「小曽根真 FEATURING NO NAME HORSES 〜10周年記念ツアー〜」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。

 「小曽根さん,しゃべらなかったらいいのに」と言われたことを自ら公言した小曽根真。いやいや,管理人の小曽根真・愛は,J−WAVEでのトークで育まれてきたのです。
 “ジャズ・ピアニスト小曽根真が最高なのだが,管理人の小曽根真・愛は“関西代表の音楽人”小曽根真が原点。“司会進行役”の小曽根さんのトークを楽しみにライブ会場へと足を運んでいるクチなのです。

 小曽根さんらしいと大爆笑したのが【T FOR 2】のくだり。
 まずは「鎹のようなトロンボーン・セクション」。中川英二郎片岡雄三を持ち上げる〜。
 「ビッグ・バンドでいいトロンボーン・セクションがあるところって,凄くいいビッグ・バンドなんですよ。トランペットなんて別にどうでもいいんですね」。
 これを受けてトランペット・セクションが一斉に退席しようとするもんだから「後でまたちょっと。ギャラに反映させていただいて」とフォロー&フォロー。

 続いて中川英二郎片岡雄三をマイク・スタンド位置まで呼び出して【T FOR 2】の曲紹介。【TEA FOR TWO】のテーマを弾く小曽根真に【T FOR 2】を発音させての「一緒やん!」。
 しかし最後は真面目に【T FOR 2】での「顔は笑って心で引きつって」な“超絶技巧”を語り出し「一般的なトロンボーンのイメージが変わった」と大絶賛! やったね!

 さてさて(ここからは完全なるプライベートの記述となりますが)今回の「NO NAME HORSES」のライブは,管理人的には「生涯の思い出」とでも言うべき記念のライブ
 だって,人生の一大イベントの翌日のジャズライブなのですよ。前日に大疲れなので普通はライブなんて行かないと思いますよ。実際,そんな予定なんて一切なかったわけだし…。
 しかし,急転直下のチケット・ゲット。結婚祝いにと譲っていただいたのです。冗談ではなく真剣に小曽根真以上の特等席だし,やっぱ極上の「NO NAME HORSES」だし,ジャズ入門者の連れにはビッグ・バンドが最適かと…。

 そういうわけで連れに“サプライズ・プレゼント”! だ・か・ら,新居への引っ越し2日前に(彼女に軽く憎まれ口を叩かれながらも。いえいえ,快く送り出していただいて)ヒノテルライブへ行ったんです。チケットを受け取る約束だったので。
 でも前日(結婚式の当日)に会場へ向かう車内でカメラマン兼運転手の●藪くんに「明日『NO NAME HORSES』のライブに行くんです」と言われた時は…。「私も!」と言えない“サプライズ・プレゼント”!

 この“サプライズ・プレゼント”に小曽根さん。「カラーボールの抽選のコーナー」。当たったのは何と!(私の隣りではなく)私の前列の女性。もし,あの方が小曽根さんと目を合わせていたなら…。もしも,あの瞬間,私のパートナーに当たっていたら…。恐ろしい。恐ろしすぎる。“サプライズ・プレゼント”にはちょうど良いハプニングでした〜。

 ハプニングと来れば2ndセットの【ROAD】。譜面通りに弾いて36分50秒。今回は最長記録更新の46分。46分には感じられませんでした。でも最長記録は別の会場で更新されたのかな? そ・れ・か・ら・中村健吾ベースから“馬が鳴った”のかな?

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

2ndセット:
05.ROAD

アンコール:
06.CORNER POCKET