アドリブをログするブログ “アドリブログ” JAZZ/FUSION

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

アナログレコード  『WYNTON MARSALIS』の4曲目は【HESITATION】(以下【ヘジテイション】)。  【ヘジテイション】は,ロン・カーターのベースが冴えわたる,気合いの入ったジャズ・バトルだ。  ユニゾン終わりの14秒から,終始ロン・ ...

アナログレコード  『WYNTON MARSALIS』の3曲目は【RJ】。  【RJ】は最高にスリリング! 入りのユニゾンからただごとではない。あんなに速いフレーズを,トランペットでこうも完璧に吹けるものか,と度肝を抜かれたことを思い出す。  その直 ...

アナログレコード  『WYNTON MARSALIS』の2曲目は【I’LL BE THERE WHEN THE TIME IS RIGHT】(以下【アイル・ビィ・ゼア・ホエン・ザ・タイム・イズ・ライト】)。  【アイル・ビィ・ゼア・ホエン・ザ・タイム・ ...

アナログレコード  『WYNTON MARSALIS』の1曲目は【FATHER TIME】(以下【ファーザー・タイム】)。  【ファーザー・タイム】は,デビューCDのファースト・トラックということで,ウイントン・マルサリスの名刺代わりにふさわしい。   ...

アナログレコード  現代のジャズ・ファン全ては,良くも悪くもウイントン・マルサリスに感謝すべきである。  ウイントン・マルサリスの登場はジャズ史におけるエポック・メイキング,時代の流れを変える衝撃だった。ウイントンの登場なくして,この2006年に熱い4 ...

 2006年となりました。今後の執筆の参考にいたしたく,本日,アンケートボードを設置してみました。  全部で9項目設定してあります。投票は一人1項目限定ではありませんので,気になる項目には幾つでも投票可能です。  どうぞお気軽に−Mini Vote−にご参 ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...

 今夜は大晦日。大晦日と言えば今年1年の総決算。音楽番組でも「紅白歌合戦」&「日本レコード大賞」がある。  で,世界的には「グラミー賞」! 大賞の発表は2月8日(日本時間では2月9日)であるが,すでに金賞(ノミネート作)が発表されている。  そこで大晦日 ...

 お待たせしました! 「スーパートリビア」のシリーズ化,第二弾がまもなくスタートすることが,本日,正式決定いたしました。  気になるそのシリーズのタイトルとは…。 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」!  このシリー ...

 師走。歳末。流行語大賞の発表である。  2005年の流行語として「ちょいモテオヤジ」が選ばれた。「ちょいモテ」って,本当に流行っているのか? 「ちょい不良(ワル)」のような気がするが…。  「ちょいモテ」「ちょい不良(ワル)」の真偽は置いといて,管理人が ...

アナログレコード  『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の4曲目は【FOUR ON SIX】(以下【フォー・オン・シックス】)。  【フォー・オン・シックス】は,軽快なリズムに乗せて耳馴染みのテーマが延々と変化を見せるナンバー。ついつい ...

アナログレコード  『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の2曲目は【IF YOU COULD SEE ME NOW】(以下【イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ】)。  【イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ】は,極上バラード! このロ ...

アナログレコード  『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の1曲目は【NO BLUES】(以下【ノー・ブルース】)。  【ノー・ブルース】こそ,ジャズ・ギターの金字塔! このトラックを聴いてジャズ・ギターに目覚めた人もいれば“もう手が出な ...

アナログレコード  『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(映画)の中で,主人公がエレキ・ギターをライトハンドかなんかで弾き鳴らし,きょとんとした聴衆の反応に「まだ早かったか」みたいなヒトコマがある(あるはずでは? 映画は詳しくないので間違っていたら読み流 ...

アナログレコード  『THE LITTLE GIANT』の3曲目は【LONLY ONE】(以下【ロンリー・ワン】)。  【ロンリー・ワン】は『THE LITTLE GIANT』唯一のワン・ホーン&テナー・トリオ。そこへ持ってきてこの楽曲だ。  このトラ ...

アナログレコード  『THE LITTLE GIANT』の2曲目は【THE MESSAGE】(以下【ザ・メッセージ】)。  いや〜,名演です。この音! 音! 【ザ・メッセージ】には“ハードバップ”とか“ファンキー”と呼ばれた,ジャズに一番勢いがあった“ ...

アナログレコード  『THE LITTLE GIANT』の1曲目は【OLIVE REFRACTIONS】(以下【オリーブ・リフラクションズ】)。  【オリーブ・リフラクションズ】こそセクステットの魅力満開! ジョニー・グリフィンの出来については,ソロは ...

アナログレコード  ソロ・ピアノに始まって,デュオ,トリオ…。ジャズは小編成ものの人気が高い。それはプレイヤー各人の自由度が高く,より個性を発揮しやすいからなのだろう。  しかし真に味あるジャズメンであれば,たとえ大編成の中でプレイしたとしても,その“ ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の8曲目は【CHINA BLUES】(以下【チャイナ・ブルース】)。  ウェザー・リポートのラスト・トラックである【チャイナ・ブルース】は“蛍の光”! 別にこじつけでも後付けでもない。音が「サヨナラ」を告 ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の6曲目は【CONSEQUENTLY】(以下【コンセクエントリー】)。  【コンセクエントリー】はビクター・ベイリーの自作自演。  “ベーシスト”ビクター・ベイリーが,スローなベースでドラマを演出している ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の5曲目は【MAN WITH THE COPPER FINGER】(【マン・ウィズ・ザ・コパー・フィンガーズ】)。  【マン・ウィズ・ザ・コパー・フィンガーズ】の主役はサンタナであり,ジャズ/フュージョン ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の4曲目は【JUNGLE STUFF, PART Ⅰ】(以下【ジャングル・スタッフ パート Ⅰ】)。  【ジャングル・スタッフ パート Ⅰ】は,2曲目【フェイス・ザ・ファイアー】と比較すると,少しばかり“ ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の3曲目は【I’LL NEVER FORGET YOU(Dedieated to the memory of my parents)】(以下【アイル・ネバー・フォアゲット・ユー】)。  【アイル・ネバー・ ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の2曲目は【FACE THE FIRE】(以下【フェイス・ザ・ファイアー】)。  ボイスの導入によって新境地を開拓しようと試みた,ジャコ・パストリアス脱退後のウェザー・リポート。  しかし,この最終作【フ ...

アナログレコード  『THIS IS THIS』の1曲目は【THIS IS THIS】(【ジス・イズ・ジス】)。  【ジス・イズ・ジス】は,最強のジャズ・コンボが贈るバリバリのロック・チューン!  ジョー・ザビヌルのキーボードが乗りまくっていて“華やか ...

アナログレコード  音楽の世界にバンドの解散やメンバーの脱退はツキモノ。終了直前のCDを聴くと「あぁ,やっぱりな」と,もろ音に出ていることも少なくない。しかし中には「何でこれが解散なの? 今までで最高の出来なのに」と思えるものもある。  ウェザー・リポ ...

 《 ジャズにおいてピアノを究めた者はいまだかつて現れていない。  トランペットはマイルス・デイビスによって,アルト・サックスはチャーリー・パーカーによって,テナー・サックスはジョン・コルトレーンによって,それぞれ究められてしまった。  最大音域の自由と ...

 『MINT JAMS』の7曲目は【SWEARE】(以下【スウェアー】)。  【スウェアー】のテーマは“愛と希望そして誓い”! 正に「明日生きるための力」を与えてくれる名トラックである。管理人はこのオフィシャル・テーマに“与え合う幸福”を付け加えたい。 ...

 『MINT JAMS』の6曲目は【TEARS OF THE STAR】(以下【ティアーズ・オブ・ザ・スター】)。  【ティアーズ・オブ・ザ・スター】は,カシオペア・バラードの原点! 野呂一生のシンプル,かつ“極上”のメロディを最高に“ロマンティック”な ...

 『MINT JAMS』の5曲目は【DOMINO LINE】(以下【ドミノ・ライン】)。  【ドミノ・ライン】とは正にピッタリのネーミング! スリル満点! ノン・ストップで全てのリスナーを「なぎ倒していく」このビートに,もう乗っかるしかないでしょう。 ...

 『MINT JAMS』の4曲目は【TIME LIMIT】(以下【タイム・リミット】)。  真に“スリリングな演奏”という言葉は【タイム・リミット】のためにある。この“後がない”緊張感が,笑顔を消し去り,聴覚だけに全神経を集中するよう脳に代わって指令を下 ...

 『MINT JAMS』の3曲目は【MIDNIGHT RENDEZVOUS】(以下【ミッドナイト・ランデブー】)。  イエーィ! グルーヴィー! ファンク・ビートに乗ったギターとキーボードが,いつもの何倍も“力強く”鳴っている! ここにいるのは“強面の” ...

 『MINT JAMS』の2曲目は【ASAYAKE】(以下【朝焼け】)。  【朝焼け】は超有名! 最近はPOPグループにもカバーされる程のカシオペアの十八番! 【朝焼け】抜きのライブなどあり得ない。  一度,汐留のプチ復活ライブの際にオープニングで使われ ...

 『MINT JAMS』の1曲目は【TAKE ME】(以下【テイク・ミー】)。  【テイク・ミー】は実にエレガントでエクセレント! 決してバラードとは呼べない熱い演奏なのだが,甘く切ないメロディーと向谷実のエレピに誘われ,思わず涙してしまう。そんな「パブ ...

 よみがえる青春! 管理人にとって,カシオペア抜きに青春など語れない!  メチャメチャ思い入れがあるのでレビューするのをためらっていましたが,数名の読者の皆さんからリクエストをいただき,背中を押されて?ついに登場!  でも下手なこと書けないと思うと,筆が重 ...

アナログレコード  『BALLADS』の4曲目は【ALL OR NOTHING AT ALL】(以下【オール・オア・ナッシング・アット・オール】)。  『BALLADS』のCD化にあたり,9曲目【アップ・ゲインスト・ザ・ウォール】の扱いについて議論され ...

アナログレコード  『BALLADS』の3曲目は【TOO YOUNG TO GO STEADY】(以下【トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ】)。  【トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ】でのジョン・コルトレーンの情感といったら…。間の取り方といい, ...

アナログレコード  『BALLADS』の2曲目は【YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS】(以下【ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ】)。  【ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ】(邦題【恋の味をご存知ないのね】)を是非聴い ...

アナログレコード  『BALLADS』の1曲目は【SAY IT (OVER AND OVER AGAIN)】(以下【セイ・イット】)。  管理人は,いつでも・どこでも・何をしていても,このトラックにやられてしまう。【セイ・イット】のワンフレーズが流れる ...

アナログレコード  「シーツ・オブ・サウンド」と形容されるように,ジョン・コルトレーンの特徴は“激しくもメロディアスなブロー”にある。  しかし少数派ではあるが,ジョン・コルトレーンの本質はバラードにある,と主張する人々もいる。かく言う管理人もその一人 ...

アナログレコード  『PAT METHENY GROUP』の5曲目は【APRIL JOY】(以下【エイプリル・ジョイ】)。  【エイプリル・ジョイ】は4曲目【エイプリル・ウィンド】の組曲として語られることが多い。  もちろん,タイトルからしてもCDの構 ...

アナログレコード  『PAT METHENY GROUP』の4曲目は【APRIL WIND】(以下【エイプリル・ウィンド】)。  【エイプリル・ウィンド】は,パット・メセニーのギター独奏であるが,12弦の“華やかさ”にまず惹かれ,聴き込む度に“完成され ...

アナログレコード  『PAT METHENY GROUP』の3曲目は【JACO】(以下【ジャコ】)。  【ジャコ】はJAZZY! にわかフュージョン・ファンの中には,パット・メセニー・グループはジャズではない,と言い切る人たちもいますが,このトラックを ...

アナログレコード  『PAT METHENY GROUP』の2曲目は【PHASE DANCE】(以下【フェイズ・ダンス】)。  【フェイズ・ダンス】は超人気! 管理人の周りのメセニー・ファンに言わせると,パット・メセニー・グループでは絶対に外せないトラ ...

アナログレコード  『PAT METHENY GROUP』の1曲目は【SAN LORENZO】(以下【想い出のサン・ロレンツォ】)。  【想い出のサン・ロレンツォ】を一言で表現するなら,それは“歓び”!  新緑の季節を迎える大地のイメージかな。新たな生 ...

アナログレコード  読者の皆さんは,ある音楽を耳にして映像のイメージが脳裏に浮かび上がる,という経験をしたことがおありですか?  よくある過去の出来事と当時流れていた音楽とのフラッシュバックとは別の話です。風景でなくとも,色とか空気感とか香りとか…。抽 ...

 《 ジャズにおいてピアノを究めた者はいまだかつて現れていない。  トランペットはマイルス・デイビスによって,アルト・サックスはチャーリー・パーカーによって,テナー・サックスはジョン・コルトレーンによって,それぞれ究められてしまった。  最大音域の自由と ...

アナログレコード  『HEAD HUNTERS』の2曲目は【WATERMELON MAN】。  軽快なイントロの掛け声?とは裏腹に,JAZZYなサックスがファンキーに“歌う”【WATERMELON MAN】は“ご存じ”ハービー・ハンコック自身の代表曲。 ...

アナログレコード  『HEAD HUNTERS』の1曲目は【CHAMELEON】。  イントロからして,いかにも,という感じの【CHAMELEON】に,新時代の息吹を感じた懐かしさがよみがえる。  さすがに今聴くと古くさくも思えるが,とても30年前の作 ...

アナログレコード  『HEAD HUNTERS』(以下『ヘッド・ハンターズ』)ほど,ジャズ・ファンから“ダメ出し”されてきたCDもないであろう。  『ヘッド・ハンターズ』発売時のハービー・ハンコックは,すでにジャズ・ピアニストとしての名声を博していた。 ...

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