XII〜THE ORIGINALS〜-1 「熱帯JAZZ楽団」は「カヴァーを超えるオリジナル」を楽しみとする管理人。

 オリジナルベスト集『将供 腺圍硲邸。錬劭稗韮稗裡腺味咫』だが,収録曲の三分の二はコレクション済だったので買わなくても良かったのだが,ちょうどセールのタイミングでGET。新緑の【ススーディオ】も入っているし,結果としては「やっぱり買ってよかった〜」。

 改めて『将供 腺圍硲邸。錬劭稗韮稗裡腺味咫』を聴いて感じた本物感。「熱帯JAZZ楽団」は本物である。
 そんなことは分かっている。「熱帯JAZZ楽団」が偽物なんて思っちゃいない。何が言いたいかというと「熱帯JAZZ楽団」には,どうしても「パフォーマンス集団」のイメージがつきまとうということ。

 比較して申し訳ないのだが,例えば小曽根真の「ノー・ネーム・ホーセズ」も「熱帯JAZZ楽団」と同じくエンターテインメントを意識して活動している。だが小曽根真から来るアーティスティックなイメージがつきまとう。どうしてもカルロス菅野と来れば松岡直也なんだよなぁ。

 だ・か・ら『将供 腺圍硲邸。錬劭稗韮稗裡腺味咫』を聴いて「熱帯JAZZ楽団」のクオリティの高さにグッときた。正しく難曲を難曲に聴こえさせないプロ集団である。
 「熱帯JAZZ楽団」とは素晴らしいコンポーザー集団にして素晴らしいアレンジャー集団である。ネタのアイディアが無限臓なのは大所帯ゆえの特権であろう。

 『将供 腺圍硲邸。錬劭稗韮稗裡腺味咫』での新発見は,神保彰の脱退によるバンド・サウンドのブレない部分とブレる部分の両輪であった。
 いつの頃からだろう。管理人は「熱帯JAZZ楽団」に解散した「JIMSAKU」の拡大版&後継バンドをイメージしながら聴いている。だから「熱帯JAZZ楽団」の中に存在する「JIMSAKU」の遺伝子,そして森村献の遺伝子を見つける楽しさがある。

XII〜THE ORIGINALS〜-2 幸いなことに神保彰が脱退しても「熱帯JAZZ楽団」のバンドの色に大きな変化は感じられない。これぞブレないバンド・サウンド確立の成果であるだろうし,カルロス菅野にとっては非常にラッキーな結果と言える。

 管理人は神保彰が抜けても「カシオペア」本体を聴き続けてきた。本田雅人が抜けても「スクェア」本体を聴き続けてきた。
 しかし .咼奪亜Ε丱鵐匹痢熱帯JAZZ楽団」の場合 ◆JIMSAKU」の後継バンドの場合は話は別である。
 バンド・サウンドに確実に刻まれている神保彰の機微。神保彰が“いるかいないか”は小さいようで今後大問題に発展するのかもしれません。 

  01. DESCARGA TROPICAL
  02. OBATALA
  03. MI TIERRA NATAL
  04. EPOCA DE ORO
  05. SNAKEMAN'S SHUFFLE
  06. AZUL
  07. DUENO DEL SOLAR
  08. EDDIE PAL MONTE
  09. ALMOST THERE
  10. RENDEZ-VOUS
  11. NEO BOOGALOGY
  12. SUSSUDIO

(ビクター/JVC 2008年発売/VICJ-61563)

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