよっ。
Disc 1
01. Heroes
02. The Bird Of Wonder
03. The Flight Of The Phoenix
04. Sunshower
05. 夏の足音
06. Cheer Up!
07. Tell Your Story
08. Sympathy
09. Flashpacker
10. Fast Break
Disc 2 Bonus Disc
01. TRUTH
02. UNIVERSO INTERIOR Saudade Mix
(ヴィレッジ/VILLAGE 2012年発売/VRCL-10105-6)
(☆SACDハイブリッド盤仕様+BLU−SPEC CD盤仕様)
★【初回生産限定盤】ボーナスCD付 CD2枚組
★【初回生産限定盤】三方背BOX仕様
★音匠仕様レーベルコート
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私の想いを上手く表現して頂けて嬉しいですねぇ。
どうも未来進行形でいけません。。。
ミニアルバムでいいから、作ってくれんものかねぇ。
ランキング1位の力で青木社長に届かんものかなぁ・・・
ムーブ、起こしましょう!?