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カテゴリ: CD批評:マ:松岡 直也

 出発が他社に対抗するためのワーナー・グループによる「高音質盤」の作成のためにあった『KALEIDOSCOPE』(以下『カレイドスコープ』)だが,当の松岡直也にとって「高音質盤」なんて眼中なし。目指したのは,ただただお盛り上がりのセッション大会!  『カ ...

 松岡直也の「音楽活動40周年」祭りのテーマは「東京発ラテン・ダンス・ミュージック」。  いつものラテン・フュージョンをベースに,ブラスとストリングス,さらにはヴォーカル&コーラスが加わった“マンボ・ナオヤ”の世界が広がるのが『DANCE UPON A T ...

 音楽生活○○周年とかデビュー○○周年とかの記念盤にはベスト盤とか再演とかの「集大成」が似合うと思う。喜びをファンと共に分かち合えるからである。  仮にこのような記念盤でこけてしまうと,次の5周年や10周年が危うくなる。そう。記念盤は売れてこそ。まず守 ...

 『ヴィーナスを探せ』は,松岡直也の新バンド「松岡直也 BANDA GRANDE」のデビューCDである。  「松岡直也 BANDA GRANDE」は松岡直也“待望の”7管ホーン入りで13人編成のビッグ・バンド。そして松岡直也のビッグ・バンドと来れば「W ...

 『午後の水平線』と『夏の旅』のツー・トップに変わる松岡直也の「第三の選択肢」。それが『SONGS AND DAYS』である。  松岡直也の一押しとして『SONGS AND DAYS』を挙げる松岡直也・フリークは少ないことと思う。しかし『SONGS A ...

 読者の皆さんは“幻のリゾート・アイランド”『日曜島』をご存知ですか? J−フュージョン・ファンの間の都市伝説? 松岡直也の『日曜島』こそ,ウォルト・ディズニーのディズニー・ランド,マイケル・ジャクソンのネバー・ランドを越える「世界一の夢の国」と大評判な ...

 松岡直也と来れば「ラテン・フュージョン」である。しかしそれは松岡直也の“表の顔”に過ぎない。  松岡直也にはもう一つの“裏の顔”がある。それが「歌謡ポップ屋」さん。中森明菜の【ミ・アモーレ】よろしく,ウィシング以前から数多くの裏方稼業を続けている。   ...

 松岡直也と来れば「ラテン・フュージョン」である。しかしそれは松岡直也の“表の顔”に過ぎない。  松岡直也にはもう一つの“裏の顔”がある。それが「歌謡ポップ屋」さん。中森明菜の【ミ・アモーレ】よろしく,ウィシング以前から数多くの裏方稼業を続けている。   ...

 これは管理人と松岡直也の大名盤=『SPLASH & FLASH』(以下『スプラッシュ・アンド・フラッシュ〜遅い朝食にはビールを…』)との幸福な創作で妄想で,でも現実の手ごたえが残る夢物語である。  夏の日の2連休の1日目。時間はもう午前10時。ちょっと ...

 『夏の旅』が「夏の旅」なら『LONG FOR THE EAST』(以下『ロング・フォー・ジ・イースト』)は「秋の旅」。夕焼けのスカイラインを「もっと遠くへ。もっと東へ」。 「忘れ過ぎていた日々が,なにげないひとときにふいに浮かびあがる。  山稜のオレ ...

 『夏の旅』こそ松岡直也の“最高傑作”である。  CD1枚の出来なら『午後の水平線』が上であろうが,曲一曲一曲の魅力でいけば『夏の旅』が上である。  単純に記すと【田園詩】【夏の旅】【虹のしずく】【廃墟の街】【Uターン】の神曲5トラック。でもこれが残る ...

 『WELLCOME』(以下『ウェルカム』)は松岡直也の2枚目のライブ盤である。  これは正しい情報である。しかし管理人は長いこと『ウェルカム』を,モントルー・ジャズ・フェスティバルのライブ盤,だと思い込んでいた。  誤解のきっかけは『ウェルカム』封入 ...

 管理人は長い間『A FAREWELL TO THE SEASHORE』(以下『午後の水平線』)が大好きだった。でも2011年の今,声を大にして叫びたい。  管理人は『午後の水平線』を愛しています。以前の好きは「子供の好き」。現在の好きは「大人の好き」な ...

 『THE SEPTEMBER WIND』の大ヒットは松岡直也に苦渋の決断を迫った。ウィシングの活動休止である。  理由はウィシングの各メンバーが売れっ子となりコンボとしてのスケジュール調整が難しくなったから。  こうしてソロとなった松岡直也の再出発作 ...

 松岡直也の音楽活動30周年記念盤『THE SEPTEMBER WIND』(以下『九月の風 〜 通り過ぎた夏』)は,30周年記念を超えた松岡直也のベストCD。  何と!オリコン第2位,半年間30位以内にチャートイン! カシオペアの『PHOTOGRAPHS』 ...

 『FIESTA FIESTA』で世界進出した松岡直也&ウィシングがモントルー・ジャズ・フェスティバルにて真に世界デビュー。  その完全実況盤が『LIVE AT MONTREUX FESTIVAL』(以下『ライブ・アット・モントルー・フェスティバル』)で ...

 “風雲急を告げる”かの如く『FIESTA FIESTA』(以下『フィエスタ・フィエスタ』)が“日本のラテン・フュージョンの夜明け”を告げている。  ついに日本にもラテン・フュージョン・ブームが上陸したのだ。  のっけからとにかくサウンドが艶やか! パ ...

 『STEFFANIE DE PRAIA』(以下『海辺のステファニー』)は,ラテン・フュージョンの“御大”松岡直也が,売れないサルサに見切りをつけてチャレンジした“ラテン・ジャズ・ポップ”CD。  日本のラテン・フュージョンを渡辺貞夫と共にリードしてきた ...

『WATERMELON DANDIES』の8曲目は【WATERMELON DANDIES】。  「くだもの気分で 生きてはいるけど ほんとは野菜育ちだぜ〜♪」。高橋ゲタ夫の歌う,この歌詞にドキッとさせられる読者の皆さんも多いのでは? かく言う管理人もその ...

『WATERMELON DANDIES』の7曲目は【MAMBO ISLAND】。  【MAMBO ISLAND】に,松岡直也グループが息長く継続できた秘訣が隠されている。そう。松岡直也の“リーダーシップ”である。  【MAMBO ISLAND】の聴き所は ...

『WATERMELON DANDIES』の6曲目は【ペリエにレモン】。  【ペリエにレモン】が“超ゴキゲン”である。菅野真吾のヴォーカルが“たまらなく”楽曲にマッチしている。バックの盛り上がりと連動するヴォーカルが(本人は気付いていないだろうが)カルロス ...

『WATERMELON DANDIES』の5曲目は【SUN DOWN】。  【SUN DOWN】とは,夏の日の夕暮れ? 松岡真由美作曲=おセンチ・ソングの決定版である。この和音&ハーモニーに感動してしまう。心が“ホッ”とする,例のアレである。  中村哲のテ ...

『WATERMELON DANDIES』の4曲目は【A MIDNIGHT LAMENT】。  【A MIDNIGHT LAMENT】は,松岡直也としては貴重なサックス入り! 中村哲の“ダークに引き締まった”テナー・サックスが全編でフューチャーされていてカ ...

『WATERMELON DANDIES』の3曲目は【TANGO RENGUE】。  【TANGO RENGUE】は,松岡直也プレゼンツ“ハッピー・ウェデイング”!  自分でも,なぜそう思うのか,不思議であるが「タータラッタララ タララララララ〜♪」のサビを ...

『WATERMELON DANDIES』の2曲目は【A FIRST FLIGHT】。  【A FIRST FLIGHT】は,和田アキラのエレキ・ギターを大プッシュした“ギター・フュージョン”であるのだが,不思議とどこからどう聴いても“松岡サウンド”へと仕 ...

『WATERMELON DANDIES』の1曲目は【ワクワク・ソンゴ!】。  【ワクワク・ソンゴ!】は,典型的な松岡サウンド! イントロから始まるパーカッションのアタックにドラムとキーボードのユニゾン・バッキング!  このわずか2秒の音だけで「あっ,松岡直 ...

 なんとなく,夏と言えば“ラテン・フュージョン”! “ラテン・フュージョン”と言えば“大御所”松岡直也である。やはりホットな夏にはラテンの“分厚いリズム”が恋しくなる。  基本的にラテン,サルサ系のリズムは大体どれもワン・パターン? リズムの微妙な違いは ...

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