NAVAJO TRAIL-1 「『アズール』再び…」のCD帯を見ただけでレジへと直行した『NAVAJO TRAIL』(以下『ナバホ トレイル』)。
 そう。別所哲也が「ハムの人」なら天野清継は「【AZURE】の人」なのである。【AZURE】の12年振りの再演【AZURE IN SANTA FE】を外せるわけがないのである。

 大注目の【AZURE IN SANTA FE】は,ストリングスとのリ・アレンジな豪華なバラード。結構派手目な分厚いメロディーは,ちょっと演りすぎたかも?
 でもこんな“BGMっぽくない”【AZURE】が聴いてみたかった。コテコテに【AZURE】の世界を掘り下げてくれた【AZURE IN SANTA FE】のリ・アレンジものが好みである。

 「カシオペア育ち」の管理人だから「焼き直し」は何度でも! 次は【AZURE】のリ・アレンジのリ・アレンジも待っていま〜す!

 …という感じで【AZURE IN SANTA FE】をヘビロテしてから,アルバム全体を聴き始めた『ナバホ トレイル』が,管理人にとって“1粒で2度おいしい”愛聴盤になった。

 その秘密は,則竹裕之松本圭司河野啓三のクレジット…。
 そう。『ナバホ トレイル』が“スクェアっぽい”のはこの御三方のおかげである。天野清継が“安藤正容っぽく”聴こえる瞬間があったのだ。
 1度そう聴こえてしまったらもう大変! 天野清継安藤正容が被ってどうしようもない!

NAVAJO TRAIL-2 それも特に『NEW−S』とピンポイントで被ってしまう。『ナバホ トレイル』に大ヒット曲【AZURE IN SANTA FE】有り。『NEW−S』に大ヒット曲【MEGALITH】有り。

 『ナバホ トレイル』には【ガーティの夢】【真夏のためいき】【YOUR RESTLESS EYES】【MIDNIGHT CIRCLE】【THE SUMMER OF ’68】【ROMANTIC CITY】っぽい曲も入っている。

 これって病気? それとも「うんうん」? 安藤正容のフォロワーなら『ナバホ トレイル』を聴くべきである。

 だ・れ・か・管理人の中でループする,天野清継安藤正容天野清継,の流れを止めておくれ〜!

  01. Canyon Road
  02. AZURE in Santa Fe
  03. Someday We'll All Be Free
  04. My Cherie Amour
  05. NAVAJO TRAIL
  06. A Nightingale Sang in Berkeley Square
  07. Rumba AMO
  08. Breath Taking
  09. Shiosai
  10. KYOTO

(ブロー・ウィンド・レコード/BLOW WIND RECORDS 2003年発売/BWCP-1010)

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