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カテゴリ: CD批評:F:フレディ・ハバード

 【レッド・クレイ】に関しては,フレディ・ハバードの決定的な代表曲になったばかりか「CTIオールスターズ」や「V.S.O.P.」のレパートリーにもなった。  ズバリ,フレディ・ハバードの“最高傑作”が『RED CLAY』(以下『レッド・クレイ』)である。 ...

 フレディ・ハバードにとって『BLUE SPIRITS』(以下『ブルー・スピリッツ』)は,ハービー・ハンコックの『エンピリアン・アイルズ』『処女航海』やウエイン・ショーターの『スピーク・ノー・イーヴル』録音の時期と重なる「油の乗り切った」最良の時代の演奏 ...

 フレディ・ハバードがジャズ・メッセンジャーズから独立し,自分のグループで活動を始めたのが『BREAKING POINT』(以下『ブレイキング・ポイント』)からである。  これまでは何だかんだと称賛されても,所詮雇われ稼業。自分の音楽を追及したかったフレデ ...

 『THE BODY & THE SOUL』(以下『ボディ・アンド・ソウル』)の主役はフレディ・ハバードではない。ウェイン・ショーターである。  そんな主役の2人は共にジャズ・メッセンジャーズの同僚として活動中。共演を重ね,新しいアンサンブルを重ねながら ...

 『HUB−TONES』(以下『ハブ・トーンズ』)でフレディ・ハバードが一皮むけた。  『ハブ・トーンズ』でフレディ・ハバードがジャズ・ジャイアントの仲間入りを果たした。  『ハブ・トーンズ』以前のフレディ・ハバードの強みとは「超一流トランペッター」の1点 ...

 『HUB CAP』(以下『ハブ・キャップ』)自体の出来はイマイチである。  しかし『ハブ・キャップ』には,ジャズ界のその後,を先取りしたフレディ・ハバードの功績について語られるべきであろう。フレディ・ハバードは一介のトランペッターではない。  フレディ・ ...

 フレディ・ハバードのリーダー・アルバムである。フレディ・ハバードのデビュー盤である。なのに“からっきし目立っていなかった”『オープン・セサミ』でのフレディ・ハバード。  ティナ・ブルックスである。マッコイ・タイナーである。当時はまだ無名の2人との共演であ ...

 ジャズの王者はトランペットである。そんな「王様のトランペッター」を語っていくとフレディ・ハバードの名前は外せない。  しかし,フレディ・ハバードのトランペットが本当に良いのは「新主流派」以降である。加えてフレディ・ハバードのトランペットが本当に良いのはサ ...

『FACE TO FACE』の3曲目は【WEAVER OF DREAMS】(以下【ウィーヴァー・オブ・ドリームス】)。  【ウィーヴァー・オブ・ドリームス】はフレディ・ハバードがミュートを使い,オスカー・ピーターソンもミディアム・ナンバーだから飛ばさない ...

『FACE TO FACE』の2曲目は【THERMO】(以下【サーモ】)。  【サーモ】は聴き所満載であるが,ズバリ,フレディ・ハバードが最後に全部“おいしいところをもっていくさま”を聴いてほしい。  【サーモ】の最初の聴き所は,クロマチィックなライン・ ...

『FACE TO FACE』の1曲目は【ALL BLUES】(以下【オール・ブルース】)。  オスカー・ピーターソンの【オール・ブルース】が聴ける! ついにオスカー・ピーターソンのモード・ジャズが聴ける! 管理人はこの日が来るのをずっと夢見ていた。  しか ...

 管理人は巷で定説化してしまった「フレディ・ハバード尻つぼみ説」に真っ向から反論したい。  フレディ・ハバードを掴まえて「尻つぼみ」と称するのは,単純に「ハード・バップが最高だ」と思い込んでいるジャズ・ファンたちである。  彼らの批評の物差しとは音楽形式の ...

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