ブログを運営しているとコメント欄やメッセージ欄,あるいはメールでご意見を頂いた経験が誰しもおありのことと思います。

 「アドリブログ」にも音楽関係者やジャズ・ファンやフュージョン・ファンから,誰々のCD批評を書いてほしい,CDを送るから感想をUPしてほしい,という依頼がくることはあったのですが,先日「アドリブログ」で取り上げた記事の感想を,そのご本人様が書いてくださるという,ドッキリ企画のような,うれしい経験をさせていただきました。

 そのご本人様とはテナーサックス奏者の今津雅仁さんです。以下,いただいたコメントを別記事として掲載させていただきます。



初めまして。
テナー・サックスの今津雅仁です。

「What's A Melody?」に関するご批評、読ませて戴きました。

仰る通りです。

「MASATO」の録音をした後の心境。

『ただただ休みたかった...』というのが偽らざる気持ちでした。

2年間で3枚の自主制作盤の制作に続き、自主コンサートをやった事でFan House で「MASATO」のレコーディング。

当時、ビル掃除と蒲田のキャバレーで仕事をしていた私にとって何もかも限界でしたし、また(これで目標を達成した)と安堵しておりました。

然し乍ら、1990年1月の授賞式が終わった帰り際『来月、レコーディングしますから6曲オリジナル曲を書いて下さい!』ディレクターの言葉に「自由気ままにやりたい放題」「嫌ならやめる」など通用する訳もなく...

忌憚のないご意見、有難う御座いました。

今津雅仁 拝



 CD批評今津雅仁WHAT'S A MELODY?批評についてのコメントでした。

 ご本人様からのコメントをいただいたのは初めてのことだったので,大喜びするところですが,それ以上に「あっ,変なこと書いたかも」という不安の方が大きくて…。
 思わず記事を見返してしまいました。いつもの調子で変なこと書いている…。まさかご本人の目に留まるなんて…。

 今津雅仁さん,数々の駄文で失礼をお詫び申し上げます。「忌憚のないご意見、有難う御座いました」のお言葉に救われます。
 伝わっているとうれしいのですが,管理人は今津雅仁さんの大ファンです。引退されていたと思っていましたがカムバックされたのですね。
 福岡で演奏する機会がおありでしたら,終演後に近づいてご挨拶させていただきたいです。

 もしそうできないとしても,今津雅仁さんのCDを今でも現役で楽しんでいる,私みたいな古参のファンはかなり多いと思います。
 今津雅仁さん,これからもマイペースで,今津雅仁さんの大好きなジャズを気の赴くままに聴かせてくださればうれしいです。末永いご多幸を心よりお祈り申し上げます。

心からの感謝とともに
セラビー 拝
 
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