アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

 ヴィーナス・レコードの10周年記念企画。「スイングジャーナル」誌,2002年11月号掲載,読者投票による「エディ・ヒギンズ・トリオで聴きたいスタンダード・ベスト10」。  実際にはランクインした「ベスト10」が無条件に演奏されたわけではなく,上位にラン ...

 “年に一度の音楽の祭典”第62回(2019年度)のグラミー賞が2日前に発表されていました。  今まではずっと2月中旬の発表だったのに今年から1月の発表に変わったようです。  2019年度のグラミー賞はビリー・アイリッシュ一色!  ノミネートの段階で全部で ...

 片山広明のテナー・サックスは,深読みとか安易な決めつけを許さない奥の深さがあって「片山広明ってこんな感じだよね」と思っていると,あっさり裏切られたりする。  ピアノレス・バンドを率いてきた片山広明が,初めてピアニストを擁した「キャトル・バンド」がそうであ ...

 ゲイリー・バートン,小曽根真,そうして「新星」ジュリアン・レジ。  『GENERATIONS』(以下『ジェネレーションズ』)とは,そんな三世代のスター揃い踏みの意味なのであろう。仮にそうでないとしても『ジェネレーションズ』の音造りは3者が均等にリーダーと ...

 J−ジャズ界のサラブレットばかりが集まった,スーパー・ビッグ・バンド=ノー・ネーム・ホーセズは1stの録音時からすでに完璧に出来上がっていた。  あの『NO NAME HORSES』から10年。2枚目『Ⅱ』以降は曲の良さとアレンジの良さで勝負するビッグ ...

 管理人がパット・メセニー・フリークだからなのだろう。オールスター・セッションの『LIKE MINDS』(以下『ライク・マインズ』)をして,これぞ,パット・メセニーを聴くためのアルバムだと感じてしまう。  勿論,リーダーであるゲイリー・バートンのヴィヴラ ...

 SOURCEとは,ドラムの石川雅春,ベースの青木智仁,ギターの梶原順,サックスの小池修,トランペットの佐々木史郎の5人組に,キーボードの小野塚晃がスーパー・サポートとして加わるJ−フュージョンの超強力バンド。  このメンツを眺めるとバンド結成〜即アルバ ...

 ゲイリー・バートンの凄さとは誰とだって合わせられることだと思う。同じピアノとヴィヴラフォンのデュエットなのに,チック・コリアと小曽根真はまるで違う。  ゲイリー・バートンのヴィヴラフォンとは「リトマス試験紙」!(← ぴったりの例えが浮かびません)  ゲイ ...

 研ぎ澄まされ,考え抜かれた音を即興で配置するパーカッションの富樫雅彦とピアノの菊地雅章。  発せられる直前まで悩み抜き,磨かれ選び抜かれた音を精妙に配置し合う。音を奏でることは音と音の間を浮き立たせることである。そう言わんとする演奏が多い。  「J−ジャ ...

 『REUNION』(以下『リユニオン』)は100%パット・メセニーのためのアルバムである。  でもこれってパット・メセニーの意志ではない。全ては“大将”ゲイリー・バートンが仕組んだ「フィーチャリング・パット・メセニー」な名企画。  ズバリ『リユニオン』の ...

 今日のピアノ・トリオ・ブームの立役者,ヴィーナスレコードの100枚を超えるカタログ(2002年8月現在)から,ピアノ・トリオによる極めつけの名曲名演のセレクション。  「スイングジャーナル」誌,2002年9月号掲載「クリティックが選ぶヴィーナス名曲名演  ...

 大晦日は,アドリブログでも,ジャズ/フュージョンの総決算!  2019年,グラミー賞のノミネート作についてレポートします。  読者の皆さんには,管理人の一押しよりも,この中からジャズ/フュージョンに接することを(謙虚になって)お奨めいたします。 -------- ...

 ゲイリー・バートンの“最高傑作”が『ALONE AT LAST』(以下『アローン・アット・ラスト』)である。  『アローン・アット・ラスト』とは,LPのA面がモントルー・ジャズ・フェスティバルにおける圧巻のソロ・パーフォーマンス。B面がこちらも“マルチ ...

 ジャズ/フュージョン・ファンにとって「ネイティブ・サン」とは「ジャズ/フュージョン」期の『NATIVE SON』と『SAVANNA HOT−LINE』の2枚であろう。  管理人もその意見に全面的に同意する。学生時代には毎日のように『NATIVE SON』 ...

 ゲイリー・バートン&キース・ジャレット名義の『GARY BURTON & KEITH JARRETT』(以下『ゲイリー・バートン & キース・ジャレット』)が1971年。  チック・コリア&ゲイリー・バートン名義の『クリスタル・サイレンス』が1973年。 ...

 「上原ひろみ JAPAN TOUR 2019“SPECTRUM”」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  上原ひろみはJ−ジャズ界のTOPの1人である。一人で演奏しているはずなのに,右手と左手で連弾しているような雰囲気が出ている。目を ...

 行ってきました! 12/17「福岡シンフォニーホール」の「上原ひろみ JAPAN TOUR 2019“SPECTRUM”」!  “J−ジャズ界の2枚看板”山中千尋は見たことがあるが上原ひろみは見たことがない。是非一度と思いつつ,毎年気付いたら機会を逸し ...

 キース・ジャレット命の管理人。全キース・ジャレット・ファンにとって「完全コレクション」への鬼門の1枚は長らく『ゲイリー・バートン & キース・ジャレット』であった。  世界最高のジャズメン,と言うより,世界最高のミュージシャン=キース・ジャレットのアルバ ...

 アコースティックなジャズからエレクトリックなジャズへの変化を体験してきた本田竹曠,峰厚介,村上寛の面々が,フュージョンという新しいジャズにアプローチすると『SAVANNA HOT−LINE』(以下『サヴァンナ・ホット・ライン』)のように仕上がるのだと思 ...

 『A GENUINE TONE FUNERAL』(以下『葬送』)は,作・演出ともにカーラ・ブレイのアルバムである。  『葬送』におけるゲイリー・バートンの役割とは,ただカーラ・ブレイを「世に売り出す」お手伝いをした。ただそれだけのことである。  よって『 ...

 「ネイティブ・サン」の音楽とはジャズではないしフュージョンでもない。正確には日本で唯一のナベサダ・フュージョンの後継バンドである。  「ネイティブ・サン」の基本はジャズ・バンドである。特にフロントの峰厚介の演奏が完全にジャズ・サックスのまんまである。   ...

 『DUSTER』(以下『ダスター』)を聴いてイメージするのは,いつもの「ジャズ・ヴィブラフォン奏者」ゲイリー・バートンではない。  そう。巷で語られている通りデビュー当時のゲイリー・バートンの音楽性は,ヒッピーたちに熱狂的に支持されていたチャールス・ロ ...

 今日のピアノ・トリオ・ブームの立役者,ヴィーナスレコードの100枚を超えるカタログ(2002年8月現在)から,ピアノ・トリオによる極めつけの名曲名演のセレクション。  「スイングジャーナル」誌,2002年9月号掲載「クリティックが選ぶヴィーナス名曲名演  ...

 ユッコ・ミラーである。ジャズ・サックス第三極の登場である。  第三極を解説するなら,第一は矢野沙織〜寺久保エレナに代表される「王道」ライン。第二は小林香織に代表されるフュージョン・ライン。  ズバリ,第三極とは見た目コスプレチックなオタク系女子なゲテモノ ...

 グラント・グリーンのアルバムを辿っていくと,必らずやオルガン・プレーヤーとの共演盤を追いかけることになるのだが,その中でもビッグ・ジョン・パットンとの「相性の良さ」はズバ抜けて高いと思っている。  その理由は2人共通の音楽スタイルにある。何を演っても「 ...

 檻の中(スタジオ録音)で飼われた野獣王国の音楽とは,観賞用なのだから,まぁ,大人しい。本当の野獣王国の音楽とは檻の外(LIVE)にある。  飼いならされてなどいない,野生の本能が爆発するのは絶対にLIVEの方である。『野獣王国LIVE』である。  野獣王 ...

 随分と久しぶりに「貴公子」デビッド・ベノワの新作を聴いてみた。いつも通りの「安定のスムーズ・ジャズ」を期待して購入した。『EARTHGLOW』(以下『アースグロウ』)である。  いきなりボサノヴァ調の【BOTSWANA BOSSA NOVA】で始まり【 ...

 「T−SQUARE コンサートツアー2019 『HORIZON』」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  オープニングからの2曲終わりで「今日はどうもありがとうございました。また会いましょう」。のっけから坂東くんが絶好調で「どうどうど ...

 行ってきました! 11/9「大分BRICK BLOCK」での「T−SQUARE コンサートツアー2019 『HORIZON』」!  いや〜,楽しい〜。何てったって「チキン・ジョージ」か「BRICK BLOCK」かと謳われる,伊東さんのお気に入りの箱での ...

 ブルーノートの4000番台と来れば,1500番台の直球ど真ん中な黒いハード・バップからライトなハード・バップへの変革期の記録である。ファンキーがあればモードもある。フリーへの動きも感じることができる。実に“美味しい”100枚が並んでいる。  そんな中, ...

 「DIMENSION HISTORICAL LIVE 2019 VOL.03」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。  いや〜,最高だった。なぜって? それは今回の福岡公演がDIMENSIONにとっての「初めてづくし」の目撃者となれたか ...

 行ってきました! 11/3「Gate’s7」の「DIMENSION HISTORICAL LIVE 2019 VOL.03」!  いや〜,最高だった。6月から「DIMENSION HISTORICAL LIVE」なるものが始まったことすら知らなかったが ...

 今日のピアノ・トリオ・ブームの立役者,ヴィーナスレコードの100枚を超えるカタログ(2002年8月現在)から,ピアノ・トリオによる極めつけの名曲名演のセレクション。  「スイングジャーナル」誌,2002年9月号掲載「クリティックが選ぶヴィーナス名曲名演  ...

 上原ひろみの10年振りのピアノ・ソロ『SPECTRUM』をフラゲして購入後1カ月聴き続けた。  正確にはこの1カ月間,ボーナスディスクの『LIVE AT BLUE NOTE NEW YORK 2010』ばかりを聴いていたし,途中からは『PLACE TO  ...

 『IN THE TRADITION VOL.1』『IN THE TRADITION VOL.2』(以下『イン・ザ・トラディション VOL.2』)の発表はアンソニー・ブラクストンにとって,自身のこれまでのキャリアを自分で否定するような困難な作業だったこと ...

 「熱帯JAZZ楽団」は「カヴァーを超えるオリジナル」を楽しみとする管理人。  オリジナル・ベスト集『ⅩⅡ 〜THE ORIGINALS〜』だが,収録曲の三分の二はコレクション済だったので買わなくても良かったのだが,ちょうどセールのタイミングでGET。新 ...

 『IN THE TRADITION VOL.1』(以下『イン・ザ・トラディション VOL.1』)の購入目的はアンソニー・ブラクストンではなかった。  尤もアンソニー・ブラクストンの演奏を1度も聴いたことがなかったので,どんなものかという興味もあった。しか ...

 『ⅩⅠ 〜LET’S GROOVE〜』とは「熱帯JAZZ楽団」ではなく「熱帯POPS楽団」のような,誰もが知っているハッピー&グルーヴィンな「ラテン・ポップス・ビッグ・バンド」集。  「熱帯JAZZ楽団」がここまでJAZZを捨てて来るとは? 正直『ⅩⅠ ...

 ゲイリー・バーツとソニー・フォーチュンである。この2人の名前の並びを見ると,ゲイリー・バーツ個人でもソニー・フォーチュン個人でもなく,一気に電化マイルス・モードへトリップしてしまう。  それぐらいにマイルス・デイビスの信者にとってはパワーのある名前であ ...

 『Ⅹ 〜SWING CON CLAVE〜』は,ウディ・ハーマン,カウント・ベイシー,グレン・ミラーのスイング・ジャズの定番曲に焦点を当てた正統派ビッグ・バンドとしての演奏集。  スイング・ジャズの特長とはソロやアドリブというよりアレンジ命。個性溢れる名 ...

 「CTIオールスターズ」が「CTI“ジャズ”オールスターズ」であるならば「フューズ・ワン」は「CTI“フュージョン”オールスターズ」である。  フュージョンの老舗であるCTIの企画盤「フューズ・ワン」の『FUSE』(以下『フューズ』)は,フュージョン・ ...

 『Ⅸ 〜MAS TROPICAL!〜』に渡辺貞夫がゲスト参加すると聞きつけた時,もしや「熱帯JAZZ楽団」が渡辺貞夫を喰ってしまうのでは?と期待したのだが,やっぱり渡辺貞夫は渡辺貞夫。  ズバリ『Ⅸ 〜MAS TROPICAL!〜』の真実とは「渡辺貞夫  ...

 あのパット・メセニーが「30年振りに指名した木管奏者」なのだから,クリス・ポッターが「世界一」の称号で呼ばれたとしても,別段気に留めることはなかった。  ただし自分自身の中で,お奨めのサックス奏者は?と尋ねられてもクリス・ポッターと答えたことは一度もなか ...

 「スイングジャーナル」誌,2000年10月号掲載,岩波洋三,大村幸則,小川隆夫,小西啓一,杉田宏樹,高井信成,中条省平,成田正,藤本史昭,村井康司,田中伊佐資,淡谷幸次の12名のジャズ評論家が選んだ「21世紀に残したいジャズBEST&BEST100:ジ ...

 管理人はブートは買わない。と言いつつも,買ったことがないだけで友人から借りて聞いたことはある。ユーチューブもブートみたいなものと考えると時々ブートを聞いていることになる。でも(これからも絶対に買わないとは言い切れないが)基本的にブートは買っていない。 ...

 管理人は基本的に大編成ものは好みではない。ビッグ・バンドを日常ではほとんど聴かない。それは「熱帯JAZZ楽団」に関しても同じこと。  ハーモニーやアンサンブルもそれ自体は好きではあるが,どうにも演奏が鈍いというか「ジャズとはアドリブ芸術」人間なので「熱帯 ...

 「フル・ムーン」と「ラーセン=フェイトン・バンド」は別物か否か? それって「ザ・スクェア」と「T−スクェア」は別物か否か?と尋ねているようなものなのに…。  そう。ニール・ラーセンのキーボードとバジー・フェイトンのヴォーカル&ギターがバンドの不動の2T ...

 BLUE NOTE CLUB「ジョン・コルトレーン『ザ・ロスト・アルバム』特製Tシャツ」が当たりました!  ジョン・コルトレーンの未発表アルバム『ブルー・ワールド〜ザ・ロスト・サウンドトラック』の発売決定を記念し,昨年大ヒットを記録した『ザ・ロスト・ア ...

 行ってきました! 中洲ジャズ2019 2日目! 9/15の『TRI4TH,石原顕三郎 WITH TRAVELLING STRINGS,ユッコ・ミラー・カルテット』の3ステージ!  中洲ジャズにして初の連チャン。昨日は4人全員が初見でしたが4人全員が素晴 ...

 行ってきました! 中洲ジャズ2019 1日目! 9/14の『豊島ひろ子グループ,GAZZ,高木里代子,EMI MEYER,鬼塚康輔』の5ステージ!  中洲ジャズも2019年で11回目にして変革の時。昨年までは金土開催だったのが今年はついに土日開催。金曜 ...

↑このページのトップヘ

Copyright (C) 2005-2023 アドリブログ All Rights Reserved.