アドリブをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

ジャズ/フュージョン批評BLOG CDレビュー 名盤ガイド:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

 昨日,テレビ朝日系(HOME)「EIGHTJAM」にジャズ・ピアニストの上原ひろみが出演しました。  映像で見る上原ひろみはいつでも最高なのですが,今回のテーマ「セッション」が本当に最高すぎて深夜番組の時間帯なのに部屋で1人大盛り上がりしていました(ち ...

 仕事は自由業の管理人。ICTの現場が終わればオフなので比較的ラジオを聞けている方だと思う。そうは言っても9時10時台,13時14時台は仕事中。ゆっくりと耳を傾けられるのは11時のTOKYO−FM系「ディア・フレンズ」ぐらいから。最近はあんまり記事にして ...

 SNSを極力遠ざけてきた管理人。プライベートの情報発信など行なう理由もなければ,情報収集の方もTV・ラジオにヤフーニュースに掲載されたニュースを押さえるだけで十分満足な毎日を過ごしてきました。  ただし訳合って(学校の授業の一環として)Xを開設することと ...

 T−スクェア7年ぶりのメンバー・チェンジ。「期待は半分。不安は2倍」の中で聴いた23TH『GRAVITY』(以下『グラヴィティ』)。  『グラヴィティ』を「戦々恐々」聴き始める。聴き終える。和泉宏隆と本田雅人の不在を微塵も感じない。あれれっ? 確かにキ ...

 『MISS YOU IN NEW YORK』(以下『ミス・ユー・イン・ニューヨーク』)は『リフレッシェスト』に続く,伊東時代の名曲を本田仕様にリアレンジした企画盤。  ただし『リフレッシェスト』と『ミス・ユー・イン・ニューヨーク』の間にはかなりの隔たりが ...

 『WELCOME TO THE ROSE GARDEN』(以下『ウェルカム・トゥ・ザ・ローズ・ガーデン』)でついに“EWIの本田雅人”解禁!  英国貴族(ローズ・ガーデン)の王子様はEWIの“ここぞ!”という使い所を知り尽くしていたはずなのに…。  本田 ...

 『TAKARAJIMA』(以下『宝島』)は,T−スクェア3枚目のシンフォニックCD。  ロンドン・レコーディングによる「ミュンヘン・シンフォニー・オーケストラ」と「シティ・オブ・ロンドン・ウィンド・アンサンブル」との豪華競演アレンジに大ショック。もはや ...

 【TRURH】が先かアイルトン・セナが先か? あの時代の日本はF−1と言えば【TRURH】でありアイルトン・セナであった。  T−スクェアのメンバー5人も,実際にサーキットへ足を運ぶにつれ,F−1の魅力に,そしてセナの魅力に惹きつけられていった。  CD ...

 『夏の惑星』のテーマは「大人の夏休み」である。  朝早起きして夜も早く寝る。日中は野山に海に昆虫にスイカ。甲子園を何試合も見る。そんな「子供の夏休み」ではない。  これって,ジャケット写真の男前(則竹さんっぽい?)のせい? サメの写真がシュノーケリングで ...

 『HUMAN』(以下『ヒューマン』)こそが,スクェアの“最高傑作”である。 ( いきなりの注釈で申し訳ありませんが,この結論は管理人の独断ではありません。管理人の周りのスクェア・ファンも口を揃えて『ヒューマン』至上主義ですし,何よりも安藤さんと和泉さんが ...

 『NEW−S』との間に『T−SQUARE LIVE “FAREWELL & WELCOME”』『REFRESHEST』と企画盤を2枚挿まれた。  本田雅人の第2弾として“期待値MAX”だった『IMPRESSIVE』(以下『インプレッシブ』)は普通。  F ...

 『REFRESHEST』(以下『リフレッシェスト』)は,タイトル通りのリアレンジ企画盤。  伊東時代の名曲が本田仕様で大胆にリアレンジ。「T−スクェア アンド フレンズ」名義が表わすように,演奏は豪華で分厚いゲスト・ミュージシャン入り。  単純に伊東たけ ...

 『T−SQUARE LIVE “FAREWELL & WELCOME”』(以下『T−スクェア・ライブ “フェアウェル・アンド・ウェルカム”』)は,T−スクェアの初代フロント=伊東たけしから,2代目=本田雅人へと“たすきを繋ぐ”言わば“歓送迎会”的なライブ ...

 『ハイパー・サックス・プレイヤー,本田雅人加入。ヴァージョン・アップしたニュー・サウンド』!  このCD帯を見て初めて,T−スクェアのフロントが本田雅人へ交代したことを知った。  T−スクェアは伝統的に?メンバーの出入りが激しいバンド。しかしT−スクェア ...

 ザ・スクェアの“ネームバリュー”を捨ててまで,アメリカでのブレイクを目指したT−スクェアとCBSソニーが,本腰を入れてLA録音したのが『NATURAL』(以下『ナチュラル』)である。  「郷に入っては郷に従え」!? 『ナチュラル』には“アメリカンナイズ ...

 ザ・スクェアの“ネームバリュー”を捨ててまで,アメリカでのブレイクを目指したT−スクェアとCBSソニーが,本腰を入れてLA録音したのが『NATURAL』(以下『ナチュラル』)である。  「郷に入っては郷に従え」!? 『ナチュラル』には“アメリカンナイズ ...

 『TRUTH』の大ヒットは,望むと望まざるとに関わらず,ザ・スクェアを根底から大きく変えてしまった。  『TRUTH』は“売れ線狙い”の大傑作であったが,ザ・スクェアのオリジナリティは基本的に普遍である。それで『TRUTH』の大ヒットによって,自分たち ...

 『YES, NO。』(以下『イエス,ノー。』)こそ,スクェア史上最高に“おしゃれな”CDである。  スクェア・ファンと『イエス,ノー。』について語り合うと,かなりの高確率で『イエス,ノー。』から伊東たけしがEWI(通称イーウイ:AKAI製エレクトリック ...

 「CASIOPEA−P4 TOUR “RIGHT NOW” 〜SUMMER〜」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  メンバー入場直後のハプニング。大高清美が座席についた時に判明したキーボードのランプが点灯していないトラブルが判明。   ...

 行ってきました! 8/4「BLUE LIVE HIROSHIMA」の「CASIOPEA−P4 TOUR “RIGHT NOW” 〜SUMMER〜」!  前回のカシオペアのライブは2019年の夏だった。カシオペアが福岡に来る,となったら必ず行くはずだから ...

 一聴して「あっ,スクェアが変わったな」と感じた『S・P・O・R・T・S』(以下『スポーツ』)。  理由は「打ち込み系」の導入にある。田中豊雪+則竹裕之のリズム隊は『スポーツ』が最初で最後であるが,エレクトリック・ベースと生ドラムにリズム・マシーンの重ね ...

 バンド結成30年。安藤まさひろと伊東たけしを別にしてスクェアには重要人物が3人いる。  ベースの田中豊雪,キーボードの和泉宏隆,アルト・サックスの本田雅人である。  このうち田中豊雪は『マジック』で,本田雅人は『ニュース』で,それぞれ“鮮烈のデビュー”を ...

 海風(神風)パンチラの『ラッキー・サマー・レディー』と純白ビキニ・ギャルの『メイク・ミー・ア・スター』。そう。ザ・スクェアと来れば“夏”である。  ザ・スクェアは,その後も『リゾート』『スポーツ』での競泳,波乗り『ウェーブ』と“夏CD”を作り続けている。 ...

 『YOU ARE SO BEAUTIFUL』(以下『ユー・アー・ソー・ビューティフル』)は“エヴァンス派”木住野佳子が捧げるビル・エヴァンスへのオマージュである。  『ユー・アー・ソー・ビューティフル』は,実際にはビル・エヴァンスの愛奏集というわけでは ...

 ジャズ・ピアニストとしての志に満ちた,デビューCD『フェアリー・テイル』。大注目の2nd『PHOTOGRAPH』(以下『フォトグラフ』)は,一転,肩の力の抜けた“サラリ感”が魅力の名盤である。  優しく,しなやかなに,一つ一つの音にさりげなく情感をのせ ...

 木住野佳子のデビューCD『FAIRY TALE』(以下『フェアリー・テイル』)が素晴らしい。  軽く聴いても良い。じっくり聴き込んでも良い。書きたいこと,褒めちぎりたいことは山ほどあるが,良いの一言で『フェアリー・テイル』批評を終えてしまいたいくらいに ...

 『FACE』(以下『フェイス』)のテーマは,顔→素顔→ナチュラルな木住野佳子→12(12曲)の顔を持つ女,である。  “素”の木住野佳子のジャズ・ピアニストは「ノンジャンルの木住野ワールド」。  『フェイス』は基本=耽美でエレガントなジャズ・ピアノに違 ...

 『RENDEZ−VOUS』が木住野佳子の表名盤だとすれば,裏名盤は『BOSSA NOSTALGIA』(以下『ボッサ・ノスタルジア』)である。  え〜っと,表は『YOU ARE SO BEAUTIFUL』か『TENDERNESS』か『PRAHA』だ,とい ...

 『HEARTSCAPE』(以下『ハートスケープ−オリジナル』)と『TIMESCAPE』(以下『タイムスケープ−スタンダード』)は,木住野佳子のCDデビュー10周年記念特別企画2枚同時リリース盤。  CD1枚の2枚組ではなく2枚別々同時リリースなのは,コ ...

 『TIMESCAPE』(以下『タイムスケープ−スタンダード』)と『HEARTSCAPE』(以下『ハートスケープ−オリジナル』)は,木住野佳子のCDデビュー10周年記念特別企画2枚同時リリース盤。  CD1枚の2枚組ではなく2枚別々同時リリースなのは,コ ...

 『シエスタ』から始まった,木住野佳子の“外へ外へと発散していく”自分探しの音楽旅行。「ニューヨークのブラジル」に続く2番目の到着地は,チェコ共和国は『PRAHA』(以下『プラハ』)であった。  音楽旅行の最大の財産は“人との出会い”にある。木住野佳子は ...

 前作『テンダネス』で,ビル・エヴァンスっぽく言うならば“自己との対話”を果たした木住野佳子。  木住野佳子の次なるステージは“拡散”である。「内へ内へ」から「外へ外へ」…。  『SIESTA』(以下『シエスタ』)は,木住野佳子の“第二のライフ・ワーク”で ...

 「ジェイー小濱クインテット」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  ジェイ ・トーマスが上手い。小濱安浩が上手い。流石はバンドの顔である。流石は双頭バンドのリーダーである。ジェイ ・トーマスは確かにジャズ界の「生き字引」であり,小濱安浩 ...

 行ってきました! 4/5「JAZZ CLUB BIRD」の「ジェイー小濱クインテット」!  ハッキリ言って「息抜きのライブ」。広島観光の一環です。というのも広島へ移住してきて初めてのフリー・タイム。妻と義母は友人を引き連れて甥の引っ越しの手伝いがけてら ...

 「T−SQUARE ALPHA “YEAR−END SPECIAL 2023”』4日目」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  伊東たけしの口から飛び出た「本田雅人・オンステージ」の真意は演奏ではなくMC。管理人が本田雅人の“オレ様” ...

 行ってきました! 12/23「チキンジョージ」の「T−SQUARE ALPHA “YEAR−END SPECIAL 2023”』4日目」!  スクェア・ファンの“聖地”「チキンジョージ」での11年振りに見る“特別仕様の”ライブ。これが本当にスクェアの特 ...

 高中正義の2ndアルバム『TAKANAKA』と来れば【SWEET AGNES】一択である。そして【SWEET AGNES】と来れば深町純のモーグ・シンセサイザーのあの音色である。  【SWEET AGNES】での,あのアナログ・シンセサイザーの独特の音 ...

 ザ・スクェア初のベスト・アルバムである『LIGHT UP(BEST SELECTION)』(以下『ライト・アップ − ベスト・セレクション』)こそ,初期スクェアの宝庫。  「スクェアの1期」は“ほんわか系なのに斜に構える”仙波清彦のパーカッションに尽き ...

 管理人の中では前作『脚線美の誘惑』と『うち水にRAINBOW』が2枚で1枚の1セット。  『うち水にRAINBOW』は,以前からバック・バンド等で関係の深かった松任谷由実が,楽曲提供(【黄昏で見えない】)&タイトリング&ジャケットデザインまでをアルバム ...

 「ヒップ(←ジャケット写真参照)でポップでテクノでディスコな」ザ・スクェアが『MAGIC』(以下『マジック』)。  当時はこの手のフュージョンが大好きで『マジック』をザ・スクェアの代表作としてお奨めしていたのだが,振り返れば『マジック』は,王道のスクェ ...

 『メイク・ミー・ア・スター』でのグループ・サウンズ風に手ごたえを感じた安藤まさひろが“歌もの路線”に取り組んだ『ROCKOON』(以下『ロックーン』)。  (管理人の遠い記憶が確かならば)安藤まさひろが目指していたのは『ロックーン』のタイトルよろしくT ...

 『ラッキー・サマー・レディー』『ミッドナイト・ラヴァー』『MAKE ME A STAR』(以下『メイク・ミー・ア・スター』)『ロックーン』の4枚が“一緒くた”の「スクェアの1期」。  要するに「スクェアの1期」は“ほんわか系なのに斜に構える”仙波清彦のパ ...

  『ラッキー・サマー・レディー』『MIDNIGHT LOVER』(以下『ミッドナイト・ラヴァー』)『メイク・ミー・ア・スター』『ロックーン』の4枚が“一緒くた”の「スクェアの1期」。  要するに「スクェアの1期」は“ほんわか系なのに斜に構える”仙波清彦の ...

 正直に語ろう。“スクェア命”を公言する管理人であるが,かつて,スクェア・ファンにあるまじき,スクェアへの理解と愛情が決定的に欠落している暗黒時代が存在していた。  『LUCKY SUMMER LADY』(以下『ラッキー・サマー・レディー』)『MIDNI ...

 カシオペアの『SIGNAL』はウェザー・リポートの『ジス・イズ・ジズ』である。  『SIGNAL』がカシオペアの最終作ならば『ジス・イズ・ジズ』もウェザー・リポートの最終作。『SIGNAL』が「カシオペア+SYNCHRONIZED DNA」のデビュー作 ...

 カシオペアは“記念盤”にやたらと気合を入れるバンド。  20周年記念ライブ=『20TH』では【FRASH BACK MEDLEY】と題して,20年間を20曲は38分間のノンストップ・メドレーを演奏していた。  今回の“25周年記念盤”『GIG25』では, ...

 J−フュージョンの2大巨頭,カシオペアとザ・スクェア(T−スクェア)。  永遠のライバル関係にありながら“互いを認め心から尊敬し合ってきた”音楽同士たちである。もはやバンドの違いを越えたところで仲間意識を有している。  これは同じ釜の飯を喰ってきた当人た ...

 『INSPIRE』の本質は,クリスチャン・ラッセン風のジャケット写真が表わしている。  波の音で始まる【WINDY SUNSHINE】の“ゆったりと流れ出す”レイド・バック・グルーヴ! ゆったりとした空気感の中で,神保彰の天才的ドラミングがタイトに決まり ...

 『MAIN GATE』で,カシオペアの実態は「カシオペア・フィーチャリング・鳴瀬喜博」になった。ついにカシオペアの“ナルチョ・シフト”がスタートした。  管理人は『MAIN GATE』以降のカシオペアは,過去のどの時期のカシオペアとも別物だと考えている ...

 『BITTER SWEET』は管理人にとっての鬼門。一番印象の薄いクラスメイトのことを語れって言われても…。  『BITTER SWEET』は,王道路線を歩み続けてきたカシオペアにしては貴重な“突然変異”作。  『BITTER SWEET』のタイトルは間 ...

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