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カテゴリ: CD批評:A:アート・ブレイキー,ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS

 『アルバム・オブ・ジ・イヤー』批評の中で「『アルバム・オブ・ジ・イヤー』は,ウィントン・マルサリスがジャズ・メッセンジャーズのメンバーとしてある程度の時間をコンボと共有してからのレコーディング。そう。メンバー全員,ウィントン・マルサリスがすでに“天才” ...

 『ALBUM OF THE YEAR』(以下『アルバム・オブ・ジ・イヤー』)はウィントン・マルサリスのためのアルバムである。  無論,聴き所は他に多数。何と言っても素晴らしいのが,新生ジャズ・メッセンジャーズに漲る“ジャズメン・スピリッツ”!  この ...

 ヤッター! ユニバーサルさん! 「JAZZ THE BEST・お宝コレクション」!  「ジャズ史上に燦然と輝く名盤・レア盤からリクエストの多かった作品を1100円の超お買い得価格で限定発売!」のキャッチ・コピーにハッタリはなかった〜!  そう。アート ...

 ファンキー・ジャズの“不朽の名盤”『モーニン』は,アート・ブレイキーの最高傑作であると同時にジャズ・メッセンジャーズの最大のヒット作となった。  しかし『モーニン』が売れれば売れるほど,旧来のジャズ・ファンがアート・ブレイキーへ捧げた視線は冷たくなった ...

 3管編成ジャズ・メッセンジャーズによるハリウッドのライブ盤『3 BLIND MICE』(以下『スリー・ブラインド・マイス』)は『モザイク』の姉妹盤である。  『スリー・ブラインド・マイス』を聴けば『モザイク』でウェイン・ショーターが演ろうとしたことが ...

 ジャズ界の2大“名伯楽”=マイルス・デイビスとアート・ブレイキー。  マイルス・デイビスとアート・ブレイキーは共に才能ある新人を発掘し育て上げる名手である。共にバンド・リーダーとして絶大な統率力を誇っているが,決して縛り上げることはなく「自分の眼に見込み ...

 ジャズ・メッセンジャーズにおけるアート・ブレイキーの役割には2つある。  1つにはバンド・マスター。ただしバンマスとしてのアート・ブレイキーは「人間関係」におけるリーダー・シップに限られる。音楽的にはアート・ブレイキーが指名した「音楽監督」がリーダー ...

 アート・ブレイキー・ファンの読者の皆さん,ジャズ・メッセンジャーズ・ファンの読者の皆さん。ごめんなさい。  先に謝っておきます。管理人はウェイン・ショーター偏重主義者なのです。  ゆえにジャズ・メッセンジャーズのディスコ・グラフィの中では,3管時代の ...

 『アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド VOL.1』批評は,最大の聴き所である,ジャズ・メッセンジャーズのリーダー=アート・ブレイキーの“リーダー・シップ”を中心にレビューを下した。  今夜の『AT THE JAZZ CORNER OF T ...

 『モーニン』でファンキー・ジャズの“先頭に立った”ジャズ・メッセンジャーズの“本拠地”バードランドでのライブ盤=『AT THE JAZZ CORNER OF THE WORLD VOL.1』(以下『アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド VO ...

 『A NIGHT AT BIRDLAND,VOL.2』(以下『コンプリート・バードランドの夜 VOL.2』)を聴き込むにつれある思いが湧き上がった。  これって紛れもないライブ盤なのに,どうにもこうにもスタジオ録音っぽい。ジャズ・マニアな読者の皆さんに ...

 アート・ブレイキー・クインテットを名乗るアート・ブレイキー個人名義の大名盤『A NIGHT AT BIRDLAND,VOL.1』(以下『コンプリート・バードランドの夜 VOL.1』)。  管理人は『モーニン』派なのだが,頑固者なジャズ・マニアには『コン ...

『MOANIN’』の5曲目は【THE DRUM THUNDER SUITE】(以下【ドラム・サンダー組曲】)。  【ドラム・サンダー組曲】こそ,ドラマー=アート・ブレイキーの真骨頂! 「ナイアガラ爆布」と称された,パワフルでダイナマイトな“野生児のリズム ...

『MOANIN’』の4曲目は【ALONE CAME BETTY】(以下【アロング・ケイム・ベティ】)。  【アロング・ケイム・ベティ】は,真に名曲であり名演である。一日中リピートしても飽きない+もっともっと聴きたいと思わせる。  「ジャズ界広し」と言えども ...

『MOANIN’』の3曲目は【ARE YOU REAL】(以下【アー・ユー・リアル】)。  【アー・ユー・リアル】は,典型的なハード・バップ・ナンバー。アート・ブレイキー奏でる“ミディアム・ファーストの4ビート”に心も身体も揺さぶられてしまう。  テーマ ...

『MOANIN’』の2曲目は【MOANIN’】(以下【モーニン】)。  【モーニン】を知らないジャズ・ファンは“モグリ”である! なんたって「ソバ屋の出前持ちまでが口笛で吹いた」という伝説?が残っているくらい当時の音楽界を“席巻”した超有名曲なのだから… ...

『MOANIN’』の1曲目は【WARM UP AND DIALOGUE BETWEEN LEE AND RUDY】(以下【ウォーム・アップ・アンド・ダイアローグ(リー・モーガン&ルディ・ヴァン・ゲルダー)】)。  【ウォーム・アップ・アンド・ダイアローグ ...

 ジャズ界には“名伯楽”が二人いる。マイルス・デイビスとアート・ブレイキーである。  勿論,二人ともプレイヤーとしても超一流ゆえ,正確には“名伯楽”とは呼べないが,優れたジャズメンを嗅ぎ分ける「嗅覚」は他のジャズ・ジャイアントの追随を許さない程,秀でたも ...

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